日本人初のオリンピック金メダリスト、織田幹雄さん。
三段跳び・・・世界の陸上競技界のレジェンドです。
織田幹雄さんをテーマとして建てられた織田幹雄記念館が、広島県海田町にあります。
行ってきました。
この記念館では織田幹雄さん(1905年~1998年)の人生を時系列で見ることが出来ます。
「時代のフィールド」「言葉のギャラリー」「競技のライブラリ」の3つのエリアがあり、ODAシアターではビデオを観ることが出来ます。
織田幹雄さんは、幼少の頃は、海田町の野山を駆け回っていたそうです。
中学の頃には、幅跳びが全く飛べず、体育の先生から特訓を受けたそうです。
努力家の織田さん・・・なんと学年でトップになったそうです。
1924年のパリ五輪では、6位入賞。
そして、1928年のアムステルダム大会では、金メダル。
日本人初の金メダルです。
世界を驚かせました。
織田さんの存在がなければ、1964年の東京オリンピックはなかったと言われています。
その後、織田さんは後進の育成に携わり、オリンピック委員会の仕事で大きな貢献をされています。
93歳で逝去されました。
すごい人がいたものです。
スポーツ広島の草分けとも言える織田幹雄さん。
日本の、いや世界のアスリートに天国からエールを贈られていると思います。