能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

巨万の富があったら・・・たぶん公開の私設美術館を造ると思います JR目黒駅前の久米美術館

2015年02月03日 | 美術館・アート

 

 
JRの駅に一番近いミニ美術館 久米美術館
 JR目黒駅から徒歩1分。目黒駅の真ん前に建つ久米ビルの8階に、久米美術館があります。 この美術館は、東京帝国大学教授だった久米邦武さん(1839~1931)とその息子さんの画...
 

JR目黒駅の西口の真ん前にある久米美術館。

コレクションを集めた久米さんの趣向が、よく伝わってくるミニ美術館です。

先日、友人たちと飲んでいて、「巨万の富があったら・・・」という架空の話をしていたところ、その質問は、本当にその人の価値観を知るのに最適な質問だと感じました。

 

「キャバクラを借り切って、ドンペリ抜いて、大騒ぎ」

「ポルシェとフェラーリをガラージにならべる」

「相談無料の法律事務所を経営する」

「アフリカに渡り、エボラ出血熱を断絶させる」

「50フィートのクルーザーを買い、世界一周する」

「日本のホームレスをなくす」・・・

 

身近な欲望を満たすパターンから、社会的な課題を解決するという崇高な問題解決まで、様々でした。

自分は、「若き芸術家の作品を買い集め、私設の美術館を経営する」・・・と、ちょっとカッコいい答え。

みんなにスルーされました(笑)が、結構本気です。

 

島根県にある足立美術館。

この美術館は、アメリカの日本庭園ランキングで長年トップの地位をキープしています。

京都にある桂離宮の庭園や龍安寺の庭園などの神社仏閣のさらに上にランキングされているのです。

世界一の日本庭園・・・。

この足立美術館を作ったのは、今の島根県安来市出身の鉄工所の親父さん。

商売で成功し、日本の辺境(ゴメンナサイ)安来に世界トップクラスの日本庭園を築き上げたのです。

ここの横山大観コレクションは、おそらく世界一。

本当にすごい志だと思います。

http://blog.goo.ne.jp/tomitomi111/e/96f6f1613e9f123fa507eae7e357c07b

もし、巨万の富があったら・・・

日本、いや世界の若き芸術家・・・ビンボーな、でも明日を見据えている画家、彫刻家、デザイナー、音楽家などが、第一のゴールとして目指す私設美術館を開設するのが夢です。

いつの時代もそうですが、芸術、美術、音楽などをやっている人たちは本当にビンボー。

東京芸大を出ても、国際的なコンクールで評価されても・・・年収は数百万円・・・本当に費用対効果、インベストメントが報われない世界です。

痩せこけた、でも目がランランと光っている若者を引き上げることは、国ではなく、民間の仕事だと思います。

岡山県倉敷市にある大原美術館も、そういった理念で開設されています。

 

新しい美術館では・・・

お洒落なカフェや、スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーをラインナップしたバールを併設・・・美大生や音大生が気楽に集まれる「場」を造ること・・・。

夜通し、語り、ディベートし、夢を語り合う場がある・・・。そんなスペースがあれば素敵だと思います。

(ちょっと、税金対策も考えますが・・・-笑-)

そんな夢を見ながら・・・飲む、飲む、飲む・・・なかなか素敵な時間です。

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