今日、原宿でポスターを見て、思わず立ち止まってしまいました。
キャッチコピーを見て、思わずボディコピーまで読み込み、あまりの感動でボディコピーまでメモ帳に書き込んでしまいました。
誰が書いたんだろう?考えてしまいました。
そのコピーを、そのままご紹介させていただきます。
「ありがとう
太陽に、光に、この星の温かさに、
ありがとう。
雨に、川に、きれいな水に、
ありがとう。
大地に、杜に、お米に、
ありがとう。
祖先に、父に、母に、私の命に、
ありがとう。
・・・
感謝すべきものに気づいたら、
大切なものを守ることができます。
この鳥居の向こうでは、
二千年もの間、
感謝の心を捧げる祈りが、
つちかわれています。」
背景には、鳥居。コピーは、縦書きで、右下に書かれています。
スポンサーは、伊勢神宮。
神宮弐年遷宮の案内ポスターです。
今年10月、三重県の伊勢神宮では、神様が20年ごとに引っ越しをされる年。
その案内ポスターなのです。
B3のサイズでしたが、ポスターからオーラが出ていました。
「この星の温かさ」「きれいな水に」「お米に」「わたしの命に」といった表現は、本当に秀逸です!
お見事!
昨年、伊勢神宮に参拝してきましたが、そこはまさに日本最強のパワースポット。
参道を歩くだけで地面からのパワーをビシバシ感じる事のできる、特別な土地です。
今年の秋、時間を作って伊勢神宮に行ってみたいと考えました。
これを書いたのはプロのコピーライターなのか、神宮関係の人なのか、悩んでしまいました。
このコピーには、今の社会問題が美しく組み込まれていると思います。
久々の感動的なコピーでした。