日本の家計が保有する金融資産が2000兆円を超えるそうです。
国の年間予算の3倍以上です。
NISAやイデコ、株式投資・・・以前のように貯蓄、預金メインから投資にシフトしているようです。
今週の日経ビジネス誌の特集記事は「個人資産2000兆円を狙え 金利復活、企業の成長源に」。
金利が上がり、インフレ懸念もある中、資産の防衛のために個人も動いていることをレポートしています。
Contents
Part1 企業の成長支える資金 熱烈ファンが出し手に
Part2 伸びる証券、守る生保 銀行の預金争奪戦再び
Part3 富裕層マネー360兆円を生かせ 高島屋が運用助言買収 オルタナ投資、日本でも
北海道の日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドの建設費600億円のうち200億円を個人投資家が出したそうです。
お金持ち、富裕層がいるんですね。
最近では、プロックチェーンやセキュリティトークンといったテクノロジーを活用した1万円から買えるデジタル社債も出されているようです。
個人投資家の高齢化が課題になっていた日本の証券ですが、最近では若い人たちの投資が増えているそうです。
今では、国民の5人に一人はNISA講座を保有しているそうです。
貯蓄から投資へ・・・。
日本も米国のようになっていくんでしょうか。
米国では、証券会社や投資銀行が主流で、生保や銀行はサブ・・・。
時代は変わりつつあるようです。
最近では、オルタナ投資、ウェルスマネジメント、プライベートバンキングといった米国のマネをした投資業界も台頭しています。
オルタナ(オルタナティブ)とは従来の伝統的な資産とは異なる代替金融商品への投資、ウェルスマネジメントとは個人資産の最適管理、プライベートバンキングとは個人向けにオーダーメイドな助言をする専門家を意味します。
いっぽうESG投資、インパクト投資といった「世のため人のため社会のために」貢献する企業に投資するというコンセプトもあります。
ただし、投資は自己責任。
しっかり勉強して、余裕資金で運用することが最重要です。