能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

11月4日は中小企業診断士の日・・・今年から中小企業診断協会から日本中小企業診断士協会連合会に名称変更しています

2024年11月04日 | マネジメント

中小企業診断士は、経済産業大臣登録の国家資格。

経営コンサルタント唯一の国家資格です。

ちょっと地味な資格です。

「和製MBA」とも言われています。

そのミッションは、この国の産業界の99%を占める中小企業、零細企業の支援とサポート。

昭和23年11月4日、中小企業庁により「中小企業診断実施基本要領」が制定され、経営に関する専門家を活用する「中小企業診断制度」が発足した日とのことです。

今年から一般社団法人中小企業診断協会から一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会に名称変更しています

この資格を取得するためは、1次試験、2次試験、口頭試験、診断実習など、いくつもの壁を越えていかなければなりません。

最近、1次試験の合格者等に「中小企業診断士補」的な資格を作り、中小企業の需要に対応していくという動きもあるようです。

中小企業を支援する専門家、スペシャリストが少ないということなのでしょう。

診断士の7割が大企業に勤務しているということもあるのだと思います。

この資格を取得、登録して、早24年。

小職にとっては、この資格は、自分自身のOSのような存在です。

このOSに、さまざまな専門性の高いアプリを乗っけていくというキャリア形成を進めています。

研究会や勉強会に参加したり、診断士仲間で交流したりと日々資格を活かして楽しんでいます。

世のため、人のため、社会のため、ニッポンの中小企業のためにお役立ち出来るよう、日々努力精進して参る所存です。


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ハリスvs.トランプ 世界・日本・産業の運命・・・日経ビジネス誌の特集記事 BCP(事業継続計画)を策定していくことの必要性

2024年11月04日 | 本と雑誌

明日11月5日に行われる米国大統領選挙。

ハリスさんが勝つのか?トランプさんが勝つのか?

勝敗が読めない大接戦・・・世界がハラハラドキドキしながら見つめています。

日経ビジネス誌2024.11.4号の特集記事は「ハリスvs.トランプ 世界・日本・産業の運命」。

ビジネス専門誌としての分析記事を掲載しています。

Contents

Part1 消えゆく自由貿易 「もしトラ」で分断加速

Part2 日本が喜ぶ勝者はトランプかハリスか

Part3 トランプ関税でインフレ再燃危機

Part4 ウクライナ、中東、朝鮮半島、台湾 4つの戦争危機で高まる核の脅威

 

今年よく使われた「もしトラ」は8年前に同誌が初めて使ったそうです。

売れた書籍「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)」から派生したフレーズ。

8年前は、その「もし」が現実のものとなり、世界中は大騒ぎとなりました。

国内の分断が言われるアメリカ合衆国・・・保守かリベラルに二分されています。

それでなくとも、先行きが読めないVUCAの時代・・・明るい世界になる可能性は高くないような気がします。

景気減速、為替の上下動、戦争の危機、核の拡散、米中対立・・・大変な状況です。

日本国内も政治が不安定化・・・こちらも心配です。

大接戦となっているハリスvs.トランプ。

世界、日本、産業、社会は、どうなっていくんでしょうか?

会社組織も個人も、「もしトラ」「もしハリ」で起こるであろうことを想定して、BCP(事業継続計画)を策定していくことが求められていると思います。

これからの時代、国内政治や世界情勢、経済や社会もカオスの世界、混乱の時代になってくる予感がします。


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