能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

イアン・ブレマーさんの2022年予測 日経ビジネス誌「賢人の警鐘」 今年最大のリスクは中国!

2022年01月30日 | 社会・経済

常にベンチマークしているイアン・ブレマーさん。

米国のシンクタンクであるユーラシアグループ社長。

国際政治学者としての顔もあります。

スタンフォードで博士号、フーバー研究所の史上最年少研究員、そしてシンクタンクを立ち上げるというキラキラ・キャリアです。

毎年、世界が懸念すべき十大リスクを発表しており、NHKのニュースにも取り上げられたりしています。

日経ビジネス誌2022.1.31号の「賢人の警鐘」に登場したイアン・ブレマーさん。

珍しく3つの明るいニュースから予測を展開しています。

1 新型コロナウイルスはエンデミック(インフルエンザのような地域流行)となるだろう。withコロナの時代だが、通常の生活に近づく。数週間単位だろう。

2 世界の地政学で最も重要な米中関係は2022年も経済面で密接に結びつき続けるだろう。

3 米国で致命的な状況の民主主義も世界を見渡せば機能している。日本やドイツでは民主主義は死んでいない。

 

逆に、2022年の三大リスクとして、次の3つを挙げています。

1 中国のゼロコロナ政策の失敗 工場が止まりサプライチェーンが分断される?

2 テクノポーラー(巨大テック企業)の世界 GAFAMが握る個人データやプライバシー

3 米国の中間選挙 ふたたびトランプ?

チャイナショックが起こり、世界経済に大きな惨禍をもたらすのか・・・。

米中関係や米露関係、ウクライナやイエメン・・・国際関係のニュースから目が離せない1年になりそうです。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 太陽がいっぱい・・・広島市... | トップ | 広島市の旧太田川に架かるオ... »
最新の画像もっと見る