土日は仕事。



品川のホテルに到着。

今日は、一日フリー。

土日は仕事。
素人の若者が撮ったネコの動画が、プロの映像クリエイターが撮った映像を凌駕する・・・。
シロウトがプロを喰う・・・大変な時代になりました。
昔、「ヘタうま」というクリエィティブの流儀、技法がありましたが、こちらはプロがプロを喰う奇襲攻撃でした。
デジタル、イノベーション、DX・・・時代は変わりました。
今までは考えられなかった事象がおこるwebの世界です。
シェアや「いいね」、ポストなどで、バズったり、大ブレークすることが多々あります。
電通のコピーライター橋口幸生さんは、「コピーライターは猫に勝てるか?」という命題を立て、一冊の本にまとめています。
100万回シェアされるコピー いますぐ使えるwebコピー「4つのルール」
橋口幸生著 誠文堂新光社刊 1500円+税
著者は言います。
「ソーシャルメディアは、発信からシェアに変えた」
「短文と断定がソーシャルメディア」
今までとは異なるSNSの世界・・・コトバもコピー(広告文案)も変わっていくになります。
たった10文字・・・バズった「保育園落ちた日本死ね」というSNSでの発信は社会を動かしたこともありました。
著者は、web上でのコピーのほとんどが「4つのルール」に沿って作られていると指摘します。
1 本音
2 驚き
3 共感
4 反感
実にシンブルです。
各章には、「まとめ」がある親切な本になっています。
1 本音
・ソーシャルメディアは背伸びリア充空間。本音が逆に目立つ。
・イベントにうまく乗る
・ストレートなメッセージは反転させてみる
2 驚き
・驚きには「回収型」「非回収型」の2種類がある。
・ネタばらしするのが「回収型」。商品の直接訴求に向いている。
・ネタばらししないのが「非回収型」。
・会話をうむ訴求点を設定する。
3 共感
・ソーシャルメディアは「放課後の教室」。共感できる話題がシェアされる。
・「揶揄」と「LOVE」が共感される。
・ウェブにアーカイブされることを意識する。
4 反感
・反感も共感のうち。
・反感コピーは賛否でそれぞれからシェアされるので拡散が倍になる。
・テンプレートとして使えるコピーはパロディとしてシェアされる。
・炎上対策は「特定しないこと」と「商品力」。
著者が強調するのが「よいコピーとは共感と発見」。
誰かに何かを気づかせることがプロフェッショナルとしてのコピーライターであると喝破します。
そのとおりだと思います。
最近、生成AI、ChatGPTにコピー案を書いてもらうことが多いのですが、そのアウトプットはなかなか秀逸です。
プロンプトをうまく入れれば、コピー文案やネーミング案が山のように出てきます。
デジタルのイノベーションから、コピーライターやデザイナーの失業も考えられます。
むしろ、こちらの方が脅威かもしれません。
同書の装丁、デザイン、イラスト、写真は、さすが誠文堂新光社、広告代理店。
美しく素敵なデザインになっています。
また、たくさんの事例、ケーススタディが掲載されており、学びが深まります。
webの世界に関心のある方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
広島の街は、インバウンドのツーリストと修学旅行生でいっぱいです。
コロナ禍が去り、平和公園、原爆ドーム、宮島といったユネスコ世界遺産では、人がごった返しています。
主役は、インバウンドのツーリストと修学旅行生。
日本人より多いです。
広島の街を楽しんで行っていただきたいものです。
(お金もいっぱい落としていただいて広島経済を活性化させてくださいね・・・笑)
インバウンドのツーリストは、欧米からの観光客が中心.
米国、英国、フランス、ドイツ、スペイン・・・円安効果もあり観光バスで平和公園に乗り着けます。
アジア系では、インド、タイ、台湾の方が多いです。
修学旅行生は、平和学習。
被爆した方や語り部の方たちからレクチャーを受けています。
近くのお好み焼き屋さんも長蛇の列。
人気なんですね。
G7広島サミット効果なんでしょうか?
オーバーツーリズムが、ちょっと心配ですが・・・。
広島の街を楽しんでくださいね!
広島市の三大祭りのひとつ「とうかさん」が始まりました。
広島の夏の風物詩。
広島市の中心部にある圓隆寺で開催されるお祭りです。
広島の街では、とうかさんの日から浴衣(ゆかた)を着はじめるという風習かあります。
ゆかたを着た女性は、本当にエレガントです。
今から、梅雨を迎え、ジメジメした日々が始まります。
暑い夏を乗り切っていきたいものですね!
今年2月、広島市中心部に完成したエディオンピースウイング広島。
地上7階建て、収容人員3万人のサッカー専用スタジアムです。
J1のサンフレッチェ広島、女子チームレジーナのホームグラウンド。
総工費280億円をかけた巨大な建造物です。
今週から、試合のない日は無料でスタジアムの中に入れることになりました。
なかなか粋な企画です。
平和公園、原爆ドーム、広島城から歩いて行ける新しい観光スポットになると思います。
キャプテン翼がお出迎えします。
二階の中央入口(F1ゲート)から入ることが出来ます。
入れるのは一部のスタンドですが、ピッチの手前まで行くことが出来ます。
選手との距離が本当に近いです。
サンフレッチェ広島のチームカラーの紫色をベースにした観客席。
なかなか壮観です。
このスタジアムの正面は、現在工事中。
広大な芝生広場が広がります。
広場ならぬ「HiroPa!(ヒロパ)」という名前のスペースに、カフェやレストラン、スポーツジムなどを造っています。
「街なかスタジアム」と呼ばれるエディオンピースウイング広島。
広島市中心部の人の流れが変わると思います。
サンフレッチェ広島のミュージアムやグッズショップも営業しています。
ぜひ一度お越しくださいね。
バスケの広島ドラゴンフライズも下克上で優勝。
カープも何とか上位に踏みとどまっています。
がんばれ!サンフレッチェ広島
今日は令和6年6月6日。
こどもの頃から、文房具大好きです。
ペンやノート、定規やコンパス、手帳や万年筆・・・玩具のように愛用しています。
今では、大人買いできるようになり、使わないものでも、つい買ってしまいます(笑)。
ということで、今日は、ハンズに行ってきました。
仕事で使うノート、愛用のペンのリフィルなどを購入してきました。
ふと見ると、どこか懐かしいテンプレート定規。
定規にある数字やローマ字、アルフアベット、絵文字をなぞると綺麗な文字が書けるという超アナロググッズです。
小学校の頃に、使っていた面白・文具です。
お日さまや、ハート、ケーキやキャンディといった絵文字もあります。
大阪のクツワ社製です。
企画やプランニング、メモには、方眼ノートを使っているのですが、このテンプレート定規を使えば、創造性や独自性を引き出すことができます。
パソコン上で使用するソフトも持っているのですが、このアナログ・グッズの方が使い勝手が良いです。
このアナロググッズで、ビジネスフレームワークにアクセントを入れたり、マインドマッピングに使ったり、一人ブレインストーミングに活用できます。
ベルマーク・・・今でもあるんですね。
懐かしいです。
昔々、業務改善や経営改善の仕事を始めた頃、能率定規に出会いました。
産業能率短期大学が開発したテンプレート定規。
産業能率短期大学(現産業能率大学)は、日本最初の経営コンサルタント(能率技師)上野陽一先生が設立した教育研究機関です。
能率定規は、仕事のフローを「見える化」することが出来るコンパクトな定規です。
まだPCが普及していなかった時代に、業務改善や事務改善のために使用した定規。
手書きで紙の上に描くためのテンプレートです。
残念なことに、能率定規アプリはありません。
能率定規。
若き日、研修を受けて使い方をマスター。
今でも、使うことがあります。
中小企業診断士必須の仕事道具です。
事務手続分析、コンピュータのプロセスチャート、帳票設計、オフィスレイアウ ト、統計図表、組織図などを分析、デザインするときに使用できます。
産業能率短期大学(現在、産業能率大学)の三沢仁教授が、1957年に設計して、内田洋行社から世に出されたもの。
敗戦し焦土となったこの国・・・高度成長の坂を駆け上がり、坂の上の雲を目指した魂、根性、勤勉が詰まった日本産業人のテンプレート。
昭和の香りのする能率定規・・・小職の宝物の一つです。
ファイナンシャルプランニングの本を読んでいて、面白い切り口に出会いました。
企業経営の財務会計で使われている貸借対照表(BS/バランスシート)の個人版を作成し、資産管理やマネープランニングに活用するというもの。
新NISAやインデックス投資、S&P500やオルカンなどがブームになっていますが、その前に個人資産のBSを作るのは、アリだと思います。
BSの右側は、貸方。
資金調達の方法。
負債と純資産が入ります。
負債は、住宅や自動車のローン等が入ります。
BSの左側は、借方。
資産がどう運用されているかが表記されます。
預貯金、株式や投資信託、生命保険、自家用車、土地建物などが入ります。
左右がバランスするため、総資産から負債を引くと純資産(自己資本)になります。
企業経営で得られた利益を一覧表にしたものが、損益計算書(PL)。
会社の成績表と言われるPLは、いわば1年間の「お小遣い帳」といえます。
ただし、PLからは現有キャッシュの額や総資産が分かりません。
個人BSを作って、数年分のPLを分析すれば、いろいろな課題が見えてくると思います。
個人BSは、財務マネジメント視点です。
中小企業の経営者が資金繰りで苦労されるのも、BSが読めないことに起因していることが多いです。
(入門書を読めば数時間で概要が理解できます)
個人、家計でも健全なBS、PLにもっていきたいものです。
くれぐれも、債務超過への転落には気をつけたいですね。
広島市は快晴。
ということで、今日は仕事場まで歩いて通勤。
リバーサイドに吹く風が気持ちいいです。
J1のサンフレッチェ広島のホームグラウンドです。
来月には日本代表の国際Aマッチ、シリア戦があります。
百貨店だって、パルコだって、ハンズだって、紀伊国屋だって、ジュンク堂だって歩いて行けるコンパクトシティ広島です。
ありがたいなあと思います。
さあ、仕事です!
行くぞ!