今年度の仕事はほとんど
終わっているんです。
あとは怒涛のラストスパート。
それさえ乗り越えれば
来月の初旬まで
この仕事を忘れていられます。
そして
またこの晴れない気持ちが1年続くかと思うと
自分の人生
どこでまちがえたか・・・などと
そんなところまで考えてしまいます。
さっき
ドラマを観ていたら
井上陽水の
「人生が二度あれば」の歌が流れてきた。
ドラマにピッタリの歌だった。
ああもしたい、こうもしたいと思っているうちに
年を取っていく。
10年前に描いた夢。
あの時も、いい加減自分の年齢も年齢だから
今しかない、と思って仕事をやめた。
にも拘らず
ほとんど非生産的な生活をしてきて
何も生み出さなかったし
1歩も進めなかった。
そんな自分に懲りればいいものを
相変わらず
別な夢を見たりしている。
そのまま終わりそうか。
私の人生。
人生が二度あるなら
どこからやり直そうか。
どこで人生を一度区切ろうか。
そして
今の自分をすっかり捨てて
新たな自分が生まれてくれるだろうか。
今の自分が再び生まれてきたら
同じ繰り返しだ。
卑怯じゃない私。
小心じゃない私。
過去を振り返らない私。
親を愛せる私。
羨望を持たない私。
おおらかな私。
緻密な私。
そんな自分だったら
どれほどいいだろう。
ほら
そのように
今の自分にないそれらの私を
求めるということは
それらの性質の人を羨望しているということではないか。
でも悲しいことに人生は一度だ。
あと何年生きられよう。
私はどこに行こうとしているのか
まだまだわかっていない。