28日(水).わが家に来てから396日目を迎え,ハロウィンの土手カボチャの前でたたずむモコタロです
ハロウィンだぜ~ ぼくもウサギに変身しようかな・・・・???
閑話休題
昨日「秋の総合防災訓練」が行われ当ビルのテナント事業所から多数の方々が参加しました 避難訓練のあと,夏に実施された丸の内消防署主催の「自衛消防訓練審査会」で警備隊・白チーム24隊の中で準優勝を勝ち取った我らがNPCビル自衛消防隊による消火栓操法の模範演技が披露されました キビキビとした3人の隊員(指揮者K君,一番員T君,二番員I君)に対し訓練参加の皆さんから惜しみない拍手が贈られ,訓練の視察に見えた丸の内消防署有楽町出張所のS所長からも賞賛の言葉をいただきました
夕方から,地下の焼鳥0で公称「反省会」と呼ばれる「打ち上げ」が開かれ,当ビルの訓練関係者が約30名参加しました 約2時間ほどそれぞれのテーブルで談笑する姿が見られましたが,中締めの時間になった時,防災センターのS隊長が突然立ち上がり,「これまでお世話になったS管理部長に感謝の意味を込めて防災センター全員の気持ちとして花束を贈呈したいと思います」と発言,一番若いA隊員から花束をいただきました
その後,「記念品として」ということで,I副隊長から日本酒をいただきました
私にとって「青天の霹靂」でした.私からは「まさか防災センターの皆さんから,このような花束や記念品をお贈りいただくとは思ってもみなかった.ありがたく頂戴する」とあいさつしました
この会には警備・清掃を請け負っているT社の幹部・SさんとUさんもお見えになっており同じテーブルで飲みましたが,「当ビルは日ごろから内外のVIPが来館する特殊な性格を持っているが,T社からは多くの社員の中から良い人材を送ってもらい感謝している」とお礼を述べました
お開きの後は,X部長に誘われて都内某所に行って を歌ったような気がしますが,たぶん気のせいでしょう 訓練参加のテナント事業所の皆さん,訓練の裏方を務めてくれた警備,清掃,ビルメンテナンスの皆さん,管理事務所の社員のみなさん,お疲れ様でした
も一度,閑話休題
誉田哲也著「幸せの条件」(中公文庫)を読み終わりました 誉田哲也は1969年東京生まれ.「ジウⅠ,Ⅱ,Ⅲ」「ストロベリーナイト」など衝撃的な小説を書いてきた人です.このブログでも何冊かご紹介してきましたね
片山製作所に勤務する瀬野梢恵は三流大学理学部卒のあまり冴えない女子 その梢恵に社長から「単身長野に赴任し,新燃料・バイオエタノール用の米を作れる農家を探してこい」という社命が下る 農業を知らない梢恵は行く先々で断られるが,宿泊したユースホステルから農業法人「あぐもぐ」を紹介される.社長の安岡茂樹と妻の君江との出会いによって,梢恵はなりゆきで農業見習いを始めることになる.梢恵は茂樹らに叱咤激励されながら農業を知り,農作業を通じて人生観を変えていく
登場人物が魅力的です.つっけんどんだが農業のプロとして頼もしい茂樹,何かと梢恵をかばい包み込んでくれる君江,東京に憧れ梢恵にまとわりつく君江の娘・朝子,強引だが実は思いやりのある片山社長・・・・・一人一人の性格が良く書き分けられています
ハードボイルド的な小説で名を知らしめた誉田哲也が書いた珍しい”臨時”農業女子の成長物語です 読み終わったあと,農業についての知識が身についていることに気が付きます.お薦めします