人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

藤野英人著「投資レジェンドが教えるヤバい会社」を読む~「ヤバいい会社」と「ヤバ悪い会社」の見分け方を指南

2017年09月13日 07時49分16秒 | 日記

13日(水).昨日は今月の中でコンサートも映画も予定がない貴重な1日でした   午前中に池袋のサンシャイン60に入居するクリニックで「人間ドック」を受けてきました   今回で4年連続です   朝8時から受付のコースを選んだので 朝起きてからあわただしく過ごしました   よりによって,本来ケージに入っているべきモコタロが 早朝からリビングで跳ね回っていた(要するに徹夜で遊んでいた)ので,国連決議に基づいて 外出禁止令を通告し ケージに誘導したりしていたので時間を食いました  

人間ドックは受付番号が3番でスムーズに受診できました.例年の検診科目に加え今回はピロリ菌検査もオプションで追加しました   検診は約1時間くらいで,その後,30分後から検診結果の概要説明があり,トータルで2時間くらいかかりました.概要説明では昨年とあまり変わらないとのことで,相変わらず聴覚は高音部が聴こえていないとのことでした   視力も若干低下しています   頭の方は著しく退化しています(これは自己診断)

受診後,JRで有楽町に移動し,東京交通会館地下で開催している「アトリエぱるる絵画展」を観ました   知人のKさんが油絵による花の絵を2点出展していました.昨年より上達しているように思います   ご本人が不在だったので名前を記帳してきました

 

     

 

ということで,わが家に来てから今日で1078日目を迎え,国連安全保障理事会が11日夕(日本時間12日朝),北朝鮮への追加制裁決議を全会一致で採択した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                初めて石油の規制に踏み込んだけど  北朝鮮にとってオイル・ショックになるか?

 

                                           

 

昨日,夕食に「すき焼き」ならぬ「すき煮」と「生野菜とアボカドのサラダ」を作りました   「すき煮」の材料は牛肉,玉ねぎ,しらたき,厚揚げ,小松菜です     

昨日は午前9時から午後5時まで,マンションの給水設備改修工事に伴い全戸断水になったので,日常生活に影響が出る可能性があったのですが,事前に分かっていたので,水を汲み置きするなど対策を施していたので,料理,トイレ,風呂などに特段の支障はありませんでした   要は普段の心掛けですね

 

     

 

                                           

 

藤木英人著「投資レジェンドが教えるヤバい会社」(日経ビジネス人文庫)を読み終わりました   藤木氏の本は「投資家が『お金』よりも大切にしていること」(星海社新書)をご紹介しましたね   藤木氏は数ある投資信託の中でダントツの成績を誇り急成長している「ひふみ投信」のファンドマネージャーです   最近では9月5日付の日経新聞のコラム「一目均衡」でも取り上げられました

 

     

 

この本で言う「ヤバい」会社というのは,「ブラック企業」のような悪い意味の「ヤバい会社」のほか,いま若者たちの間で良い意味で使われている「ヤバい」=「ヤバいい」会社の両方を意味しています   藤木氏がファンドマネージャーとして30年近くにわたり企業調査を続け,約6,500人の社長と直接会って話を聞いてきた経験を基に執筆しているので説得力があります

この本は次の3つの章から構成されています

①第1章  会社の性格は社長で決まる! 大成功する会社の社長は例外なく「ケチ」

②第2章  ブラック企業はこう見抜け! 投資に適さない「ヤバ悪い」会社の見分け方

③第3章  社内結婚の多い会社は儲かっている! 急成長する「ヤバいい」会社のヒミツ

④第4章  産卵後に死んでしまうサケでなく,メンドリを探せ! ベンチャー企業の成功法則

⑤第5章  会社を見分ける3つの基準 ナオコの原則

第1章では,「サラリーマン社長の会社は成長が期待できない」「社長の保有株比率が高い会社の方が株価が上昇する」「社長自ら情報公開しない会社は売り」「大成功している社長は例外なく『ケチ』で『メモ魔』で『細かい』」「『ラーメン店をつくって成功しそうな社長』の会社に投資する」「自社サイトの社長挨拶の主語が『私,私たち』の会社は伸びる」など,19の法則を掲げています

第2章では,「豪奢な新社屋に入居した会社はその時点が業績や株価のピーク」「自社ウェブサイトに社長の写真が載っていない会社は要注意」「『ブラック企業』見極めのポイントは生え抜き幹部の有無」「『役員が多すぎる』『相談役や顧問がいる』会社は将来性がない」など,25の法則を掲げています

最後の第5章「会社を見分ける3つの基準 ナオコの原則」の「ナオコ」とは,①企業の「ナカマ」から協力を得るためのポイント,②事業=「オコナイ」を分析するポイント,③企業の「ココロ」を読むポイントのことを指しています

藤野氏は「ヤバいい」会社についてはあえて社名を公表していますが,反対に「ヤバ悪い」会社は名前を伏せています   言うまでもなく,ファンドマネージャーとしての良心でしょう

現在,就活中の学生諸君や 何らかの投資をしている人はもちろんのこと,これから投資をしようとしている人にとっても,具体的で直接役に立つ情報が満載です   「貯蓄から投資へ」が喧伝される現代,慌てて行動する前にこの本を読むことをお薦めします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする