細胞から見た病気

2025年01月10日 20時44分06秒 | 医科・歯科・介護

複雑な機能を持つ人体。

その人体は細胞から形づくられている。

そこで、その細胞の状態を見ることで、多くの病気の原因が分かる。

病気の原因は何か?

<血液の汚れに根本原因がある>という説もある。

病理医師は、病院の原因を診断する。

具体的には、採取された細胞や組織を顕微鏡でで観察し、異常や疾患を診断する。

では、なぜ細胞を見ると病気の原因が分かるのか?

それは細胞こそが生命の基本単位だからだ。

複雑に想える人体は37兆という細胞の集まりだ。

多くの病気は、「細胞が痛むこと」だ。

そして、治療は「細胞を治すものだ」。

つまり、治療で「傷んだ細胞を取り除く」のである。

そもそも、細胞はどのような時に痛み、<病>となるのか。

細胞が損傷する原因は、最近やウイルスによる感染だ。

そして、自己免疫が暴走する。

結果として遺伝子の異常、老化、放射線などさなざまなものが考えられる。

最もダメージを受けるのは、酸素に関連するものだ。

細胞は、取り入れた酸素をもとに細胞内のミトコンドリアを生成し、自らを修復したり、周囲の細胞とやりとりするためのタンパク質などを合成して、生命活動の源にしている。

だから、酸素がなければ生きていけない。

酸素は血管を流れる赤血球を介して、各器官に運ばれる。

だが、何らかの原因でその流れが遅くなったり、血栓などで血管がつまったりすると、酸素が不足し、細胞が痛んでしまう。

血栓などによる血管の梗塞をいかに防ぐかである。

そこに、大きな課題があるのだ。

また血液は酸素とともに栄養を全身に運んでいる。

ゆねに、血液が汚れてドロドロになると、血液を介して酸素と血液が全身に十分に送られなくなるのだ。

当然、細胞も損傷されるのである。

 

 


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