栄光は後ろではなく、前を見る人にある

2025年01月10日 14時09分10秒 | その気になる言葉

▼信念に生きる人は強い。

心に弛みがない。

信念に生き、実践した人の人生ほど、幸福な生き方はない。

▼世界は一つの舞台、人はその役者―シェイクスピア

▼人を育てるには長い時間がかかる。

しかし、真心を注いだ分だけ成長する。

組織もまた古く良き伝統を大切にしながら、若い世代に意見や新しい発想を取り入れることで、成長と進化を続けていく。

▼健康第一で、挑戦の課題を明確に決めて、行動し自らの使命に生きるのである。

そのなかで、自分を創りあげるのである。

▼栄光は後ろではなく、前を見る人にある―ホセ・マルティ

ホセ・フリアン・マルティ・ペレスは、キューバの著作家、革命家。19世紀後半のキューバ独立革命に参加し、キューバ史における英雄としてだけでなく、ラテンアメリカにおけるモデルニスモの先駆者としても名高い。

▼自分の小さな殻を破り、他者と共に、他者のために―このダイナミックな交流の中でこそ成長できる。

境涯も変えられる。

▼自分にしかできない「新しい挑戦」「新しい交流」で自身を磨き高めたい。

 

 


インドの詩人ラビンドラナート・タゴール

2025年01月10日 13時47分28秒 | その気になる言葉

仏教発祥の地であり、精神の国とも形容されるインドは、詩情豊かな伝統を持つ国として広く知られている。

「万能の天才」「現代のルネサンス」と称された詩人ラビンドラナート・タゴールは、インド国家を作詞・作曲した。

ガンジーはタゴールを「マハトマ(偉大な魂)」と呼んだ。

アジア初のノーベル文学賞の受賞者である。

人類共通の永遠なる生命に目覚めるなら、一人として異邦人はなく、一つとして閉ざされた扉はないと、タゴールは東洋よ西洋の融合を求めた。

 

ラビンドラナート・タゴール(英語: Rabindranath Tagore, ベンガル語: রবীন্দ্রনাথ ঠাকুর, ヒンディー語: रवीन्द्रनाथ ठाकुर(टगोर)、1861年5月7日 - 1941年8月7日)は、インドの詩人、思想家、作曲家。詩聖(コビグル কবিগুরু)として非常な尊敬を集めている。1913年には『ギタンジャリ(英語版)』によってノーベル文学賞を受賞した[1]。これはアジア人に与えられた初のノーベル賞でもあった。

インド国歌の作詞・作曲、およびバングラデシュ国歌の作詞者で、タゴール国際大学の設立者でもあった。

タゴールは1861年5月7日、ベンガル州カルカッタの名門タゴール家に15人兄弟の末っ子として生まれた(14番目の子で弟がいたという説もある)。

タゴール家はタゴールの祖父ダルカナート・タゴールの代にカルカッタ有数の大商人として成長を遂げた家であり、また父のデヴェンドラナート・タゴール(英語版)も宗教家として著名であり、ヒンドゥー教改革運動(英語版)のひとつブラフモ・サマージのトップを務めていた。

ラビンドラナートは生まれながらにブラフモ・サマージの会員だったが、その活動はごく一部のエリートのものに過ぎず、一般大衆の宗教心と乖離していると感じた[2]。

妻 Mrinalini Deviと。1883年

幼い頃より詩作を能くしたが、イギリス流の厳格な教育に馴染めず、3つの学校をドロップアウトする。

1878年、17歳でイギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)に留学、1年半を過ごすが、卒業には失敗した。イギリス留学でそれほど得るところはなく、家の中では相変わらず冴えない存在だった[3]。

父のデーヴェンドラナートは息子に所帯を持たせることとし、1883年にタゴールはムリナリニ・デビと結婚する[4]。1890年にはシライドホにあったタゴール家の領地管理を行うことになり、農村生活を始めた[5]。

ここでヒンドゥー教徒やイスラム教徒の最下層の人々によるベンガル地方の芸能・修行者集団バウルの伝説的存在ラロン・フォキルに出会い、バウルの歌に絶大な影響を受けることになる[3][6]。

タゴールは2600曲あまりの歌を残したが、バングラデシュ国歌「我が黄金のベンガルよ」(Amar Sonar Bangla)を含め、バウルの旋律をそのまま流用した歌も少なくない[3]。詩作や文筆活動では、社会の最下層の人々の知恵・文化を語り、バウルの豊潤さを紹介した[2][7]。

後半生
[編集]

タゴールはやがて自らの学園を作る構想を持つようになり、父のデーヴェンドラナートが道場を開いていたカルカッタの北西にあたるシャーンティニケータンに1898年から校舎の建設をはじめ、1901年に野外学校を設立する[8]。

この学校は1921年には大学となり[9]、1951年にはインド国立とされて現在のヴィシュヴァ・バーラティ国立大学となった。1902年にはインドを訪れた岡倉天心と親交を結び、1913年の天心の死までその交友は続いた。1902年には妻ムリナリニを亡くしている[10]。

1905年にイギリスがベンガル分割令を出すと反対運動の先頭に立ったが、やがて政治から身を引いた[11]。

1909年、ベンガル語の詩集『ギタンジャリ』を自ら英訳して刊行する。これは詩人のイェイツに絶賛され、評判となった(イェイツはこの詩集の序文も贈っている)。

1913年、タゴールはアジア人として初のノーベル賞となるノーベル文学賞を受賞した。

インドの古典を自らのインド英語で紹介したことで受賞したが、これは後年になってインド英語が世界で通用することの根拠として英語教育学の世界で取り上げられている[12]。

翌1914年、イギリス政府からナイトに叙されたものの、1919年にはアムリットサル事件に抗議してこれを返上している[13]。

1916年には来日し、日本の国家主義を批判した[14]。この時、親交のあった岡倉天心の墓を訪れ、天心ゆかりの六角堂で詩を読んだ[15]。

またマハトマ・ガンディーらのインド独立運動を支持し(ガンディーにマハトマ=偉大なる魂、の尊称を贈ったのはタゴールとされる[16])、ロマン・ロランやアインシュタインら世界の知識人との親交も深かった。

マハトマ・ガンディーと同様にマリア・モンテッソーリのインド滞在時にはモンテッソーリとの交流を経てモンテッソーリ教育を真の平和教育と賞賛、強く支持していた[17]。ドイツのノーベル賞物理学者ハイゼンベルクには、東洋哲学を教えている。

アインシュタインとタゴール(1930年)
 
タゴールとガンディー(1940年)

1941年、80歳で死去した[18]。

影響
[編集]

タゴールの死後もその文学への評価は高く、インド・バングラデシュを問わずベンガル人に愛され、文化的に重要な位置を占めている[19]。1950年1月24日には独立したインド議会によって、タゴールがベンガル語で作詞し作曲したジャナ・ガナ・マナがインド国歌に採用された。また、パキスタンが民族・地域対立によって東西で激しい対立が起こるようになると、東パキスタンはアイデンティティをベンガル語に求めるようになり、ベンガル語世界の生んだ最大の詩人であるタゴールの評価も高くなっていった。1970年のバングラデシュ独立戦争時には、タゴールが1905年に作詞した「我が黄金のベンガルよ」がバングラデシュ解放軍によって歌われるようになり、独立後の1971年1月16日には正式に国歌として採用された[20]。また、同じくベンガル出身の巨匠である映画監督のサタジット・レイは、タゴールの作品に基づいた映画も多く製作しており[21]、1961年にはタゴールの生涯をつづったドキュメンタリー、「詩聖タゴール(英語版)」を制作した。

日本との関係
[編集]
1916年の訪日時のタゴール(中央)。右端に横山大観。
1916年の訪日時、軽井沢で学生を前に瞑想指導を行うタゴール。

早くから日本に対する関心も深く、岡倉天心・河口慧海・野口米次郎らとの親交があり、日本人の自然を愛する美意識を高く評価した。5度にわたって訪日している。

1916年、タゴールが来日した折、日本女子大学校創立者の成瀬仁蔵の招きを受けて日本女子大学校で7月に講演をおこない、さらに8月に軽井沢を訪れ(三井邸に滞在)、日本女子大学校が毎年実施していた修養会に講師として招かれ、学生を前に「瞑想に就きて」という講演や瞑想指導をおこなっている[22][23]。

タゴールは、1924年の3度目の来日の際に第一次世界大戦下の対華21か条要求などの行動を「西欧文明に毒された行動」であると批判し、満洲事変以後の日本の軍事行動を「日本の伝統美の感覚を自ら壊すもの」であるとしている[24]。

タゴールは中国について、「中国は、自分自身というものをしっかり保持しています。どんな一時的な敗北も、中国の完全に目覚めた精神を決して押しつぶすことはできません」[25]と述べた。タゴールのこうした日本批判に対して、友人でもあった野口米次郎とは論争になった[26]。野口は日本は中国を侵略しているのではなく、イギリスの走狗と戦っているのだとした[27]。

1929年を最後に、タゴールは来日することはなかった[24]。

1959年、東洋大学学長大倉邦彦、評論家山室静、平凡社の下中弥三郎、中村元らによって、タゴール記念会・タゴール研究所が設立。タゴール研究やベンガル語の講義が行われた。1961年にはタゴール生誕100年祭が開催、アポロン社から『ギーターンジャリ』『タゴール撰集』が出版された。

1980年、タゴール生誕120年にあたるこの年、高良とみ日本タゴール協会長らが中心となった詩聖タゴール像設立委員会により、長野県軽井沢町の碓氷峠の見晴台に高田博厚作「タゴール像」が建立された。背後の壁にタゴールの言葉「人類不戦」の文字が記されている[22]。

1981年、森本達雄が中心となり、『タゴール全集』が出版された[24]。


日蓮仏法がなぜ海外に広がっているのか

2025年01月10日 13時15分59秒 | 沼田利根の言いたい放題

鎌倉時代に日本で始まった日蓮仏法が、なぜ多くの国で受け入れられているのだろうか。

「どんな宿命も自分の祈りと実践で必ず転換できる」その理念こそがが日蓮仏法の神髄であった。

また、「自身が変わることで周囲をも変えることができる」との人間革命の思想に共感が広がっている。

座談会では、実践を通して得た功徳を語り合う。

悩みを乗り越える一人一人の勝利のドラマが、各地で拡大の波動を生んでいる。

座談会の意義は、苦難の友に「生きる活力」を与えることである。

信仰の真価は、苦難の時に現れる―そのことを日連は自身の体験に基づき、鎌倉時代の信者たちに伝え、励ましたのである。

「誰でも宿命は変えられる」それは、キリストなど他の宗教思想の教えにはないだろう。

個人も、団体も、社会・国家も、すべて「生きる活力」を与え、みずみずしく蘇生させていく―それが大きな力となる、と説いているのである。

<いかなる人にも必ず仏の生命が内在している>

つまり人間尊敬・生命尊厳の思想が共感を生んでいるのである。

 


積極的な会話が健康寿命を延ばす

2025年01月10日 13時00分18秒 | その気になる言葉

▼全てに喜びを見いだしていくのだ。

自分が喜べば、周囲もさわやかのにんsる。

笑顔が広がり、価値が生まれる。

▼自他共の幸福を求める姿に、共感と信頼が広がっていく。

▼積極的な会話が健康寿命を延ばす。

▼新渡戸稲造の「武士道」が米国で出版されたのは125年前の1月。

発明王エジソンも愛読し「私は<武士道>精神を発明にあてはめた」との言葉を残している。

「武士道」は日本人の心を伝えたといえるだろう。

▼対話を通した<文化や思想が異なる人々の間に共通点を見出すのである。

「共通点」見いだし、認めあうことに新しい価値も生まれる。

相手の心に寄り添いながら、一人一人と心を結んでいくのである。

そこから平和な未来が開かれる。

 


ロシア軍の死傷者は79万人

2025年01月10日 12時54分04秒 | 社会・文化・政治・経済

ロシア軍、昨年43万人近く死傷 「23年より大幅増」と英国防省

配信

【関連記事】


SNSやネットで流れるデマの傾向と対策

2025年01月10日 12時41分36秒 | 社会・文化・政治・経済

【回答者】スペクティ代表取締役 村上建治郎

新型コロナウイルスについて知人から受け取った情報が後からデマだと分かりました。

ほかの人に拡散してしまったので後悔しています。デマを見極めるコツを教えてください。(ビルメンテナンス業)

 SNSを通じて拡散したデマでは、2016年4月に発生した熊本地震の時に流布された「動物園からライオンが逃げた」というものがよく知られています。

最近でも新型コロナウイルスに関して、「コロナウイルスは熱に弱く、26~27度のお湯を飲めば予防になる」などといった医療や健康に関する不確かな情報が、いつの間にかあたかも正しいもののようにして出回りました。

 さらに非常事態宣言が出される直前の時期に、「東京が4月1日にロックダウンされるらしい」という伝聞形式のチェーンメールのような情報も出回りました。

 これらに共通するのは、ラインなどクローズド(特定の仲間内でのみ情報やメッセージを共有できるタイプ)のSNS空間で発信された情報が、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSを通じて一気に拡散したこと。

「ライオンが逃げた」といった、確信犯的な「オオカミ少年タイプ」のデマはだいぶ少なくなりましたが、「お湯を飲めばコロナウイルス予防になる」などといった、発信している本人には悪気がないものがデマとして拡大する事例が目立っています。

世の中が不安に満ちているときに、不確かな情報を正しいと信じた人が発信し、それを見た人が「誰かに教えなきゃ」と正義感でさらに拡散させるケースが増えています。

 さらに最近では、デマの情報拡散スピードが段違いに早くなっているのも特徴です。以前はSNSに投稿されてから1カ月後ぐらいに広まるケースが大半でしたが、最近は1日や2日、早いものでは数時間であっという間に日本中に広まっていることも珍しくありません。テレビや新聞、インターネットではなくSNSをメインの情報入手手段とする人々が大幅に増えたことが原因でしょう。

 デマに惑わされないためには、次の5つが重要です。

①人づての話は勇気をもって疑う。
②常に政府機関・自治体などの公式情報を確認する。
③本当に事実確認されているか、科学的検証がされているかを冷静に見るようにする。
④少しでも疑念をもったり、自分で判断できない情報はシェア(リツイート等)しない。
⑤情報をシェアすることは、たとえそれが善意であっても、自らが情報の拡散に加担していることを認識する。

 悪意が含まれているものも含め、正しい情報かデマかを見極めるのには、実は高度なスキルと高い情報リテラシーが必要です。

本来であれば②や③のいわゆる「裏を取る」プロセスができればよいのですが、これはなかなか一般ユーザーの方にできることではありません。まずは、自分で確証を持てない情報については、情報の拡散に加担しないことをぜひ心掛けてください。そして、そのような情報を安易にシェアしないことが大事です。

 真偽の判断はとりあえずせず、そのままにして待つ姿勢も求められます。

時間が経過するといろんな情報が入ってくるので、どこかのタイミングで誰かがデマと気付きます。

疑わしいネットニュースの真偽についてメディアが検証する「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)といった公的団体のホームページをチェックするのもよいでしょう。

掲載:『戦略経営者』2020年7月号

 

デマ投稿を許さない』(デマとうこうをゆるさない)は、AbemaTVABEMA SPECIALチャンネルで2022年5月4日から配信されていたインターネット番組

概要

[編集]

坂上忍がMCとなり、毎回ゲストのにまつわるネット上の噂やデマについて視聴者代表として1対1で問いただし[4]、解き明かしていくトークバラエティ番組。坂上にとってABEMA初のレギュラー番組となった。

初回では坂上自身のネット上のデマ、噂を企画構成担当の鈴木おさむが聞き手となりトークした[2][5]

2022年11月16日より第2シーズンを配信[6]

出演者

[編集]

MC

[編集]

ゲスト

[編集]

season1

[編集]
話数 放送日 ゲスト 備考
1 2022年
5月4日
(なし)  
2 5月11日 中島知子

 

3 5月18日 華原朋美  
4 5月25日 鎌田浩毅(京都大学名誉教授・地球科学者)
山村賢司(地震予知研究家)
 
5 6月1日 堀江貴文  
6 6月8日 大島麻衣
森咲智美
 
7 6月15日 後藤輝基  
8 6月22日  
9 6月29日 古舘伊知郎[7]  
10 7月6日 村西とおる  

season2

[編集]
話数 放送日 ゲスト 備考
1 2022年
11月16日
井川意高
箕輪厚介
 
2 11月23日 朝倉未来 [8]
3 11月30日 佐久間宣行  
4 12月7日 さらば青春の光森田哲矢東ブクロ  
5 12月14日 鈴木エイト  
6 12月21日 中野信子  
7 12月28日 本宮泰風山口祥行  
8 2023年
1月11日
山本圭壱西野未姫[9]  
9 1月18日 小沢仁志坂ノ上茜  
10 1月25日 ブラックマヨネーズ [10]

「経営のプロ」コンサルの倒産が過去最多

2025年01月10日 12時36分47秒 | 社会・文化・政治・経済

 顧客ニーズの高度化と求められる専門性、淘汰が加速

東京商工リサーチ

2024年「経営コンサルタント業」倒産状況  2024年の「経営コンサルタント業」の倒産が154件(前年比7.6%増)に達した。集計開始以降で年間最多だった2023年の143件を上回り、過去最多を更新した。

コンサル業界は1人でも少ない開業資金でスタートでき、参入障壁が低い。

だが、参入が容易でも、コロナ禍を経て改めて実績や特色が重視され、玉石混交のコンサル業界では淘汰が加速している。


公益通報者の保護

2025年01月10日 12時28分00秒 | 社会・文化・政治・経済

公益通報者の保護

公益通報者保護制度は、国民生活の安心や安全を脅かすことになる事業者の法令違反の発生と被害の防止を図る観点から、公益のために事業者の法令違反行為を通報した事業者内部の労働者に対する解雇等の不利益な取扱いを禁止するものです。

厚生労働省においては、公益通報者保護法に基づき、公益通報窓口を設置し、公益通報の受付を行うとともに、受理した公益通報については、通報に関する秘密を保持し、必要な調査を行い、通報対象事実があると認められる場合には、法令に基づく処分又は勧告等の措置を講じます。

公益通報者保護制度の概要について

公益通報者保護制度ウェブサイト(消費者庁)

厚生労働省における公益通報手続きについて

1.公益通報の条件

  • 通報者が通報の対象となる事業者へ労務提供している労働者であることのほか、必要と認められるその他の者
  • 通報に不正の目的がないこと
  • 法令違反行為が生じ、又はまさに生じようとしていること
  • 通報内容が真実であると証明できること
  • 厚生労働省が法令違反事実について処分又は勧告等の権限を有していること

2. 通報先

通報先は、厚生労働省本省のほか、都道府県労働局・労働基準監督署・公共職業安定所・地方厚生局・施設等機関並びに都道府県などの地方公共団体となる場合がありますので、下記より検索を行ってください。

(参照)公益通報の通報先・相談先 行政機関検索別ウィンドウで開く

3.公益通報の方法(通報先が厚生労働省本省の場合)

(1) 書面(郵送)

〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 厚生労働省大臣官房総務課行政相談室 宛

(2) FAX

厚生労働省大臣官房総務課行政相談室
03-3595-3047

(3) インターネット

公益通報入力フォーム
※公益通報入力フォームは、暗号化通信で保護されております。

ブラウザのバージョンにより送信フォームの画面が表示できない場合があります。その場合はこちらの対処方法のページをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/shinsei_boshu/kouekitsuhousha/annai.html

通報される場合は、可能なかぎり下記の内容の記述をお願いします。

  • 氏名
  • 連絡先(住所、電話番号、メールアドレス等の連絡先)
  • 被通報者(法令違反を行っている事業者等)
  • 通報者と被通報者との関係
  • 法令違反または法令違反のおそれがある行為の概要

4.通報相談窓口

大臣官房総務課 行政相談室(本省内部部局)

住所
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
電話
03-5253-1111 (内線7134)
窓口受付時間
9時30分~12時  13時~17時

公益通報者保護法及び公益通報制度全般についてのご相談は、消費者庁の「公益通報者保護制度相談ダイヤル」(03-3507-9262)にお問い合わせください。

厚生労働本省の地方支分部局(都道府県労働局及び地方厚生支局をいう。)の法令遵守に関する情報については大臣官房地方課地方支分部局法令遵守室にて受け付けております。


日本人と日本の魅力

2025年01月10日 12時21分53秒 | その気になる言葉

日本人から見た“日本のイメージ”調査。9割以上が「日本が好き」(マクロミル調べ)

マクロミル

 
株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「トレンドアイズ」として調査結果をお届けしています。
vol.50は2月11日(土)の「建国記念の日」にちなんで、日本についてどう思うか、好きなところや改善したほうがいいことなどを、全国20~59歳の男女1000名を対象に調査してみました。
 
  • 日本人の9割超えが、“日本が好き!”
  • 自国・日本の好きなところは? ベスト3は、1位「治安が良い」、2位「四季がある」、3位「食」。若いほど好きな「アニメ・漫画文化」「和装」、年代が高いほど好きな「自然の豊かさ」「日本人の気質」
  • 日本人が自己評価、日本人の一番の特徴は「時間に正確」。好ましいと思う特徴のトップは「親切」、最下位は「自己主張が下手」
  • 外国人にオススメしたい観光地ランキング:1位「京都」、2位「富士山」、3位「鎌倉」、4位「広島」、5位「金沢」
  • 2020年東京五輪までに改善したほうがいいと思うこと: 1位:「日本人に英語が通じないケースが多い事」71%、2位:「標識や案内に英語の表記がない事」60%、3位:「公共交通手段の利用方法(乗り方)、料金が分かりづらい事」44%


■調査結果
 
【1】日本人の91%が“日本が好き!” 

日本を好きか嫌いかを、全国の20代~50代1,000名に伺いました。その結果、最多は「とても好き」で49%。次いで「まあまあ好き」42%でした。91%が日本のことを好きだと答えました。

年代別にみると、「とても好き」「まあまあ好き」の合計が最も高かったのは50代で95%。次いで20代(92%)、40代(89%)、30代(87%)でした。

<図:日本が好きか嫌いか(ベース:全体/n=1,000)>


【2】自国・日本の好きなところは? ベスト3は、1位「治安が良い」、2位「四季がある」、3位「食」。
若いほど好きな「アニメ・漫画文化」「和装」、年代が高いほど好きな「自然の豊かさ」「日本人の気質」


日本のどんなところが好きかを聞いたところ、1位「治安が良い」77%、2位「四季がある」77%、3位「食(飲み物含む)」75%を上げる人が飛びぬけて多い結果となりました。

<図:日本の好きなところ 上位5位(ベース:全体/n=1,000(複数回答))>


年代別にみると、順位に変化があり、20代・30代の1位は「食(飲み物を含む)」、40代・50代の1位は「治安が良い」でした。また、「アニメ・漫画文化」「和装(着物・浴衣など)」は年代が若いほど好きだと答える比率が高い傾向にあり、「自然が豊か」「日本人の気質・人柄」「神社仏閣」「伝統のスポーツ(相撲・柔道など)」は、年代が高いほど好きだと答える比率が高い傾向にありました。

<図:年代×項目別 日本の好きなところ(ベース:全体/n=1,000(複数回答))>

 


>>その他のTopicsの詳細や調査項目の結果は、以下URLよりご確認いただけます。
https://honote.macromill.com/report/20170131/?cid=SL-PR



<その他の調査項目>
・日本の好きなところ 全21項目
・日本人の考える日本人の特徴(性格・国民気質) 全19項目
・外国人旅行者におすすめしたい日本の観光地ランキング 全40項目
・「建国記念の日」の由来の認知率 など


 
▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 日本にお住いの、20歳~59歳の日本国籍である男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 平成27年国勢調査による、性別×年代×地域別の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間 2017年1月23日(月)~1月25日(水)

 


世界から信頼される日本

2025年01月10日 12時03分29秒 | 社会・文化・政治・経済

日本はこうして世界から信頼される国となった

わが子へ伝えたい11の歴史

著/佐藤芳直 

著者について

S・Yワークス代表取締役/1958年2月宮城県仙台市出身。
早稲田大学商学部卒業後、船井総合研究所に入社。
以降コンサルティングの第一線で幾多の一流企業を生み出した。
2006年同社常務取締役を退任、株式会社S・Yワークスを創業、代表取締役になる。
30年以上に渡るコンサルティングは、歴史観、そして歴史の中に観る日本の強さを学ぶことこそ、
企業の強さを生み出す根源であると唱えている。
また、人間の教育は歴史に学び、歴史を考察し、その歴史の中から未来に手渡す種を探しだすことだと語る。
その考え方には多くの熱烈なファンがおり、年間300回以上に渡る講演会には、
多数の教育者、行政関係者、そして父親、母親の姿がある。
 
〈 書籍の内容 〉歴史は過去から未来へのラブレターである!
日本は世界の中で最も好かれ、信頼されている国のひとつです。
それは海外を訪れるとよくわかります。なぜ、日本人とわかると笑顔になる外国人が多いのでしょうか。なぜ、これほどまでに日本の製品〈メイド・イン・ジャパン〉が愛され続けているのでしょうか。その答えは先祖が築き上げてきた歴史の中に隠されています。
歴史を学ぶということは、年号や人物の名前を暗記することではありません。
ましてや現代の価値観で出来事の善悪を判断したり、断罪することでもありません。私たち自身がその時代その時代を懸命に生きた日本人の〈真情〉を考え、先祖の〈声〉に耳を澄まし、彼らが未来である〈今〉を生きる私たちに託した〈心情〉とは何かに思いを馳せることです。
本書では、ペリー来航、吉田松陰、エルトゥールル号遭難事件、日露戦争、日米戦争、特攻、新幹線……など、知っているようで詳しくは知らない歴史の真実を明らかにしながら、日本とはどういう国なのか、そして私たちの先祖はその時代時代をどのような気持ちで生きてきたのかを見つめ直す、親から子の世代へ是非とも語り継いでいきたい歴史の本であり、新たな日本人論でもあります。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
この本は、歴史の本であって、単なる歴史の本ではありません。
著者の佐藤氏は経営コンサルタントの第一人者として30年以上にわたって数多くの優良企業の経営相談に携わってきました。
とくに定評があるのが人財の教育です。
企業の目的は「永続性」にあるという信念のもと、歴史観、つまり歴史の中に観る日本の強さ・優れている点を学ぶことこそが企業の強さを生み出す根源であると唱えています。
また、人間の教育は、歴史に学び、その歴史の中から未来に手渡す種を探し出すことであるとの考えから、今の日本という国を築き上げてきた先祖から、現代を生きる私たち日本人が受け継いだ特性とは何かを、わかりやすい言葉で教えてくれます。
この本『日本はこうして世界から信頼される国となった』は、学校の歴史の授業ではわからない歴史の〈本当のこと〉を知る面白さを伝えると同時に、日本人とは何か、なぜ日本はこんなにも世界から愛される国になったのかという秘密を、歴史から解き明かしてくれます。
そして、歴史とは単なる過去の出来事ではなく、今、そして未来ともつながっているものだということを教えてくれます。
読み終わった後、この国に生まれた喜びを感じると同時に、心から元気が出る本です。
次の日本を担う子をもつ親御さんはもちろんのこと、会社や組織で人財教育に関わる方など幅広い人たちにおすすめできる一冊です。
〈 目次をみる 〉
まえがき
序章 歴史は過去からのラブレター

〈第1部 日本人の信頼〉
第1章 一九八〇年 エルトゥールル号遭難──「恩送り」を生んだ誠実さ
第2章 一九〇五年 日露戦争日本海海戦──敗者をも敬う立派な態度
第3章 一九五八年 ダットサン210北米上陸──挑戦し続ける気力
第4章 一七〇三年 赤穂浪士討ち入り事件──法を重んじる文化


〈第2部 日本人の闘い〉
第5章 一八五三年 ペリー黒船来航──独立自尊の精神
第6章 一九一九年 人種的差別撤廃提案──信を通す勇気
第7章 一九四一年 日米戦争開戦──独立を貫く気概
第8章 一九五一年 マッカーサーの証言──証明された正当性

〈第3部 日本人の学び〉
第9章 一九六四年 東海道新幹線開通──革新的な発想
第10章 一八五九年 吉田松陰死す──飽くなき勤勉性
第11章 一九四四年 特攻──祖国を守る心の叫び

あとがき
文庫版のためのあとがき

 

お客様のご意見

お客様はこの歴史観について、以下のように評価しています: 優しくなれる歴史本で、史実を読み解いて今日本人がわが子に伝えるべき真の歴史を教えてくれます。

また、内容についても好評で、面白そうで感動的な本だと感じています。 分かりやすさも高く評価されており、とても読みやすく、小中学生にもおすすめだと述べています。

正しい歴史認識や日本の良さ、世界の中で信頼されている日本人に対する誇りを育むとの声があります。

歴史認識については、正しい歴史認識や近代史の観方が変わり、日本人の誇りを取り戻すことができるという意見もあります。

 

日本は海外で最も信頼されている国、メイドインジャパンや日本のシステムが、こうも人気が高く、愛される理由はすべて先祖の歴史の中にある。

マスコミや知識人?の影響で、日本国内では、自虐的歴史感がはびこっている。

紹介されていた歴史の断片は、過去の日本人からの恩義を忘れずに恩を返してくれた、トルコ人の気概。

人種差別の思想と帝国主義が当然の時代に、アジアを当前のように植民地化していた欧米諸国やロシアから何がなんでも独立を守り、日露戦争に完全勝利した、小国日本はアジア諸国に勇気を与えた。
また、敗戦国のロシアにも恥辱を与えず、敗者をも敬う日本人の気質。

自動車後進国だった日本がアメリカに挑戦し、現代ではトヨタ、日産、ホンダなど世界のトップクラスの自動車メーカーを排出する国となる礎をつくった日本人技術者の誇り。

忠臣蔵で有名な新撰組の敵討ち。温情や義理で死罪を免れることもなく、毅然として当たり前に法を優先させた法治国家、日本。

大東亜戦争に向かうに至った米国のオレンジプランや、日本移民排斥運動、日本の地理的条件、また欧米諸国が恐れた、日本人の得たいの知れない強さや真面目さ。

11の歴史的な事例を挙げてあり、歴史に埋もれた尊敬すべき日本人のご先祖様の行動や気持ちが心に響いた。

子どもの未来を良いものにしたいと思わない親はいない。孫の未来を良いものにしたいと思わない祖父母もいない。
今を生きる自分たちがいる日本は、ご先祖様が未来に託してくれた日本なはず。
どんな思いと苦労の果てに託された今であるかを隠された歴史を知ることによって、先人に感謝し、誇りをもって日本をさらに良くし、次の世代に託せるようの生きていこうと思う。

 

「歴史は年号を丸暗記すればいい」と言うのではなく、本書のような事を学校などで教えられれば、もっと歴史に興味を持ち、勉強する人が増えると思う。日本人でありながら、日本の事を知らない人が多すぎる。それを防ぐには本書のような本が数多く読まれる事は、今後の日本の存在にも影響してくると思う。
 
 
 学生時代、せっかく東京で過ごしながら靖国神社へは一度も行ったことがありませんでした。
しかし北海道で社会人となってから20年以上の歳月を経た時、ふと休暇を利用して靖国に行ってみようと思ったのでした。
数時間滞在した中での忘れられない記憶は、遊就館で目の当たりにした諸先輩方の遺書の数々でした。
当時は靖国や遊就館が戦争賛美の代表のような言い方もされていましたが、実際の展示の数々を目にすると、そのような言説はいかに薄っぺらなもので、我々の先人たちが純粋な気持ちで祖国や肉親を守るために戦ってくれたのかがわかりました。
そのような愛国心と誇りや精神性を十分理解していたからこそ、パル判事は東京裁判での不条理を説いてくれたのです。本書ではダットサンや新幹線の逸話も披露しつつ、黒船来航~人種差別撤廃提案~日米戦争~戦後のマッカーサー証言の流れでは、事象の紹介よりも背景に重点を置いて説明してくれているので、より理解が深まる内容となっています。
そして終章の特攻では、我々現代日本人の姿勢を問いています。
日本という国と日本人を、いま一度振り返ってみるための良著と感じました。日本の近現代史に興味のある方には少々物足りない内容とも言うこともできますが、事実やその背景を丹念に学んでいくことは必ず我々の血や肉となります。
日本の善なる歴史をただの日本礼賛と断言するのは非常に残念なことでしょう。
 
 
表紙の色使いや菊のご紋など、かなり偏ったイメージがありましたが、そんな安直軽率なイメージを持った自分が恥ずかしくなるほど良い本でした。

軽い気持ちで通勤の時に読んだら車内で号泣しかけました。
どんな歴史の教科書より日本の歴史に興味が持てるようになりますし、自分が日本人に生まれて本当に良かったと感じさせてくれると同時に、今の自分がとても未熟であること、そこから前向きに進めるようにエネルギーを与えてくれる本でした。
今の若い世代とは言わず、全世代に読んでもらいたい本です。
 
ひとつひとつの物語に感動しました。
日本人賞賛本とか脚色はあるとしてもそれを読んで誠実に生きようと思えるのであれば意味があると思う。
たまに見かける隣国と比較して優れてる、みたいなのはなんか悲しくなるよね。
この本は子供に話しかけるような構成になっていてあまり賢くない自分にも読みやすかった。
子供から大人までおすすめします。
 
 
カルチャーショック!!そう言うくらい衝撃的な本でした。
歴史観、といったら大げさですが、近代史の観方が変わります。

経営コンサルタントの方が書かれた歴史の本で、
「船井幸雄の60の言葉」の著者の最新刊です。

60の言葉のときもそうでしたが、とても分かりやすい本でした。

戦争のお話や、最後の特攻隊のお話では、
ぼろぼろ泣いてしまいました。

今まで教わって来た歴史はなんだったんだろう・・・。
そんなことも考えました。

昔の人達が大切に育ててきた歴史を、
私たちも大切に積み重ねて、未来に送らないといけませんね。
 
 

東京大空襲 後世に伝える

2025年01月10日 11時40分09秒 | 社会・文化・政治・経済

コロナの今こそ「忘れず、黙らず」
2人の館長が語り継ぐ東京大空襲(2020年10月5日 首都圏局記者 野中夕加 社会部記者 能州さやか)

10万もの人が命を落とした「東京大空襲」を後世に伝える5000点以上の貴重な資料のほとんどが、人目に触れずに約20年も都内の倉庫で眠ったままになっています。

動かない行政に業を煮やした有志が寄付を募って開館したのが、「東京大空襲・戦災資料センター」です。
ここ数年の来館者の減少に、新型コロナウイルスが追い打ちをかけるなかで、この夏から新たな発信への挑戦を始めています。

大空襲の記録を今に伝える

東京・江東区にある東京大空襲・戦災資料センターには、空襲で亡くなった人たちの生前の写真や、被災した人たちの体験記、それに焼け跡から掘り出された焦げた茶わんや鉄の釜といった生活用品など、約6000点の資料が保管されています。

センターの初代館長を去年まで務めた作家の早乙女勝元さん(88)は、東京大空襲を12歳のときに体験しました。戦争体験の当事者として、戦争の悲惨さや平和の大切さを訴え続けています。

早乙女さんは少年時代の「神風」鉢巻の思い出を、私たちに語ってくれました。

早乙女勝元さん

早乙女勝元さん:
「12歳の私が軍需工場に動員されていた時に、鉢巻を買わされたんですよ。『これを額に巻いて軍歌を歌いながら歩け。日本は神の国だから万が一のことがあっても心配はない。カミカゼの一員になれ』と言われてきました。動員とはいえ子どものうちから軍需産業に携わっていたことは、私の戦争への反省につながっています」

頓挫した「平和祈念館構想」

早乙女さんが当初期待していたのが、1990年代に東京都が計画していた「平和祈念館」でした。

当時の「平和祈念館」完成イメージ

2001年度の開館予定でしたが、展示内容や立地場所をめぐって都議会で議論が紛糾し、計画は頓挫しました。収集した資料は5000点余りで、そのほかに330人の空襲体験者の証言映像もあります。一部は時おり公開されていますが、それ以外のほとんどは今も倉庫に眠り続けています。

資料が保管されている倉庫

証言映像にも協力した早乙女さんは、「絶対にあってはならないこと」と怒りをあらわにします。

早乙女さん:
「建設計画を決めたのは東京都じゃないですか。平和祈念館に預ければ自分が持っているよりも伝わるだろうと、誰もが思っていたでしょう。それを裏切りつつある。
『平和祈念館』の開館を待ち望んでいた空襲経験者たちのほとんどは、もうこの世にいません。『みんな高齢になりこの世を去る時間が近づいているが、このあとどうされるおつもりか』と、東京都に真剣に問うことも忘れないでいきたい」

「行政がやらないなら」
民間で募金を呼びかけ運営も

祈念館の計画が動かない可能性が高まると、早乙女さんはすぐに募金の呼びかけなどを行い、3年後に戦災資料センターが開館しました。

開館のあいさつをする早乙女さん(2002年)

建設費用や土地はすべて民間からの寄付でまかない、施設の管理運営も有志が担っています。
早乙女さんは去年館長を退任しましたが、資料を後世に伝えることの重要さを今も大切にし続けています。

早乙女さん:
「やはり一次資料なしには、到底伝えきれません。『ここへ預けておけばきっと後の世に残るだろう』という多くの方の要請に応えることが、空襲で生き延びた私の役割です。預けられた一次資料は2つと同じものはなく、後々まで資料が語ります。資料を目にした方が心に刻むと思うんです」

「歴史を自分の問題として捉える見方がないと、未来を見誤る」と、早乙女さんは語ります。

早乙女さん:
「過去は現在と、現在は未来と結びあっています。だから現在を正しく知ることは過去をきちんと知ることにほかなりません。それには資料を次の世代に伝えることが大切なのです」

「戦争を体験していない私が伝えられるのか…」

早乙女さんの後を継いで去年館長に就任したのが、一橋大学名誉教授の吉田裕さん(65)です。

戦災資料センターはそれまで基本的に空襲を体験された方が語り、聴いた人たちが追体験をする場でした。しかし吉田さんは戦後生まれです。近現代の軍事史などに詳しいものの、戦争体験のない自分がどのように伝えていくのか、当初は自問したといいます。

吉田裕さん:
「体験した人が語る形の継承ができなくなっていることを、自覚する必要があります。私は戦争体験者ではありませんが、両親や学校の先生が戦争を体験していて、地域や家族には生々しい記憶が息づいている世代です。両親も学校の先生も戦争を体験していない世代に、どう伝えていくかが課題だと考えています」

どう「共感」してもらえるか

吉田さんが取り組んだのが展示内容のリニューアルです。30代や40代の研究者たちと議論するなかで、重視したのが「個の体験」でした。
身近に体験者がいない若い世代に空襲の被害をリアルに伝えるには、個々の体験に共感してもらう必要があると考えたのです。

体験を伝える一つが、市民たちの手記です。元館長の早乙女さんたちが1970年代に刊行した「東京大空襲・戦災誌」から、19人の体験談を抜粋しました。

幼い3人の子どもを連れた母親の手記では、空襲の炎のなかで2人の子どもを亡くしたことがつづられています。背中で助かった赤ちゃんも後に栄養失調で亡くなりました。

母親の手記より:
「橋の中ほどまで来た時、『橋に火がついた』と叫ぶ声が聞こえました。私の頭に木造の橋が思い浮かびました。橋げたが焼けて崩れ落ちるかと思いましたが、後で見れば、ガッチリとした鉄骨です。
一瞬橋の上がパッと火になりました。熱気で橋の上がいっぺんに火になったのです。白熱した、白い火でした。玉枝の『おめめが痛いよう』、暉雄の『熱いよう』という声が耳に入りました。その声は今も、私の頭から離れません」

初めて名前と顔を公開した理由

吉田さんたちは犠牲者の名前や顔写真も、新たに展示に加えました。8家族30人の名前を、遺族の了承を得て初めて公開したのです。

名前や写真の顔を見てもらうことで、犠牲になった一人一人に人生があり、家族がいたことをより実感してほしいという願いでした。

吉田さん:
「犠牲者10万人という概数で把握するのではなく、一人一人に名前があって顔があって、生きてきた人生があって、その死を悼む遺族がいる。生き残った人もいろいろな思いを抱えながら戦後生きてきた。その体験への想像力をかきたてるような展示にしたいというのがいちばんのねらいです」

ここでもキーワードは「共感」だといいます。

吉田さん:
「少しでも自分の問題として、自分につながる問題として考えてもらえるかどうか。戦争の時代についての単なる知識を学ぶだけではなくて、そこを生きてきた人たちに対する共感の気持ちを培っていくことが重要だと思います」

コロナ禍でつかんだ新たな挑戦へのヒント

戦災資料センターの来館者はここ数年減少しており、そこに新型コロナウイルスが拍車をかける事態となっています。

一時は閉館を余儀なくされ、6月下旬にようやく見学を再開しましたが、修学旅行などのキャンセルも相次ぎました。来館者は去年の1割以下にまで落ち込んでいます。

キャンセルが目立つ予定表

センターはこの夏、オンラインでの発信に挑戦しました。大学生が展示内容を紹介して動画投稿サイトにも配信するなど、新たな試みを始めています。

大学生によるオンライン発信

吉田さん:
「新型コロナの影響で直接見てもらう機会が大きく減り、戦後75年が後景に(※後方の景色に)退いてしまったのが残念です。ただ手をこまねいているだけでは状況は変わりません。新型コロナがあったためにオンラインという発信のしかたがあることに気付かされたので、これを1つの機会として取り組んでいきたいと考えています」

「どんなことがあっても忘れず、黙らず」

戦争の記憶を伝える施設の多くは、もともと費用や人員確保の問題などで厳しい運営を余儀なくされていました。戦争を体験していない世代が全体の8割を占めるなか、歴史を後世に伝えるという困難な作業をどう乗り越えていくのか。

吉田さん:
「一般の庶民の戦争体験ってたくさんいろんな形であるんですけど、公的な場できちんと収集して公開している場は、東京大空襲に関してはこのセンターしかありません。戦争や空襲の体験を次の世代にしっかりと伝えていく中心としての役割を果たさなければならないと自覚しています。
いろいろな貴重な記録が失われていく時代に入りつつあるので、それをきちんと保管して保存して公開していく。学ぶ場としての役割を非常に重視しているので、ぜひ小中学生や高校生など若い人たちに見てもらって、空襲を追体験してほしいと願っています」

早乙女さん:
「自分の孫の寝顔を見るたびに、これから先のことに考えをはせ、社会はどうなっていくのだろうか、今のままでいいのだろうかという問いを突きつけられる気がします。センターの館長をやってきた時の私の思いは『知っているなら伝えよう。知らないなら学ぼう』だったんです。
ところが今の状況は知っている人が本当に少数になりました。知っている人から伝わっていないという現実があります。
ではどうしたらいいのか。『どんなことがあろうとも、忘れず、黙らず』だと思います。私たち自身もこれからどのように伝えていくべきか模索し続けていますが、平和の大切さを後世に伝えようと資料を託したり、記憶を伝えたりしてきた人たちの思いを受け継ぎ、それを心に刻んで生きていくことがわれわれの使命ではないかと思っています」

 

 

「少女を守るため」性交

2025年01月10日 11時24分16秒 | 事件・事故

児童買春100人 「裏アカ」40歳/上 「少女守るため性交 ...

  1. https://mainichi.jp
  2.  

1日前 -約8年で会った未成年の少女は100人以上。SNS(ネット交流サービス)を駆使する「裏アカ男子」として児童買春を続けた坂上タカヨシ受刑者(40)=仮名=は ...

SNSなどから子ども犯罪被害福岡県内は3年連続100人超え

SNSなどから子ども犯罪被害福岡県内は3年連続100人超え

福岡県内でSNSなどをきっかけに犯罪の被害にあった子どもの数は3年連続で100人を超え高止まりしていて、警察はフィルタリング機能の活用や、家庭でSNS利用のルールをつくるなど、対策を呼びかけています。
警察のまとめによりますと、去年、福岡県内でSNSなどの利用をきっかけに性犯罪などの被害にあった18歳未満の子どもの数は、のべ105人と前の年より6人減ったものの、3年連続で100人を超えました。
犯罪の容疑別では、性的な画像を送らされたなど「児童ポルノ禁止法違反」が47人と最も多く、次いで「児童買春」が21人などとなっています。
年代別では、中学生が53人とおよそ半数を占め、次いで高校生が38人、小学生が11人でした。
年代が近い友人どうしで興味本位で性的な画像をやりとりし、拡散してしまうケースや、子どもがSNSに援助交際の相手を募集する投稿をしたことをきっかけに被害に遭うケースもあるということです。
警察は、加害者の摘発を進めるとともに子どもが被害に遭わないため子どものスマートフォンに有害なサイトにアクセスできなくする「フィルタリング」を設定したり、SNSの利用に関するルールを家庭で決めたりするなど、対策をとるよう呼びかけています。

 

『君の名は。』プロデューサーに懲役6年求刑 児童買春などの罪 検察指摘「100人以上と性的関係」

映画「君の名は。」のプロデューサーの男が、不同意性交や児童買春などの罪に問われている裁判で、検察は懲役6年を求刑しました。

 映画「君の名は。」のプロデューサーを務めていた伊藤耕一郎被告(53)は、2023年、当時15歳の女子高校生に2万円を渡して、みだらな行為をしたほか、別の女子高校生に裸を撮影させ、スマートフォンに送らせたなどの罪に問われています。

 これまでの裁判で、伊藤被告は起訴内容を認め、弁護側も当初、一部を否認したものの、後に全て認めています。

 7日の論告で、検察側は「100人以上もの女性に多額の金銭を渡し、性的関係を持ち、その様子を撮影してコレクションしていた」と指摘。「経済力に物をいわせ 犯行に及んだ責任は重い」などとして、懲役6年を求刑しました。

 判決は2月28日です。

 

児童買春事犯等】 検挙件数の推移 子供の性被害

PDF
  1. https://www.cfa.go.jp
  2.  
  3. 令和5年における検挙件数について、児童買春、淫行させる行為(児童福祉法)、みだらな性行為等(青少. 年保護育成条例)は前年から減少したが、不同意性交等及び不同意 ...

令和5年における検挙件数について、児童買春、淫行させる行為(児童福祉法)、みだらな性行為等(青少
年保護育成条例)は前年から減少したが、不同意性交等及び不同意わいせつは前年から増加し、その結果、
これらの検挙件数の合計は、前年から増加し、令和元年の水準に近づいた。

 

 


学割マックブック転売

2025年01月10日 11時19分50秒 | 社会・文化・政治・経済

アップルのパソコン違法転売か 中国籍の51歳容疑者ら7人逮捕

東京 銀座のアップルの直営店からパソコンを割引価格で購入し、禁止された転売を行っていたとして、中国籍の51歳の容疑者ら7人が逮捕されました。

警視庁は容疑者らのグループがおよそ1億3000万円分のパソコンやタブレット端末を不正に購入し、転売で利益を得ていたとみて捜査しています。

逮捕されたのは中国籍で埼玉県川口市に住む趙麗容疑者(51)で、ほかに製品購入役のアルバイトなどいずれも中国籍の容疑者6人も逮捕されました。

アップルは学生などを対象に、パソコンやタブレット端末の割引販売制度を設けていますが、購入条件として1年以内の転売を禁止しています。

警視庁によりますと趙容疑者らは、去年5月、東京 銀座のアップルの直営店で、転売の目的を隠したまま、ノートパソコン11点、313万円相当を割引価格で購入したとして、詐欺の疑いが持たれています。

警視庁は趙容疑者が主導するグループが、各地の店舗でおよそ1億3000万円分のパソコンやタブレット端末を不正に購入し、転売によって少なくとも1000万円以上の利益を得ていたとみています。

また、製品の価格が日本よりも高い海外に転売していた可能性もあるとみて、実態を詳しく調べています。

容疑者らの認否については明らかにしていません。


中国系サイバー攻撃210件

2025年01月10日 11時12分35秒 | 社会・文化・政治・経済

サイバー攻撃グループが省庁や企業狙い不審メール 中国関与か

警察庁と内閣サイバーセキュリティセンターは、中国の関与が疑われるサイバー攻撃グループ「ミラーフェイス」が、日本の安全保障の情報を扱う省庁や民間企業などを狙って不審なメールを送りつけるなどのサイバー攻撃を仕掛けているとして、注意を呼びかけています。

警察庁によりますと、「ミラーフェイス」と呼ばれるサイバー攻撃のグループは、2019年から2024年にかけて、日本の外務省や防衛省、政治家、それに情報通信や半導体を扱う民間企業などを標的にサイバー攻撃を行っていて、使われたマルウエアなどの分析から、中国の関与が疑われることが判明したということです。

これまでに確認された攻撃は210件にのぼっていて、メールの件名に「日米同盟」や「台湾海峡」「ロシア・ウクライナ戦争」など安全保障や国際情勢に関するキーワードが入っているケースや、何度かメールでやりとりを重ねたうえで不正な添付ファイルを送りつけてくるケースが多いということです。

また、サイバー攻撃の対象となった人物や組織が、実在する第三者と過去にやりとりをしたメールを何らかの方法で入手して、その第三者になりすまし、文面の一部だけを変えて送りつけてくるケースもあり、攻撃に気付きにくいということです。

警察庁は、拡張子がいつもと違う添付ファイルになっているなど、少しでも違和感があるメールには気をつけるよう、注意を呼びかけています。

あわせて読みたい

  • 米財務省 “中国政府支援のハッカー組織からサイバー攻撃か”

    米財務省 “中国政府支援のハッカー組織からサイバー攻撃か”

    アメリカ財務省は、中国政府が支援するハッカー組織から、サイバー攻撃を受けたとみられると明らかにしました。中国系ハッカー集団をめぐっては、大統領選挙中にトランプ次期大統領を標的にしていたとも伝えられていて、サイバー攻撃をめぐり米中の対立が深まる可能性もあります。

    アメリカのメディアによりますと財務省は30日、議会にあてた書簡の中で、財務省の一部のシステムが、外部からサイバー攻撃を受けたと明らかにしました。

    外部からの不正アクセスが可能になった文書は機密文書ではないとしていますが、財務省は中国政府が支援するハッカー組織による「重大事案」とみて、FBI=連邦捜査局などとともに影響などについて調べているということです。

    中国系ハッカー集団をめぐっては2024年10月、アメリカ大統領選挙の期間中に、トランプ次期大統領の携帯電話に侵入しようとしていたとも伝えられています。

    トランプ次期政権で安全保障政策を担当する大統領補佐官に起用されるウォルツ氏は今月、CBSテレビのインタビューで中国を念頭に「われわれのデータを盗み、スパイ活動を続ける国家などにより高い代償や結果を負わせるべきだ」などと警告し、厳しく臨む必要があると強調しました。

    ウォルツ氏は対中強硬派として知られ、トランプ次期政権下でサイバー攻撃をめぐり、米中の対立が深まる可能性もあります。


沖縄米兵 また性的暴行容疑

2025年01月10日 11時03分33秒 | 事件・事故

沖縄 米海兵隊兵士を書類送検 女性に性的暴行しけがさせた疑い

アメリカ海兵隊の30代の兵士が、沖縄県内で成人女性に性的暴行をした上、けがをさせた疑いで書類送検されました。

書類送検されたのはアメリカ海兵隊に所属する30代の兵士で、警察によりますと、去年11月、沖縄本島で成人女性に性的暴行をした上、けがをさせた疑いがもたれています。

女性から被害相談を受けた警察が、双方から事情を聞いたり、事件現場周辺の防犯カメラを調べたりして捜査を進めた結果、8日に書類送検したということです。

警察によりますと、兵士と女性とは面識がなかったということです。

警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

沖縄県内では、去年相次いで発覚したアメリカ兵による性暴力事件が県側に伝えられていなかった問題を受けて、県警が逮捕や書類送検をした時点で県に伝えるという通報体制が整備されました。

警察は県に事件の概要を伝えたということで、通報体制が整備されて以降、今回が2例目となります。

沖縄 玉城知事 “日米両政府に強く抗議する必要あり”

沖縄県の玉城知事はコメントを発表し、8日に県警察本部から事件について説明を受けたことを明らかにしました。

そのうえで「およそ1年の間に女性の人権や尊厳をないがしろにする重大かつ悪質な犯罪が5件も発生したことは極めて遺憾で、激しい怒りを覚える。このような悪質な事件は県民に大きな不安を与えるもので、断固たる対応を求める」としています。

そして「凶悪な事件が繰り返し発生していることは隊員の教育などアメリカ軍が実施している再発防止策の実効性に強い疑念を持たざるをえず、規律のあり方が問われる深刻な事態だ。日米両政府に対して強く抗議する必要があり、引き続き情報を収集し、厳しい姿勢で対応していきたい」としています。

在日米軍 第3海兵遠征軍「日本の警察当局に協力」

この事件について、沖縄県うるま市に司令部を置く在日アメリカ軍、第3海兵遠征軍はNHKの取材に対し「沖縄に駐留するアメリカ軍兵士に対する犯罪行為の容疑を認識していて、日本の警察当局に協力している」とコメントしました。

 

  •