世界から信頼される日本

2025年01月10日 12時03分29秒 | 社会・文化・政治・経済

日本はこうして世界から信頼される国となった

わが子へ伝えたい11の歴史

著/佐藤芳直 

著者について

S・Yワークス代表取締役/1958年2月宮城県仙台市出身。
早稲田大学商学部卒業後、船井総合研究所に入社。
以降コンサルティングの第一線で幾多の一流企業を生み出した。
2006年同社常務取締役を退任、株式会社S・Yワークスを創業、代表取締役になる。
30年以上に渡るコンサルティングは、歴史観、そして歴史の中に観る日本の強さを学ぶことこそ、
企業の強さを生み出す根源であると唱えている。
また、人間の教育は歴史に学び、歴史を考察し、その歴史の中から未来に手渡す種を探しだすことだと語る。
その考え方には多くの熱烈なファンがおり、年間300回以上に渡る講演会には、
多数の教育者、行政関係者、そして父親、母親の姿がある。
 
〈 書籍の内容 〉歴史は過去から未来へのラブレターである!
日本は世界の中で最も好かれ、信頼されている国のひとつです。
それは海外を訪れるとよくわかります。なぜ、日本人とわかると笑顔になる外国人が多いのでしょうか。なぜ、これほどまでに日本の製品〈メイド・イン・ジャパン〉が愛され続けているのでしょうか。その答えは先祖が築き上げてきた歴史の中に隠されています。
歴史を学ぶということは、年号や人物の名前を暗記することではありません。
ましてや現代の価値観で出来事の善悪を判断したり、断罪することでもありません。私たち自身がその時代その時代を懸命に生きた日本人の〈真情〉を考え、先祖の〈声〉に耳を澄まし、彼らが未来である〈今〉を生きる私たちに託した〈心情〉とは何かに思いを馳せることです。
本書では、ペリー来航、吉田松陰、エルトゥールル号遭難事件、日露戦争、日米戦争、特攻、新幹線……など、知っているようで詳しくは知らない歴史の真実を明らかにしながら、日本とはどういう国なのか、そして私たちの先祖はその時代時代をどのような気持ちで生きてきたのかを見つめ直す、親から子の世代へ是非とも語り継いでいきたい歴史の本であり、新たな日本人論でもあります。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
この本は、歴史の本であって、単なる歴史の本ではありません。
著者の佐藤氏は経営コンサルタントの第一人者として30年以上にわたって数多くの優良企業の経営相談に携わってきました。
とくに定評があるのが人財の教育です。
企業の目的は「永続性」にあるという信念のもと、歴史観、つまり歴史の中に観る日本の強さ・優れている点を学ぶことこそが企業の強さを生み出す根源であると唱えています。
また、人間の教育は、歴史に学び、その歴史の中から未来に手渡す種を探し出すことであるとの考えから、今の日本という国を築き上げてきた先祖から、現代を生きる私たち日本人が受け継いだ特性とは何かを、わかりやすい言葉で教えてくれます。
この本『日本はこうして世界から信頼される国となった』は、学校の歴史の授業ではわからない歴史の〈本当のこと〉を知る面白さを伝えると同時に、日本人とは何か、なぜ日本はこんなにも世界から愛される国になったのかという秘密を、歴史から解き明かしてくれます。
そして、歴史とは単なる過去の出来事ではなく、今、そして未来ともつながっているものだということを教えてくれます。
読み終わった後、この国に生まれた喜びを感じると同時に、心から元気が出る本です。
次の日本を担う子をもつ親御さんはもちろんのこと、会社や組織で人財教育に関わる方など幅広い人たちにおすすめできる一冊です。
〈 目次をみる 〉
まえがき
序章 歴史は過去からのラブレター

〈第1部 日本人の信頼〉
第1章 一九八〇年 エルトゥールル号遭難──「恩送り」を生んだ誠実さ
第2章 一九〇五年 日露戦争日本海海戦──敗者をも敬う立派な態度
第3章 一九五八年 ダットサン210北米上陸──挑戦し続ける気力
第4章 一七〇三年 赤穂浪士討ち入り事件──法を重んじる文化


〈第2部 日本人の闘い〉
第5章 一八五三年 ペリー黒船来航──独立自尊の精神
第6章 一九一九年 人種的差別撤廃提案──信を通す勇気
第7章 一九四一年 日米戦争開戦──独立を貫く気概
第8章 一九五一年 マッカーサーの証言──証明された正当性

〈第3部 日本人の学び〉
第9章 一九六四年 東海道新幹線開通──革新的な発想
第10章 一八五九年 吉田松陰死す──飽くなき勤勉性
第11章 一九四四年 特攻──祖国を守る心の叫び

あとがき
文庫版のためのあとがき

 

お客様のご意見

お客様はこの歴史観について、以下のように評価しています: 優しくなれる歴史本で、史実を読み解いて今日本人がわが子に伝えるべき真の歴史を教えてくれます。

また、内容についても好評で、面白そうで感動的な本だと感じています。 分かりやすさも高く評価されており、とても読みやすく、小中学生にもおすすめだと述べています。

正しい歴史認識や日本の良さ、世界の中で信頼されている日本人に対する誇りを育むとの声があります。

歴史認識については、正しい歴史認識や近代史の観方が変わり、日本人の誇りを取り戻すことができるという意見もあります。

 

日本は海外で最も信頼されている国、メイドインジャパンや日本のシステムが、こうも人気が高く、愛される理由はすべて先祖の歴史の中にある。

マスコミや知識人?の影響で、日本国内では、自虐的歴史感がはびこっている。

紹介されていた歴史の断片は、過去の日本人からの恩義を忘れずに恩を返してくれた、トルコ人の気概。

人種差別の思想と帝国主義が当然の時代に、アジアを当前のように植民地化していた欧米諸国やロシアから何がなんでも独立を守り、日露戦争に完全勝利した、小国日本はアジア諸国に勇気を与えた。
また、敗戦国のロシアにも恥辱を与えず、敗者をも敬う日本人の気質。

自動車後進国だった日本がアメリカに挑戦し、現代ではトヨタ、日産、ホンダなど世界のトップクラスの自動車メーカーを排出する国となる礎をつくった日本人技術者の誇り。

忠臣蔵で有名な新撰組の敵討ち。温情や義理で死罪を免れることもなく、毅然として当たり前に法を優先させた法治国家、日本。

大東亜戦争に向かうに至った米国のオレンジプランや、日本移民排斥運動、日本の地理的条件、また欧米諸国が恐れた、日本人の得たいの知れない強さや真面目さ。

11の歴史的な事例を挙げてあり、歴史に埋もれた尊敬すべき日本人のご先祖様の行動や気持ちが心に響いた。

子どもの未来を良いものにしたいと思わない親はいない。孫の未来を良いものにしたいと思わない祖父母もいない。
今を生きる自分たちがいる日本は、ご先祖様が未来に託してくれた日本なはず。
どんな思いと苦労の果てに託された今であるかを隠された歴史を知ることによって、先人に感謝し、誇りをもって日本をさらに良くし、次の世代に託せるようの生きていこうと思う。

 

「歴史は年号を丸暗記すればいい」と言うのではなく、本書のような事を学校などで教えられれば、もっと歴史に興味を持ち、勉強する人が増えると思う。日本人でありながら、日本の事を知らない人が多すぎる。それを防ぐには本書のような本が数多く読まれる事は、今後の日本の存在にも影響してくると思う。
 
 
 学生時代、せっかく東京で過ごしながら靖国神社へは一度も行ったことがありませんでした。
しかし北海道で社会人となってから20年以上の歳月を経た時、ふと休暇を利用して靖国に行ってみようと思ったのでした。
数時間滞在した中での忘れられない記憶は、遊就館で目の当たりにした諸先輩方の遺書の数々でした。
当時は靖国や遊就館が戦争賛美の代表のような言い方もされていましたが、実際の展示の数々を目にすると、そのような言説はいかに薄っぺらなもので、我々の先人たちが純粋な気持ちで祖国や肉親を守るために戦ってくれたのかがわかりました。
そのような愛国心と誇りや精神性を十分理解していたからこそ、パル判事は東京裁判での不条理を説いてくれたのです。本書ではダットサンや新幹線の逸話も披露しつつ、黒船来航~人種差別撤廃提案~日米戦争~戦後のマッカーサー証言の流れでは、事象の紹介よりも背景に重点を置いて説明してくれているので、より理解が深まる内容となっています。
そして終章の特攻では、我々現代日本人の姿勢を問いています。
日本という国と日本人を、いま一度振り返ってみるための良著と感じました。日本の近現代史に興味のある方には少々物足りない内容とも言うこともできますが、事実やその背景を丹念に学んでいくことは必ず我々の血や肉となります。
日本の善なる歴史をただの日本礼賛と断言するのは非常に残念なことでしょう。
 
 
表紙の色使いや菊のご紋など、かなり偏ったイメージがありましたが、そんな安直軽率なイメージを持った自分が恥ずかしくなるほど良い本でした。

軽い気持ちで通勤の時に読んだら車内で号泣しかけました。
どんな歴史の教科書より日本の歴史に興味が持てるようになりますし、自分が日本人に生まれて本当に良かったと感じさせてくれると同時に、今の自分がとても未熟であること、そこから前向きに進めるようにエネルギーを与えてくれる本でした。
今の若い世代とは言わず、全世代に読んでもらいたい本です。
 
ひとつひとつの物語に感動しました。
日本人賞賛本とか脚色はあるとしてもそれを読んで誠実に生きようと思えるのであれば意味があると思う。
たまに見かける隣国と比較して優れてる、みたいなのはなんか悲しくなるよね。
この本は子供に話しかけるような構成になっていてあまり賢くない自分にも読みやすかった。
子供から大人までおすすめします。
 
 
カルチャーショック!!そう言うくらい衝撃的な本でした。
歴史観、といったら大げさですが、近代史の観方が変わります。

経営コンサルタントの方が書かれた歴史の本で、
「船井幸雄の60の言葉」の著者の最新刊です。

60の言葉のときもそうでしたが、とても分かりやすい本でした。

戦争のお話や、最後の特攻隊のお話では、
ぼろぼろ泣いてしまいました。

今まで教わって来た歴史はなんだったんだろう・・・。
そんなことも考えました。

昔の人達が大切に育ててきた歴史を、
私たちも大切に積み重ねて、未来に送らないといけませんね。
 
 

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