最近よく聞くのはヒヨドリの鳴き声。
ホトトギスものべつまくなしに鳴く鳥なのでかなりウルサイと感じるのだが、ヒヨドリの鳴き声はさらにけたたましい。
先日そのヒヨドリが数匹も私の家の窓際で騒いでいたので何事かと覗いてみるとラズベリーの木やアカメの木の枝に留まってピーヨピーヨ鳴いている。
しかも時折ホバリング(羽をバタバタさせて空中停止すること)までしている。
ヒヨドリのホバリングなんて滅多に見れるものではない。
せっかく実のついているブルーベリーを食べられては大変とヒヨドリたちを追い払おうとするが全く逃げる気配がない。
なので、彼らのそばまで行ってみると、彼らヒヨドリたちが騒いでいる理由がようやくわかった。
アカメの木のてっぺんに作った彼らの巣を蛇が襲っていたのだ。
それほど大型の蛇ではないがかなり長い。1メーター以上はあるだろう。
木の幹をゆったりと巻きつきながら動く蛇の口元を見ると鳥の羽らしき物が飛び出している。しかも喉元の方も異様に膨れている。これは今飲み込まれたばかりなのか?
蛇はネズミだろうが何だろうが丸飲みにしてゆっくりと消化されるのを待つ生き物なのできっとこのまま静かにしているはずだ。
まあ、この光景だけ見ると蛇に食べられてしまった鳥がカワイソウ、といった感じにも見えるのだが蛇だって生きるのに必死だし、何よりも蛇というのはネズミやモグラなど人間にとって害のある生物を食べてくれる人間にとっては益のある生き物だ。
アダムとイブの昔から蛇はどうも悪者にされることが多いけれども(マムシやハブのような毒蛇というのはごくわずかしかいないし)、大半の蛇は昔から人間とは友達づきあいをしてきている。
昔、私の実家の縁の下(こういうものを持つ家も最近はほとんどない)にはヘビが住んでいた。
私の家だけでなくよその家でも家のどこかに蛇が住み、人間と空間を共有していた。
「ヘビは家の守り神」とさえ言われていた。
でも、蛇というのはその姿形のせいか、「キライ」という人が圧倒的に多い。
別に蛇にしてみれば「嫌われようが何しようが関係ない」ということなのだろうし、人間に敵対心など微塵もないはずだ。
動物の美的基準もあまり人間の尺度で考えない方がいいかもしれない。
日本列島の至るところで増えすぎてしまった、姿形のかわいい鹿の方が人間の生活や生態系にもたらす害は蛇よりもはるかに大きいのだから(蛇は人間には害はほとんどもたらさないのだ)。
ホトトギスものべつまくなしに鳴く鳥なのでかなりウルサイと感じるのだが、ヒヨドリの鳴き声はさらにけたたましい。
先日そのヒヨドリが数匹も私の家の窓際で騒いでいたので何事かと覗いてみるとラズベリーの木やアカメの木の枝に留まってピーヨピーヨ鳴いている。
しかも時折ホバリング(羽をバタバタさせて空中停止すること)までしている。
ヒヨドリのホバリングなんて滅多に見れるものではない。
せっかく実のついているブルーベリーを食べられては大変とヒヨドリたちを追い払おうとするが全く逃げる気配がない。
なので、彼らのそばまで行ってみると、彼らヒヨドリたちが騒いでいる理由がようやくわかった。
アカメの木のてっぺんに作った彼らの巣を蛇が襲っていたのだ。
それほど大型の蛇ではないがかなり長い。1メーター以上はあるだろう。
木の幹をゆったりと巻きつきながら動く蛇の口元を見ると鳥の羽らしき物が飛び出している。しかも喉元の方も異様に膨れている。これは今飲み込まれたばかりなのか?
蛇はネズミだろうが何だろうが丸飲みにしてゆっくりと消化されるのを待つ生き物なのできっとこのまま静かにしているはずだ。
まあ、この光景だけ見ると蛇に食べられてしまった鳥がカワイソウ、といった感じにも見えるのだが蛇だって生きるのに必死だし、何よりも蛇というのはネズミやモグラなど人間にとって害のある生物を食べてくれる人間にとっては益のある生き物だ。
アダムとイブの昔から蛇はどうも悪者にされることが多いけれども(マムシやハブのような毒蛇というのはごくわずかしかいないし)、大半の蛇は昔から人間とは友達づきあいをしてきている。
昔、私の実家の縁の下(こういうものを持つ家も最近はほとんどない)にはヘビが住んでいた。
私の家だけでなくよその家でも家のどこかに蛇が住み、人間と空間を共有していた。
「ヘビは家の守り神」とさえ言われていた。
でも、蛇というのはその姿形のせいか、「キライ」という人が圧倒的に多い。
別に蛇にしてみれば「嫌われようが何しようが関係ない」ということなのだろうし、人間に敵対心など微塵もないはずだ。
動物の美的基準もあまり人間の尺度で考えない方がいいかもしれない。
日本列島の至るところで増えすぎてしまった、姿形のかわいい鹿の方が人間の生活や生態系にもたらす害は蛇よりもはるかに大きいのだから(蛇は人間には害はほとんどもたらさないのだ)。