「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

見えざる敵 2016・07・06

2016-07-06 08:59:00 | Weblog



   今日の「お気に入り」。


 As a rule, what is out of sight disturbs men's minds more seriously than what they see.

                         ( Julius Caesar )






  フリー百科事典ウィキペディアによれば、Julius Caesar さんのことは、次のように書かれています。


  「 ガイウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Gaius Iulius Cæsar、紀元前100年 - 紀元前44年3月15日)は、

   共和政ローマ期の政治家、軍人であり、文筆家。

   『賽(さい)は投げられた』(alea iacta est)、『来た、見た、勝った』(veni, vidi, vici) 、『ブルータス、お前もか

   (et tu, Brute?)』などの特徴的な引用句でも知られる。

   また暦で彼の名称が使用されていた(ユリウス暦)時期が存在していた。

   マルクス・リキニウス・クラッスス及びグナエウス・ポンペイウスとの第一回三頭政治と内戦を経て、ルキウス・コルネリウス

   ・スッラに次ぐ終身独裁官(ディクタトル)となり、後の帝政の基礎を築いた。」





  「 ガーイウス・ユーリウス・カエサルが、古典ラテン語の当時の発音(再建音)に最も近い。

   長母音と短母音を区別をしないガイウス・ユリウス・カエサルは慣用的な表記である。

   英語読みの『ジュリアス・シーザー』(Julius Caesar) でも知られる。

   名前の意味は、ユーリウス氏族に属するカエサル家のガーイウスという意味である。

   ちなみに氏族名のユーリウスとはユピテル(ジュピター)の子孫という意味である。

   『カエサル』の名は、帝政初期にローマ皇帝が帯びる称号の一つ、帝政後期には副帝の称号となった。

   ドイツ語のKaiser(カイザー)やロシア語のцарь(ツァーリ)など、皇帝を表す言葉の語源でもある。」





   冒頭のJulius Caesar さんの「お言葉」の大意は「概して、人は見えてるものより、目の前に見えないものに

  心惑わされるものだ」てなところでしょうか。

   昔、"The Kingdom"(邦題「キングダム/見えざる敵」」)という映画を見ました。R指定の映画です。


   筆者註:忙しい方のための豆知識。映画のストーリーは「サウジアラビアの首都リヤドの外国人居住区で、

       警察官に扮装したテロリスト達が銃器と爆発物で襲撃する事件が発生し、100人以上の死者が出た。

       死者の中にはFBI捜査官のフランもいた。FBIはロナルド(主役)ら4人の捜査官を5日間という期限付きで現地へ送る。

       彼らは歓迎される存在ではなかったが、サウジアラビアのアル・ガージー大佐と部下のハイサム軍曹の協力を得る。

       彼らはアルカイダの一員であるアブ・ハムザが率いるグループに目星を付け、捜査をしてゆく。」だったっけ。




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