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今日の「お気に入り」。
「 お母さん狐は、・・・ 『ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら。』
とつぶやきました。 」
( 新美南吉著 「手ぶくろを買いに」偕成社刊 所収 )
インターネットのフリー百科事典「ウィキペディア」には、新美南吉さんのことが次のように解説されています。
「 新美南吉(にいみ なんきち、1913年7月30日 - 1943年3月22日)は、日本の児童文学作家。
本名は新美正八(旧姓:渡邊)。愛知県半田市出身。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作
『ごん狐』(1932年)はこの雑誌に掲載されたのが初出。
結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は多くない。童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も
残した。彼の生前から発表の機会を多く提供していた友人の巽聖歌は、南吉の死後もその作品を広める努力を
した。」
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