高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

谷川農園の一こま 6月6日記

2014-06-15 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

野菜セット用の夏野菜などの定植が、梅雨入り前に何とかほぼ完了しました。
加温せずに育苗するためスタートがゆっくりですが、何とか間に合いますように。
数年前までは秋に落ち葉を集め、春の育苗には「踏み込み温床」をつくる、ということを行っておりましたが、2011年の秋以降は落ち葉を集めておりませんので、冷床での育苗となります。
2013年の育苗時期には発芽後低温の日が続き、生育がいまひとつだったこともあり、今年(2014年)は、播種の時期を昨年よりも、ほんの少しだけ遅らせたところ調子がよさそうで、ほっとしています。

踏み込み温床での育苗をしていたときよりも「ネズミ」の被害が少ないのも、冷床のよいところかもしれません。
ネズミに、せっかく蒔いた種をほじくって食いちらかされたり、芽が出てすぐのトマトの双葉をすっかり全部食われてしまった時のショック・・・は、ほんとうに言葉になりませんでしたからね。(米ぬか&落ち葉などが発酵するときに醸し出されるあの香りは、ネズミにとってはもうたまらない素敵な香り、のようです)

5月最終週の野菜セットの欠品についてお詫びを申し上げます。
葉もの野菜の発芽直後に低温(霜)にさらされたことにより、その後の生育のよくないものが数種類あり、野菜の種類が少なくなってしまったために、出荷を見送りました。
欠品となってしまい、楽しみにお待ちいただいていた会員さんには、たいへん申し訳ありませんでした。

コメント
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