高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎の ゆかり

2019-05-05 09:00:00 | 高知のいいもん
★そうだったのか~~「ゆかり」! ♪

津野町の雨宮さん(天竺舎)の農産加工品。
玄麦やらっきょうなどそれぞれにファンがいます。
今回のおすすめはゆかり。


そもそもあの赤紫蘇のふりかけをなぜ「ゆかり」というのか、不思議ですよね。
ゆかりで有名な三島食品株式会社(日本の赤紫蘇ふりかけの90%を占める)のHPをのぞいてみました。
……古今和歌集の「紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る
(むらさき草が一本咲いている、というご縁だけで、武蔵野の草花がみないとおしい)」
という歌に、「ご縁=ゆかり」のあるものとしてむらさき草が詠われています。
そこで「ご縁=ゆかり」の色は「紫色」、となったとか。
三島食品で赤紫蘇の名前を考えたとき、商品の色が紫色だったのと、
「ご縁」を大切にしたいのでふりかけを「ゆかり」と命名して商標登録したそうです。

「ゆかり」は商品名だったのか…。
今では誰も「赤紫蘇のふりかけ」とはいわず「ゆかり」と呼んでいますよね。
で、天竺舎のゆかりですが、手をかけてとても丁寧に作られています。
干した赤紫蘇を細かく細かくしています。


色々なものにかけておいしい。


かざぐるまさんの青紫蘇のゆかり(青でも「ゆかり」?)も、
注文書に載ったらお試しを。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年3月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする