
きっかけは、
飛行機の中で見た
航空会社の情報誌でした。
国内で流通するきくらげの95%は
海外からの輸入品で、
安全性においても課題が残るとの記事でした。
県内の栄養士さんにお話を伺った所、
子供たちの給食に
乾燥きくらげを使用したいが、
国産品が少なく使用できない現状。
私は定年退職後、
高知県内の小中学生の学校給食に、
栄養価が高く、安心で安全な
国産きくらげを供給したく思い、
2018年より生まれ故郷である
高知県吾川郡仁淀川町で、
「高知県産仁淀川きくらげ」
の栽培を始めました。

現在では地元の方々の力を借り、
年間約20t(生きくらげ重量)程のきくらげを
学校給食、県内のスーパーや全国に
出荷しております。

清流仁淀川の恵みと、
寒暖差の厳しい
標高750mの栽培地で作るきくらげは、
肉厚でコリコリとした食感が特徴です。

炒め物や、煮物、みそ汁や、サラダ等、
家庭料理に何でも使用できますので
地元高知県で栽培した
きくらげを食べてみて下さい。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年12月号より転載しました。