高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

講演会「食と農業の安全は今どうなっているの?」 終わりました

2018-07-29 09:00:00 | イベント報告
7月15日(日)、「食と農業の安全は今どうなっているの?」という演題で講演会を開催しました。
主催は、NPO法人高知県有機農業研究会、
生活協同組合コープ自然派しこく、
こうち生活協同組合
NPO法人土といのち です。
日頃から同じような考えで活動している団体です。

講師は印鑰智哉(いんやくともや)さん。
日本、ブラジルのNGO、オルター・トレード・ジャパンの政策室室長を経て、
現在フリーの立場で世界の食の問題を追っておられます。


ネオニコチノイド系農薬・除草剤グリホサート・遺伝子組み換え・種子法廃止
という大きな4つは、私たちの食や農業、そして未来の子どもたちにも大きな影響を与える問題です。
120名ほどの方が熱心に、印鑰さんのお話に耳を傾け、2時間はあっという間でした。


日本の農業は、これら4つとも危機的な状況にあり、
印鑰さんは話したいことがたくさんあって、話はかなり詰め込み状態。
お話を聞きながら、現状にため息しか出ないとも思ったりしましたが、
高知でこれから取り組んでいくといいことなども話していただき光が差したような気がします。

とてもとても、4つの話をまとめることはできません。
種子の話を取り上げると・・・
高知県はかなり多くの稲の品種を開発している県だそうです。
こうした公的種子事業は是非継続してほしい、と。


また、高知にまだまだ存在している在来種を守っていくために、
高知県で条例を作るように働きかけてほしい、とのことでした。
すでに条例を作っている県もあるのだそうです。


グローバリゼーションに対抗する方法。。。。
動かなくてはいけませんね。

( 管理人 )

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