高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

小さき声のカノンー選択する人々

2015-04-10 09:00:00 | イベント情報
映画★ 小さき声のカノンー選択する人々 ★のお知らせ
ー「被ばく」から子どもを守る 女たちのドキュメンタリー

【日時】4月12日(日)13:15開場
【上映】1回目13:45~(託児つき♪) 2回目17:00~
【場所】高知県立美術館ホール
【監督トーク】 各上映(110分)後、監督トークあり♪
【チケット】 前売り1,500円 当日一般1,800円 
       学生1,500円 中・高生/シニア1,100円
【購入方法】①県立美術館内ミュージアムショップにて。
      ②movie@kamanaka.comまで
       「氏名」「希望回」「枚数」「ご連絡先」「託児希望の有無」の連絡による予約
      ③前日までのこのイベントページでの参加表明による予約
      (②と③の方法は当日会場にてチケット引き渡しです。)
【託児】お申込みはmovie@kamanaka.comまで。
    詳細はぶんぶんフィルムズから連絡あります。
【主催】ぶんぶんフィルムズ

映画を観たYさんのお話を紹介します
ほめたたえるべき人間の愛の美しさを持ったほんとうの「人」が、
『小さき声のカノン』にはたくさん登場します。わたしはこの作品
を観て、「人類は38億年のいのちの歴史をこうやってつないできた
のか」と思いました。わたしは作品の中に、自分を生んだ母を見、
そして私が産んだ子どもを見ました。でも子どものあるなしを超え
た人類としての流れの中の自分も見ました。小さな選択の積み重ね
が歴史を作り、ひとりひとりの小さき声が重なり合って世界を奏で
ている、と思います。だからチラシにある言葉通り、「希望はここ
にある」のです。わたしは「ここ」を自分の魂のことと受け止めま
した。38億年の歴史のトップランナーとして、次の人たちに何を手
渡すか、その選択をするのは自分自身をおいてほかにいません。

「生まれてきたから生きていきたい」自分の選択で生きられるのは、
生きているあいだだけですから。「いのちをかけて産んで育て」て
くれた先人につながっているのですから。そして自分も「いのちを
かけて生まれてきた」のですから。『小さき声のカノン』ぜひ観て
ください。わたしはつきぬけてなにかとつながってしまいました。

そんなことを起こさせる魂的なドキュメンタリーです。

上映直前のお知らせですが
四国初上映、鎌仲ひとみ監督も来高されます。
お出かけください。
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試食リクエストより~ バランゴンバナナ

2015-04-09 09:00:00 | おすすめ品


15日の試食会&交流会では
リクエストにお答えして★ バランゴンバナナ ★が登場しました!

バランゴンバナナを扱っているのは
ATJ(オルター・トレード・ジャパン)という団体で
現地の自立をめざした地域づくりを目指しています。
いわゆる“手渡しバナナ”です。

バナナの生産地はフィリッピンの
ネグロス島・パナイ島・ボホール島・ルソン島・ミンダナオ島。
農薬不使用で栽培されています。
種のある野生のバナナがまだ残っているとのこと。
もちろん、日本にやって来るバナナには種がありませんが。



ちょっと細身ですが、香りのいいバナナです。
子どもさんが喜んで食べてました。
もちろん大人もね。

好評につき、500gの少量お試しキャンペーン中!
4月は注文受付終了したので、次は5月です。
月1回の配送です。お見逃しなく。

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試食リクエストより~ 板藍根のど飴

2015-04-08 09:00:00 | おすすめ品


15日の試食会&交流会では
リクエストにお答えして★ 板藍根のど飴 ★が登場しました!


板藍根(ばんらんこん)って聞きなれませんね。
調べてみると
黄色い花を咲かせるアブラナ科のホソバタイセイの根
だそうです。

梅肉エキスが主の甘酸っぱいのど飴でした。


「咽が痛い時に舐めたいけど、けっこう甘いねえ。」との感想。
嗜好品であって薬ではないので、こんなものかもしれません。

「土といのち」にはほかにもいろんなのど飴があります。
お気に入りを探してみてはいかがでしょう。

カリン、桂皮、ウイキョウが入った『のど飴』


大根汁、生姜、桂皮が入った『大根生姜のど飴』


蓮根、生姜が入った『蓮根生姜飴』


節れんこん、生姜が入った『節れんこんのど飴』
これは甘くないです。
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試食リクエストより~ 風車の丘あけぼの

2015-04-07 09:00:00 | 高知のいいもん


15日の試食会&交流会では
リクエストにお答えして★ クラッカーとチップス ★が登場しました!


風車の丘あけぼのは・・・
仕事や地域活動を通して
利用者が自立した就労生活ができるように支援していく
障害福祉サービス事業所です。

地元の生産者の野菜をふんだんに使うなど、
材料にこだわったチップス、クラッカーは
素材の風味が生きているので、
試食会でもついつい手が伸びました。

クラッカー3種


チップス4種


また、ひとつひとつ手作りしたポプリや
サッシェもひそかな人気の品です。

(試食会には展示してませんでした)

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ぷくぷくの会のクッキーをどうぞ

2015-04-06 09:00:00 | おすすめ品
4月は
★ ぷくぷくの会の無添加手作りクッキー ★
を特集してま~す。


(ぷくぷくの会HPより)
 障がいをもつ人が地域で
あたりまえに生き働ける社会の実現を目指し、
1988年より大阪府吹田市で共働作業所をはじめ、
無添加クッキーやパンの製造販売、
自然食品店、リサイクルのお店などにとりくんできました。

「わたしたちは しょうがいしゃ である前に 人間なんだ!」
という考え方を一番大事にし、
障がいをもつ当事者の権利をまもり広げる運動を進めています。
 
「ぷくぷく」は朝鮮の古い言葉から、
ゆっくりゆっくりという意味で名づけられました。
一人ひとり、みんな違うからこそ人間っておもしろい。
誰もが、かけがえのない人生を、
あたりまえに歩んでいける社会を願っています。

現在は3か所の無添加クッキ-工場があるようです。
その名も、ぷくぷくハウス・ぷくぷくランド・ぷくぷくワ-ルド。

こだわりの原料の手作りクッキーは、
サクサク感が魅力のアイスボックスタイプ、
ざっくりと素朴な味わいのアメリカンタイプ、
そして、卵、乳製品を使わないビスケット。

これはアイスボックスタイプ。
素朴な味で、1袋をあっという間に食べちゃいそう。


3種類それぞれにバリエーションが豊富なのが魅力です。
ぜひ、いろいろ食べ比べてみてくださいね。
今週提出する③回目注文書P4に掲載してます!
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試食会&交流会にて ~人参ジュース

2015-04-05 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
15日の試食会&交流会では
★ 人参ジュース ★が登場しました!

「ニンジン持ってジューサー持ってみんなを笑顔にします。」
この一言とともに、
本当にジューサーを抱えて来て下さった渡邉さん。

大量の人参


渡邉さんご自慢の業務用ジューサー


あっという間にジュースが出来ます。
ジュースをとったあとのカスもカレーの具材に使えるとか。


人参100%の美味しさ、色のきれいさ。
素材の良さがそのまま味わえるジュースでした。


渡邉さん、お御馳走さまでした。
夏人参が出てくるのが楽しみです。


コメント (2)
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のらぼう菜の胡麻マヨ和え

2015-04-04 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
愛知県より
畑村香織の「土といのち」で お料理3年生
~土佐のめぐみで家族のいのちをまもるご飯作り~

★ のらぼう菜の胡麻マヨ和え ★


【 材料 】のらぼう菜 1袋
マロのマヨネーズ 大3
喜界島の胡麻すりごま 又は黒ごま 大2
粒マスタード 適量
租製糖 少々

【 作り方 】
のらぼう菜を食感が残る程度に湯がく
調味料を合わせておく
混ぜるだけ!

甘い~ 美味い~ 美味しすぎました。
ちょっと料理酒をいれてもいいです。

管理人記
のらぼう菜は菜花のような野菜です。

太い茎の部分がやわらかくておいしい。
癖がなく、何にでも合いますが、
油と相性がいいので、炒めものもおすすめです。
4月いっぱい配送予定です。

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谷川農園の一こま 3月30日記

2015-04-03 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

春らしく、昼間の気温がぐんぐん上がる日が増え、
今日(3月30日)梅の花がほぼ満開となりました。
桜はまだなので入学式ぐらいに
「ぼっちり」かもしれませんね。

梅、七分咲き (3月27日)


梅の蕾が少し膨らみました (3月8日)


梅の蕾、もうすぐ開花でしょうか (3月17日)


梅がやっと咲きはじめました (3月20日)


いつものように、もぅちゃん(山羊です)
を連れて畑で作業していると、
何やら落ち着きのない様子。
近寄ってみると息が荒い。
鼻の穴を広げてふぅふぅ、口を開けてはぁはぁ。

山羊は暑いのが苦手なんです。
急いで日陰のあるところに連れていき、
川に降りて水を汲んでやりました。
青草を食べているときは水はほとんど飲まないんですが
(個体差はあります)今日は飲んでいました。
急に気温が上がったからでしょうね。
早めに気が付いてよかった。

この時期、冬越しで畑においている野菜も
トウ立ちをはじめます。
種採りをするものはそのまま畑に置き、
そうでないものはつぼみのうちにいただきます。

白菜の花 (3月27日)


湯がいても固い部分は除き
(山羊、もしくは鶏小屋へ)2~3㎝ぐらいに切り
(粒マスタード+醤油)をのせていただきました。


粒マスタードがたくさんできたので、
いろいろと、試しています。
粒マスタード:醤油を1:1で合わせたもの、
いろいろ使えて便利です。
おだしで少し割ってもいいかもしれません。

管理人記
この記事は
谷川農園 めいちゃんとみちくさ 3月30日(こちら)より転載しました。


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生産者を訪ねて ~お顔拝見~

2015-04-02 09:00:00 | 日記
3月21日、高知オーガニックマーケットの
7周年感謝祭に出かけました。


当日は天気も良く大賑わい。
昼前には売り切れ続出のようすでした。


ウロウロしながら、土といのちの生産者探しへGO!

●井上清澄さん


●かざぐるま・山本さん


●桂フーズ・戸田さん


●ドゥリィ・坂田さん


●アンディ・澤本さん


●パティスリービオ・秦泉寺さん


●斉藤農園・斉藤誠さん


●はなればなれ珈琲・鈴木さん


●つきみさん(提携店)


●むかごや・朝倉さん(ただいま休業中)


皆さん、写真撮らせてもらってありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!

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四月馬鹿(エイプリルフール)のことなど ~4月巻頭言

2015-04-01 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

 ドイツやイギリスなどアルプスの北では、
4月はまだ安心できない月です。
「4月はやりたい放題にする」というフレーズや
「4月はこの上なく残酷な月」という
有名な詩句もあります。
気温が20度になるかと思えば、
零度に下がり、大雪に閉じ込められたりもします。
もうすぐそこまで来ているはずの春
(と同時に来る初夏)を待ち望む気持ちが察せられます。

 四月馬鹿の風習は近年日本でも知られるようになりました。
その日のことを英語ではAllfools Day、
人をからかってだますことを
making an April foolと言います。
同じ西ゲルマン語のドイツ語もほぼ同じです。
(フランス・イタリア語では「4月の魚」)

 その起源について、キリスト教との関連や
古代ローマの風習など諸説ありますが、
インド・ヨーロッパ語族に共通の
春の風習との関連が妥当だとされています。
ここでは、筆者が学生時代に
ドイツ人の先生から聞いた話しを元にして紹介します。
あくまで「お話し」です。

 中欧・北欧の冬は、
シベリアほどではないが、厳しいものです。
(筆者は1月のベルリンで零下21度を体験したことがある。)
前年の11月に、蓄えた飼料の分量を見計らって、
家畜の一部を殺して
様々な形(燻製、塩漬けなど)で保存し、
それを糧にしつつ、
残した動物と同じ屋根の下で冬を過ごします。
「狼が狼を食べるほど寒い冬」
という童謡の歌詞もあるほどです。

 一刻も早く冬に別れを告げたい気持ちを表すのに、
冬を人になぞらえて馬鹿にする、
という方法があります。
実は、カーニバル(謝肉祭)にも
ここで見るような側面があり、
アルプス地方では、追い出しに
クランプスという化け物を動員します。

 4月になって弱り始めた(はずの)
冬をからかってやれば、早く去ってくれるのではないか、
という切実な願いがこの風習の背後にあったようです。
これとイースターエッグが関係しているのです。
この卵を絵で飾ったりする風習にも
様々な起源の推測があり、
太陽の象徴とかキリスト教(復活祭)との関連も言われます。
が、筆者が聞いたり調べたところで
一番(これも)切実な話は、以下のようなものです。

 冬の蓄えが底をついて何か滋養になる
食べものを探さなければならなくなります。
そこへ渡り鳥がやって来て、水
辺などに卵を産むとこれが最後の頼みの綱になる。
そこで血眼で探し回った、
とのことです。
遊びではなかったんですね。
(冬の終わりの飢餓は復活祭前の断食とも関連あり。)

 やっと4月が終わり、5月になるともう安心です。
今年の冬も死なずに乗り切った、
ということを喜び合う祭りになります。
4月30日と5月1日には多数の風習が見られます。

 有名なところでは、聖ワルブルガ
(ワルプルギスとも:8世紀のイギリスの尼僧院長)の祭りや
「魔女の夜」などがあり、それらが混同されてもいます。
1日はメイデイ(マイフェスト:五月祭)で
メイポール(マイバウム:古い樹木信仰と関連あり)を立てて
その周りで踊り祝います(前日から立てることもある)。
ライン地方などでは、何千(多いところは2万)個もの
卵で作った卵の王冠を飾ります。

 もとは現代のような労働者の祭典ではなく、
はじけるような春(=夏)の命の祭りだったのです。
古くは農奴達が領主から新しい衣服を支給され、
小川で水浴びもできる爽快な季節として歌われました。
また五月の女王が選ばれ、
若者がいたずらを働くことも大目に見られたようです。

 ドイツのミンネゼンガーの春(=夏)の歌
(「五月、君の顔は輝き小鳥は歌う」)や
イギリスの古謡(カノン)の「夏が来た、歌えカッコウ」など
音楽の分野でも様々な伝承があります。
ドイツ民謡には
「この庭園で楽しくやっている人達、早く帰らないともう陽が昇るよ、と庭番が叫ぶ」
などというアダルトな歌詞もあります。

 厳しい環境に適応して
たくましく生きる人々の暮らしの一端です。
その土地にその暮らしとその食べ物ということです。
乏しい麦類とそれを補う動物の脂肪が
彼らの食の基本です(粗放な畑作と牧畜)。
伝統的に多量の植物食と魚食を中心とする
日本列島の住民がうらやむべきものでも、
また真似できるものでもありません(体にいいはずがない)。

 固有の環境に適合し持続できる
食のあり方・暮らしのあり方が問われています。
(ただし環境自体が放射能などで永続的に破壊されなければ。) 
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