テレ玉、マルチ編成と地デジサービスを考える

最近、テレ玉のほうでマルチチャンネルについての
時代劇風CMが流れている。

EPGを見ると確かに野球など試合開始から
中継する編成になっている。

マルチ編成のサービスについては今のところ
独立局が積極的な活用をしているように見受けられます。
MXはもちろん、CTCの方もマリーンズ試合中継時、
マルチ編成をしているようです。

マルチ編成サービスは地デジ開始時に、
スポーツ中継などの編成に柔軟に対応できる
という事が言われていました。
ところが、実際には在京民放局では使われていません。
マルチ編成にすると画質（ビットレート）が落ちたり
スポンサー様への対応もあるのでしょう。

マラソン等のロードレースでも、1号車、2号車と独立させて
映像を見せることができると期待されたものですが、
実際は使われたことがありません。
箱根駅伝でわかるとおり、メインの放送だけでコストがかかります。
しかし、視聴者としたら音声（実況）はなくてもいいから
箱根駅伝などは3号車とかバイク車の絵がマルチ編成サブチャンネルで
流してもらうと後方集団については楽しめるでしょうね。

次にデータ放送について書きます。
これも地デジ放送の特徴の一つです。
データ放送もまだ試行錯誤中のサービスですね。
自分はあまり番組連動データ放送は見ないんです。
先日のTBS系列感謝祭では系列局一部でデータ放送に
参加できない状態があったようですし、
CX系の「めざましテレビ」のじゃんけんも
データ消失不具合について
番組内で触れていましたね。
双方向についてはまだまだという感じです。

番組非連動情報については、
CXの「めざましテレビ」は好感が持てます。
データ放送の交通情報で「マイレール」（日常使用する鉄道線）を
設定してると、マイレールで遅延等発生していると、
オーバーレイ表示されます。
自分に関係ない路線は表示されませんのでこれは良いと思いました。
NHKってデータ放送に交通情報がないので助かります。
地震や災害に関しては完全にNHK勝ちですが・・・。
以前は雨降りの時にもオーバーレイ表示でお知らせしたものです。
現在、オーバーレイでお知らせ表示されるのは地震（震度3以上）です。

今日は、地デジ独自サービスについていろいろ書いてみました。