ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

スピルオーバーと隣接エリア

2015年02月21日 20時30分07秒 | その他
先日CATVの話題が出ましたので、
スピルオーバーについて書きます。
スピルオーバーとは、サービスエリア外に
放送電波が漏れることをいいます。

放送初期には放送局数も少なく、
スピルオーバーには厳しくありませんでした。

このブログでも何度か書いていますが、
アナログテレビ時代小田原中継局は、
熱海市の一部をサービスエリアとしていた。
(概要の看板に書いてありました。)

東京タワーの放送エリアは関東一円100kmを目安としていましたので、
山梨県東部はサービスエリアに入る訳です。

これがAMラジオだとさらにスピルオーバーは寛容だったと思われる。
AMラジオ電波は波長が長いので遠くに届く性質があります。
信越放送ラジオの軽井沢中継局概要看板には群馬県一部と
書かれています。

山梨放送ラジオも、山梨県に隣接する長野県の茅野や諏訪湖近辺
ぐらいまではカバーエリアとしている。

また先ほど出ました信越放送ですがこの社名自体、
スピルオーバーを意識している。
信越放送の社史によれば、初期の社名は信濃放送。
開局1週間で信越放送に改名したようだ。
大体お分かりと思うが、隣接する新潟県上越地方からも
株式の応募があり、同地方もカバーエリアであるとして
信越放送になったという経緯がある。

今回は信越放送社史から書いてみました。

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