ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

今日からBS右旋で試験電波

2018年11月23日 16時07分16秒 | 時事
今日から12月から始まるBS4Kの右旋の試験電波が出ている模様。
某掲示板にはカラーバーなどの貼り付けもあった。

BSの右旋の電波が出ていれば、地デジテレビでレベルくらいは
確認できないか確かめたところ、
BS7chもBS17chもレベルは0です。

システムが違うとレベル表示の反応が無いようです。

また、スカパー4Kの試験電波についてもこちらに出ていた
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1154468.html



23日午前9時45分ごろ


BS-7ch


BS-17ch

右旋4Kに割り当てているチャンネルのレベルは0。


BS-23ch
今までの放送のチャンネルではレベルが出ています。

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面白そうな資料を見つけました 悪いのは山日?

2018年11月23日 15時59分38秒 | ご当地ネタ(山梨・埼玉に関すること)
中尾栄一死去ということで、
久々にCATVについて調べていたら面白い論文を見つけました。

http://repository.ris.ac.jp/dspace/bitstream/11266/3501/1/KJ00000190009.pdf
甲府市における有線テレビの受容についてのようだが、
初めのほうに甲府CATVのなりたちについて触れられていた。

どうやらはじめは「山梨音楽放送」という有線放送会社が有線テレビ(=CATV)の
設立を計画したようだ。(昭和44年9月)
この計画を知った山梨放送がCATV業務を行う方針を決め、
郵政省に届け出たらしい。

YBS野口社長の個人的関係から五島(東急)・岡野(駿河銀行)・藤川(トピー工業)・北野(北野建設)が協力。
さらに再送信同意を与えたフジテレビ、地元選出議員、中尾栄一も参加することになった。

この時の役員で代表取締役は中尾、取締役に協力者4名とYBSの野口、フジテレビから上柿を迎えた。

もう少し深く読んでいくと、
当時、UHFの新規開局があり、山梨ではマーケットが大きくないためこれ以上民放が増えることによる
経営危機を考えていたようだ。このような時、CATVが出てくると息の根を止めることになりかねない
他人がやる前に、民放自らがCATVを行うべき・・・というのがYBSの考え。

だから、山梨をCATV体質にした原因はじつは山日グループだったりする。

「山梨音楽放送」はCATV事業を計画し、フジテレビに再送信の同意を求めていたが、
フジテレビ側は業者の性格が不明として同意をいったんは拒否している。
フジテレビの鹿内社長は旧知の中尾とYBS野口にいきさつを伝え
「ちゃんとした業者なら(再送信を)応援する用意がある」とした。
中尾は県内外の有志や当時の郵政大臣・郵政省・政界人に働きかける。


郵政省内部では「放送秩序が乱れる」と難色を示したが、結局は届け出が受理される。

詳しくはリンク資料に細かく書いてある。

以下は私の想像だが、要はフジテレビと山梨放送の利害が一致したということではないか?
YBSは初めからCATVは自分の手でやりたかった、フジテレビはテレビ山梨がTBS系で開局する
ことになったので、面白くはなかったと思います。
調整したのがこの間亡くなった中尾栄一という訳だ。

NNSは民間放送のCATVなので、地デジ化のときは、ほかの地区と比べれば、割とすんなり
区域外再放送の同意は出たと思いますね。


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