ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

鉄道無線・傍受ネットへアップ問題から いろいろ書きます

2024年09月08日 19時40分47秒 | 時事
今日、あらためてこの件についてXなどで情報を集めていると
某掲示板、またつべ動画で事件について解説している動画がありました。

某掲示板
https://itest.5ch.net/asahi/test/read.cgi/newsplus/1725756887

解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=ONFCM78FIro&t=19s

鉄道無線のほか、航空無線なども厳しく解釈すれば
特定の相手方への通信です。航空機から管制塔又はその逆といった通信ですね。
ですから本来、航空無線のアップはNGだと思っています。
航空無線もそうですけど船舶(海上)無線などは
遭難通信など緊急時に誰かが聞いていて(傍受)くれないと困るわけです。
なので、聞く分(傍受する分)については許されています。

次にアマ無線の公開について、自分は解説動画に出ていた方(総務省)とは若干違う見解をしています。
まあ、アマチュア局は数多くありますから、確かにほぼ不特定多数の交信になるのでしょう。
でも私は、免許上は「通信の相手方」に「アマ無線局」が指定されている以上、「アマ無線局」という
特定の相手方だと思っています。
電波法の中でアマ無線局は暗語(仲間うちだけに通じる語・例えば業界用語とか)は使ってはいけない
という決まりがあるので、アマの交信は聞かれているのが当たり前な感じにはなっています。
(航空無線と同様、傍受だから問題は無いですね)
私だったら自分の通信が含まれていたら録音と公開は勘弁願いたい
(動画でも言っていたがマナーの問題ですね)

航空無線の件にしろアマ無線局の件にしろ、
電波法自体が電波通信の録音について念頭に置かれて作られた法律ではないということが
問題の一つだとは思われますね(カセットテープって昭和40年代ごろですか?50年代はすでにありました)

次に某掲示板にあった傍受と盗聴。
これもねえ、盗聴というと無線機片手のイメージが強いと思うんだけど、
例えば井戸端会議しているおば様方の話に聞き耳を立てるのは盗聴なんだろうか?

2、30年前ぐらいの無線雑誌に載っていた広告で「コンクリートマイク」というものがあった。
これで隣人の生活音を聞いたら盗聴だと思う人が多いでしょう。
「盗聴」とは積極的に聞きに行くという行為が含まれると思います。

電波による盗聴というのはコンクリマイクと同じように誰か(Aさん)が
あるターゲット誰か(Bさん)の生活音を聞きたいわけです。
それでマイク付き電波発信機をBさんの家(部屋)に仕掛けるわけですね。
それでAさんはやや離れた場所からその電波にのっている生活音を聞くわけです。
そのBさんの家からでる電波を無線受信家が受信することもあります。
これは「盗聴」ではなく「傍受」になります。言葉の問題ということにもなりますかね。
実際は「Aさんが仕掛けたものだけど、受信家が便乗して聞いている」ということになるわけですね。

今回は電波法と交信の録音物についての考えと
傍受と盗聴の私の解釈について書かせてもらいました。

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