旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション107 「海鮮弁当」(洞爺駅)

2022-02-26 13:58:00 | 駅弁コレクション
【海鮮弁当】(洞爺駅)
                           2022.2.26投稿

2009年(平成21年)9月22日 洞爺駅で購入 価格1,100円
                 [製造元](有)洞爺駅構内立売商会

 風呂敷に包まれたり袋に入ったりと、掛紙のない駅弁はありますが、おそらく唯一正真正銘、掛紙のない駅弁です。
 プラスチック容器の上にお箸などを載せ輪ゴム掛けです。


 白飯の上に、錦糸玉子・ホタテ・イクラ・蒸しウニ・かに足が載って、付け合わせの桜大根と茎わかめの酢漬けが両隅に添えられています。


 質・味・量共に満足の駅弁でした。
 購入前日、洞爺湖駅に到着した時に事前予約しました。
 受け取った時は、掛紙無しでびっくりしました。
 何種類かの駅弁を販売していますが、何故かこれだけが掛紙無しで販売されているそうです。


 『世界ジオパーク&シルバーウィーク洞爺湖の旅』3日目(最終日)、洞爺駅で購入しました。

 製造・販売の洞爺駅構内立売商会の創業等に関わる資料は見当たらないのですが、北海道内の『立売商会』の多くは、戦時下の昭和10年代に鉄道局の指導により、隣接もしくは同じ駅において構内営業している複数の業者が企業合同しています。
 察するに、洞爺駅構内立売商会も同じ道をたどってきたのではないでしょうか。

こっちが峠? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月25日(金)

2022-02-25 23:59:59 | 閑雲野鶴日記


 峠はもう一つありました。
 ほとんど雪は降らない予報でしたが、昨夜から17㎝程の湿雪です。


 今朝も3時間半ほどの雪かきです。
 9時頃まで雪は降りましたが、その後は気温も上がってきました。


 湿雪のため除雪に戸惑っているのか、JR大湊線と青い森鉄道線青森駅・野辺地駅間が午前中運休とのことです。
 協力会社の除雪車が、大湊線に入っていきました。


 今日は『花金』。
 出掛けて写真を撮ったつもりでしたが・・・。







駅弁コレクション106 「鮭めし」(洞爺駅)

2022-02-25 11:45:32 | 駅弁コレクション
【鮭めし】(洞爺駅)
                           2022.2.25投稿

2009年(平成21年)9月22日 洞爺駅で購入 価格1,000円
                 [製造元](有)洞爺駅構内立売商会

 北海道地図に上で鮭が踊っているデザインの掛紙が、紐掛けされています。


 白飯の上に筍が混ぜ込まれた鮭のほぐし身とその上にグリーンピース、中央には錦糸玉子に挟まれ刻み海苔をクロスさせて置いたイクラ醤油漬けが敷かれています。
 付け合わせは茎ワカメ・大根の桜漬け・白花豆煮です。


 丁度良い塩加減の手でほぐしたような焼き鮭と、醤油味が薄めのイクラで御飯が進みます。
 白花豆は北海道ではよく栽培されているそうで、ホクホクして箸休めには丁度良い甘さです。
 『世界ジオパーク&シルバーウィーク洞爺湖の旅』3日目(最終日)、洞爺駅で購入しました。

 製造・販売の洞爺駅構内立売商会の創業等に関わる資料は見当たらないのですが、北海道内の『立売商会』の多くは、戦時下の昭和10年代に鉄道局の指導により、隣接もしくは同じ駅において構内営業している複数の業者が企業合同しています。
 察するに、洞爺駅構内立売商会も同じ道をたどってきたのではないでしょうか。

峠越え? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月24日(木)

2022-02-24 18:28:55 | 閑雲野鶴日記

 今朝は9㎝ほどでしたが、数日続いた吹雪のため雪庇がが出来ていたので、それを落とす作業もあったので、今日も3時間ほどの作業でした。


 真冬日から脱出、寒さと雪の峠も越したようです。


 とは言っても、夕方に降ってきた雪が気になります。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「もやしの胡麻和え・長芋煮」「チーズ竹輪・30円トンカツ・千切りキャベツ」



駅弁コレクション105 「特製もりそば」(長万部駅)

2022-02-24 10:43:16 | 駅弁コレクション
【特製もりそば】(長万部駅)
                           2022.2.24投稿

2009年(平成21年)9月20日 長万部駅前店舗で購入 価格600円
                        [製造元](有)合田

 木目調の蓋と身が一体になった箱に入っています。


 もりそばと青ネギと練りワサビ、うずらの生卵とボトルに入っためんつゆ。シロップ漬けのミカンを敷紙と一緒にとると、めんつゆを入れるカップになります。
 小袋に入った刻み海苔の裏側には、小袋に入った唐がらしの添えられています。


 出来たてを折り詰めしてくれたので、列車に乗ってからふたを開けたら、そばの匂いがしました。
 シロップ漬けのミカンが入っているところが『駅弁』ですね。
 蕎麦も出汁も美味しい満足の『そば駅弁』です。
 1931年(昭和6年)に長万部駅で発売された全国初で、長らく全国で唯一だった『そばの駅弁』です。
 かつて国鉄は、御飯の入らない弁当を駅弁として取り扱わなかったため、公式な駅弁にはならなかったようですが、昭和50年代の駅弁紹介本にも製造元が『駅弁屋さん』と紹介されています。
 『世界ジオパーク&シルバーウィーク洞爺湖の旅』1日目、乗り継ぎのため長万部駅で下車し、駅前の店舗で購入しました。

2015年(平成27年)3月7日 「北斗」5号車内で購入 価格650円
                        [製造元](有)合田

 容器・中身の変更はありません。


 『旅の小窓~寝台特急北斗星に乗る』で、始発の札幌駅に向かう北斗5号の車内で購入しました。
 当時は列車限定でしたが、長万部到着1時間前までに客室乗務員にお願いすると、長万部駅発車後座席まで届けてくれました。


 このサービスは特急列車の停車時間が1分弱となったことから、1998年(平成10年)から始まりましたが、2019年(平成31年)2月、特急列車での車内販売終了に伴い終了しました。
 製造・販売の合田(ごうだ)は、長万部駅前で営業している1928年(昭和3年)創業の老舗そば屋さんです。