先日、アメーラトマトの農場見学に伺った際、
種を撒いてから8日目の苗を見せていただきました。
この苗を見ながら
「トマトのスプラウトってないんですか?」
という質問が出ました。
確かに、この苗、静岡弁で言うと、みるそうです。(^^)
「そんなこと、考えてみたこともありませんでした。」
というのが生産者様の答えでしたが、
これは当たり前でしょう。
トマトを作るのが目的なのに、
発芽した状態のものを食べてしまうわけにはいきません。
しかし、もしトマトスプラウトなるものがあったとして、
それは食べられるのか?
トマトは、成長するに従って、
葉の根元から新しい芽が生えてきます。
しかし、主軸に付く実に養分が行き渡るようにするために、
この脇芽は摘み取らなければなりません。
農家さんや家庭菜園をなさっている方の中には
この脇芽を天ぷらにして召し上がっている方も
いらっしゃるようですが・・・。
色々と調べてみますと
トマトの葉にはトマチンという毒があるそうです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://members2.jcom.home.ne.jp/tadashi.saitoh/yasoudokulist.html
http://www.geocities.jp/popililyyokohama/repo42.htm
ましてやトマトのスプラウトとなると、どうなんでしょう。
普通、スプラウトは成熟した野菜よりも
栄養価に優れていると言われています。
ということは、毒性も強いのでは???
以上、私の想像も含まれた記事となっておりますが、
やはり、ここは岡本信人さんがおっしゃるように、
知らない野草やスプラウトは決して口にしない方が
よいかと思われます。 (^_-)-☆