”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

仙台ちぢみ雪菜

2017-02-13 19:05:50 | 野菜

仙台ちぢみ雪菜という野菜を見つけました。

 

  

 

もともとは中国のターサイの変異種で、

それを仙台で栽培しているうちに、

今のように葉が縮れた形になったと言われています。

 

この姿を見ると、ターサイが原種だったことが頷けますね。

  

でも、この姿はハウス栽培のターサイの姿に似ているので、

仙台ちぢみ雪菜もハウス栽培かと思いきや・・・。

 

9月下旬から10月上旬に種まきをしたら、

芽が出るまで、雨や風の影響を受けないように

被覆資材をかけて栽培。

芽が出たら、被覆資材を外し、

5度以下の気温に10日以上寒さに当てるのだそうです。

つまり、露地栽培なのです。

 

栽培風景は、こちらのサイトをご覧ください。

  

私は、こんなふうにいただきました。

 

まず、茹でたものを蒸し鶏に添えて、香味しょうゆで。

 

  

 

生きくらげと塩味の炒め物に。

 

 

  

シャキシャキした食感で、くせがないので

どんなお料理にも合います。

新しい野菜との出会いに感謝です。(^-^)

 

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すごいぞ、チームリコピン!!

2017-02-12 10:48:38 | ブログ

右目の視野が欠けて、今日で2週間になります。

その間に、小学校での食育クッキングが2日間、

袋井市の食育イベントが準備も含めて2日間を

乗り越えなければなりませんでした。

それを助けてくれたのが、三川地区食推協のチームリコピン。

 

 

小学校の食育クッキングは、昨年末からお願いしてありましたが、

食育イベントは、当初ひとりで何とかしようと思っていました。

でも、目の病気になり、ひとりではどうにもならなくなりました。

小学校のクッキングから2日後にまたお手伝いをお願いするなんて

本当に申し訳ないと思ったのですが、

チームリコピンの皆さんは、

「いいよ!!行ってあげるよ!」と快く引き受けてくださいました。

 

 

  

私は、ある時から、ひとりで何とかする癖がついていました。

  

それは、もう10年以上も前のことですが、

当時、私は食推協の役員をやっており、

料理教室を開催することになっていました。

4台の調理台を使用し、20名以上の中高年が参加するので、

各調理台に1名ずつ、食推協のメンバーを就かせ、

指導をお願いすることになっていました。

  

しかし、指導をお願いしたうちの1名が

当日の朝になって「行けなくなった。」と言ってきました。

彼女はお茶農家なのですが、

翌日からお天気が悪くなりそうなので、

お茶の木の消毒を済ませたいとのことでした。

  

携帯電話も今ほど普及していなかった時代なので、

急遽、もう一人探すのに大変苦労しました。

 

もともと少人数で活動しており、

一人抜ければ大変なことになることはわかっているのに、

当日の朝になってそんなことを言うなんて、

「なんて無責任なんだろう。社会人としてどうなんだろう。」

と疑問に思いました。

 

しかし、周りの反応は違いました。

「明日からお天気が悪くなりそうだから、

 今日中に色々やっておきたいんだよ。

 お茶農家なら仕方ないよね。」

 

そう、この地域は世帯の7割が農家です。(兼業と専業合わせて)

一般社会のルールではなく、

農家のルールに基づいて動いているようなところがあります。

 

その時からです。

一般社会のルールが通じないんだから、

また何が起こるかわからない。

だから、私以外の誰も来なかったとしても、

うまくことが運ぶように完璧に準備しなくては・・・

と思うようになったのは。

  

だから、誰のこともあてにしなくなっていました。

人に甘えることも、絶対にしないようにしようと思っていました。

 

そんな姿勢でずっとやってきたので、

今回のチームリコピンの皆さんのお気持ちは

涙が出るほどありがたかったのです。

 

大変な時は、素直にSOSを出そうと思います。

そして、今度、誰かが困った時は、

今回の何倍ものお返しをしたいと思います。

 

すごいぞ、チームリコピン!!

本当にありがとうございました。(*^-^*)

 

 

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ふくろい食育ランドで腸美人カレー

2017-02-11 18:27:38 | 食育

はーとふるプラザ袋井で、

ふくろい食育ランドが開催されました。

 

私は、野菜いっぱいカレー大試食会のコーナーで

野菜ソムリエ&だしソムリエとして

乾しいたけを使ったドライカレーをご提供させていただきました。

 

昨日のブログに書きましたように、

乾しいたけはヨーグルトで戻したものを

ヨーグルトを洗い流さずに一緒に使います。

  

フライパンで10回、同じ作業を繰り返し、

300人分の試食が完成しました。

 

  

 

そして、野菜いっぱいカレー大試食会が始まります。

 

 

 

私のカレーは、腸美人カレーと名付けました。

 

  

ヨーグルトの善玉菌と乾しいたけの食物繊維を一緒に摂ることにより、

腸内環境が良くなるからです。

 

  

カップにご飯とカレーを入れ、並べていきます。

 

  

 

そして、ゆるベジインストラクターで袋井むすびの里の足立先生の

野菜の甘みたっぷりカレーと

 

  

高南地区 男の料理を楽しむ会の皆さまの

子ども野菜カレーと一緒に

 

   

こんなふうにひとつのトレーに並べて、試食していただきます。

 

  

 

整理券はあっという間になくなったと聞きましたが、

こんなにたくさんの方がご来場くださるなんて!!

 

   

  

 

また、乾しいたけをヨーグルトで戻すということに

興味を持ってくださる方が多く、

実際に戻したしいたけを袋の上から触りながら、

 

 

「戻すのにどのくらいの時間がかかるの?」

「何日くらいもつの?」

「ヨーグルトは洗い流しちゃダメなのね。」

と、次々に質問を受けました。

 

また、賛否が分かれるカレーかと心配していましたが、

「おいしかったです。

 これならしいたけが苦手な子でも食べられますね。」

「早速、作ってみます。」

という感想をいただき、本当にうれしく思いました。

 

   

ご来場くださった皆さま、

ずっと支えてくださったチームリコピンの皆さま、

素晴らしい乾しいたけをご用意くださった、

日本産・原木乾しいたけをすすめる会さま、

大分県椎茸農業協同組合さま、

この食育イベントを企画してくださった袋井市健康づくり課さま、

心から感謝申し上げます。

 

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1000g!!

2017-02-10 17:48:48 | だし

明日のイベントでは、乾しいたけを80枚ほど使用します。

1枚の大きさは、私が普段使う直径5cmほどのものを

想定していたのですが・・・。

 

大分県椎茸農業協同組合さまから送っていただいたものは、

 

直径10センチの立派なものでした。(*^-^*)

  

 

しかも・・・

 

1000gも入っています。(@_@。

  

急遽、使う量を半分にすることに・・・。

 

その立派な乾しいたけを、ヨーグルトで戻しました。

 

いつもは8時間ほどで戻りますが、

これは念には念を入れ、2日前からヨーグルトに浸けました。

  

今日の午後は、このしいたけも粗みじんにしてきました。

 

明日は、これでおいしいドライカレーを作りますよ。

お楽しみに~♪

 

  

※袋井市の食育イベント、袋井食育ランドはこちらをご覧ください。

 

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5番目の時代が来た?

2017-02-09 12:35:59 | 食育

先日、「激安居酒屋の人気メニューベスト10」を当てるまで帰れない

という番組をやっていました。

この番組がレギュラー放送だった頃は、毎週楽しく見ていました。

 

だいたい、居酒屋さんで上位にランクされるメニューというと、

これまでは枝豆、唐揚げ、焼き鳥、フライドポテトなどが定番でしたが、

今回は予想が大きく外れました。

 

そして、番組内で女芸人さんから頻繁に発せられる言葉が気になりました。

「これ、SNSにUPしたら絶対にウケるからね。」

「女の子は、こういう料理、SNSにUPしたくなるのよ。」

 

どうやら、人気メニューはSNS基準で選ばれるらしい・・・。(@_@。

 

  

さて、ここで私たちの食生活を振り返ってみます。

私たちの食生活は、4つの時代に分類されると言われてきました。

 1.胃袋で食べる時代

 2.舌で食べる時代

 3.目で食べる時代

 4.頭で食べる時代

 

第二次世界大戦後の日本は、

とにかく胃袋を満たすことが最優先でした。

しばらくして、経済的に余裕が出てくると

「おいしいものを食べたい。」と思うようになりました。

さらに裕福になると、

見た目の良い食事がしたくなりました。

そして、メタボや生活習慣病が蔓延している現代は、

頭で考えながら食べる時代と言われてきました。

 

さらに、最近は5番目の時代として、

「SNS映えする料理を食べる時代」になっているということかしら???

  

  

先ほどの番組では、人気メニューに赤いウインナーを使った

タコウインナーが入っていました。

見た目のかわいらしさがSNS上で人気だと

女芸人さんが説明されていました。

 

私くらいの世代なら、

子どもの頃は赤いウインナーしかなかったのですから、

「なつかしさ」も「おいしさ」のうちに入るのかもしれませんが、

生まれた時から「シ〇ウエッセン」が身近にあった世代が、

あの赤いウインナーをおいしいと感じるのでしょうか?

 

  

あっ、でも、ちょっと前までは、

「体に良いと聞くと、それだけでおいしく感じられる。」

という女性はたくさんいました。

今は、SNSで「いいね!」がたくさんもらえるというだけで、

おいしく感じられるという人が増えている・・・

ということなのかしら??? (-_-;)

 

  

※写真は、本文とは関係ありません。

 

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