先日、「激安居酒屋の人気メニューベスト10」を当てるまで帰れない
という番組をやっていました。
この番組がレギュラー放送だった頃は、毎週楽しく見ていました。
だいたい、居酒屋さんで上位にランクされるメニューというと、
これまでは枝豆、唐揚げ、焼き鳥、フライドポテトなどが定番でしたが、
今回は予想が大きく外れました。
そして、番組内で女芸人さんから頻繁に発せられる言葉が気になりました。
「これ、SNSにUPしたら絶対にウケるからね。」
「女の子は、こういう料理、SNSにUPしたくなるのよ。」
どうやら、人気メニューはSNS基準で選ばれるらしい・・・。(@_@。
さて、ここで私たちの食生活を振り返ってみます。
私たちの食生活は、4つの時代に分類されると言われてきました。
1.胃袋で食べる時代
2.舌で食べる時代
3.目で食べる時代
4.頭で食べる時代
第二次世界大戦後の日本は、
とにかく胃袋を満たすことが最優先でした。
しばらくして、経済的に余裕が出てくると
「おいしいものを食べたい。」と思うようになりました。
さらに裕福になると、
見た目の良い食事がしたくなりました。
そして、メタボや生活習慣病が蔓延している現代は、
頭で考えながら食べる時代と言われてきました。
さらに、最近は5番目の時代として、
「SNS映えする料理を食べる時代」になっているということかしら???
先ほどの番組では、人気メニューに赤いウインナーを使った
タコウインナーが入っていました。
見た目のかわいらしさがSNS上で人気だと
女芸人さんが説明されていました。
私くらいの世代なら、
子どもの頃は赤いウインナーしかなかったのですから、
「なつかしさ」も「おいしさ」のうちに入るのかもしれませんが、
生まれた時から「シ〇ウエッセン」が身近にあった世代が、
あの赤いウインナーをおいしいと感じるのでしょうか?
あっ、でも、ちょっと前までは、
「体に良いと聞くと、それだけでおいしく感じられる。」
という女性はたくさんいました。
今は、SNSで「いいね!」がたくさんもらえるというだけで、
おいしく感じられるという人が増えている・・・
ということなのかしら??? (-_-;)
※写真は、本文とは関係ありません。