実家から持ってきたレコードを、1日1,2枚の非常にゆっくりしたペースで聞いている。1枚ずつ洗ってから聞くので、時間がかかる。
マーラーの「大地の歌」。いっとき洋酒か何かのCMで、マーラーが流行った頃に買ったのだと思う。ライナー/CSOの演奏だが、それを意識して選んだ訳ではなく、明らかに値段で選んだろうな・・。ステレオ初期の録音だが、前半ちょっと音が遠いような妙な感覚がある。後半になるとその印象も消え、演奏自体もだんだん良くなる気がする。「告別」など、悪くない。
ラヴェルの「ボレロ」ほか。クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団。ほとんど初めて買ったクラシックのレコード。ボレロは、やはり当時の自動車(ホンダ プレリュード)のCMに使われていて、興味を持った。ボレロも好きだが(そうだ、今年は実演も楽しんだんだった)、B面の「ラ・ヴァルス」は、クラシック音楽でこんなに激しい演奏があるんだ、と強い印象を受けた曲だ。
クリュイタンスの演奏も良い。録音は非常に良く、驚くほど鮮明だ。実はこれのCDも持っている。
YMOの「増殖」。'80年6月、当時ものすごく話題になっていたので、妹とお金を出し合って買った。これは25cmLPで、普通のものよりも小さい。ジャケットはレコードのサイズに合わせているが、そのままでは陳列しにくいのか、一回り大きい段ボールのケースに納めるようなパッケージになっている。
このレコードは音楽の間にTBSラジオの「スネークマン・ショウ」が入っているというか、印象としてはコントの間に音楽が入っている感じが強い。スネークマン・ショウというのは「いそいで・口で吸え」とか、「留ぇ、シンナーに気をつけて、壁ぬんな」とかいうやつですね。細かないきさつはよくわからないし、当時も聞いていて、なんでこうなっているのか、よくわからなかった。
考えて見ると、なんで買ったんだろうな?
シングル盤は今回、ほとんど持ってこなかった。LPは高かったので、余程のことがないと買わなかったが、シングルはちょこちょこ買っていた。これはもしかしたら妹が買ったのかも知れない。もう80年代も終わり頃、ユーミン全盛のころの曲だ。もう一枚、「今だから」というのも持ってきた。こちらは小田和正が入っているので、買ったのはたぶん妹。
ここで今日のペンちゃんです。今までレコードのことを書いていたのに、ものすごく強引ですね。相変わらずカキカキは好きだけど、涼しくなってきたせいか、誘っても水浴びはしたくないみたい。
お得意のはてな?ポーズ。