共に24メガCMOSの新型機だ。D610はいわゆるフルサイズの中級機、K-3はAPS-Cで、同社にとってはフラッグシップに相当する。
D610は去年出たD600の改良版だろう。こういう番号の付け方は珍しい。従来ならD600sとか命名されそうなものだ。D600は小型軽量で、位置づけ的には良さそうな気がするが、どうも評価が定まらない感じがある。どうかするとD7100の方が良いかな、と思ったり、あるときにはD800の影に隠れて、どうせ買うならD800と言われたり。
僕が買うなら主に鉄道写真とかに使うことになる。そう考えるとちょっと連写が弱い気もする。カタログではFXなのに秒6コマの高速連続撮影、と強調しているが・・。
手持ちのレンズの多くは置き換えないといけない。雑誌では新しい高性能レンズでないと性能が生かせないぞ、と脅して?いるが、さいきんのニッコール、特に単焦点はやたらとでかいのが好きになれない。うすら高いのが多いし。幸い、小型軽量なDタイプのレンズも多数現行だし、中古の流通も多いから、この際画質のことは忘れて、単焦点でレンズをそろえたらどうかな。
28mm F2.8, 35mmF2, 50mmF1.4, 85mmF1.8、あとは24-85mmD,70-300は手ぶれ補正のGタイプでどうかな。本当は135mm F3.5ぐらいの軽いレンズが出てくれるといいんだが。
FXならこれらの焦点距離を額面どおりに受け取れる?ところが良い。DXだと、これは28mmってことは42mmくらいか、こっちは35mmだから52.5mmか、などと考えないといけない。
K-3はK-5の改良版だが、ちょうどフィルム時代のMZ-5/n、 MZ-3を思い出させて、懐かしい感じがする。デザインも精悍な感じで良い。レンズの選択肢が少ないのが難だが、必要なものは揃っているし、小さくて軽くてしかも防塵防滴だ。なので、手持ちのニッコールのことは忘れて、或いは売ってしまい、こちらにするというのありだな。
などと、新製品のカタログを見ながら考えた。
実際ののところ、今年はカメラを買いすぎてちょっとお腹いっぱいだ・。消費税が8%になる前になんとかするのは無理だな・・。
(10/10/13写真を差し替えの上、一部追記)