コンパクトなレンズ交換式カメラだ。Lumixのサイトでは、自社のLX5と比較して、ほとんど大きさが変わらないと強調している。Pentax Q7よりほんの少し、小さいらしい。キットレンズは沈胴式で24-64mm相当、重量も70gと非常に軽量。デザインもPZ14-42mmよりずっと洗練されて魅力的だ。レンズは別売もされる。ボディはレンズキットのみの販売。
デザインはいわゆるネオクラシカル路線で、オレンジのモデルなど、フジのX系統のカメラによく似ている。Lumix LXシリーズなどとはまた別のデザイン傾向だ。
マグネシウム合金のボディ、アルミ削り出しのダイヤルと、質感にも気を配っている。
やや没個性的なデザインだが、手にしてみると結構気に入るかも知れない。
ソニーからは大型センサーのミラーレス機が出たが、こちらはコンパクトにまとめて、MFTのメリットを生かしたボディで、なかなか魅力的だ。
また、ZUMILUX 15mm/F1.7の商品化も発表されている。
鏡胴に絞りリングがあるのが特徴だ。MF切替スイッチもあり、非常にマニアックな構成だ。絞りリングは同社のコンパクト機、LX7にもついているが、やはりこの方が、ボディのダイヤル(場合によってはシーソーキー)などよりもずっと楽しい、というかしっくり来る。25mm F1.4の方も、絞りリングつきでリニューアルしてくれないかな?