うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

G Vario12mm-32mmの点検

2016年02月07日 | マイクロフォーサーズ全般

先月購入したLumix G Vario 12-32mmについて、キットレンズ(14-42mm I型)と比べても、テレ端の描写がかなり甘い、という書き方をした。

リビングに置いてあるぬいぐるみとスピーカーのサランネット、背後の木目板などを見ながらの評価だが、なにしろ暗い室内で手持ちでの撮影だから、あまりきちんとした比較ではない。

それでも中古で購入した個体でもあるし、少し引っかかるものがあった。

土曜日、出先の近くにパナソニックの修理工房があることを幸い、訪れて点検を頼んでみた。

撮影結果について簡単に状況を説明して、調べてもらった。

電話で話したときは、レンズ本体に電子部品もあるので、それがうまく情報を伝えていない可能性もある、ということだったが、結果は白。同型のレンズと比較撮影したが、特に描写に違いはないようです、といわれた。

実を言うと、持ち込んでいながら、これは故障です、修理させていただきます、といわれたらどうしようか、と心配もしていた。先に書いたように、これは中古購入であり、おそらく具合が悪い場合、返品には応じてくれると思うが修理は自弁になるのだと思う。それが一定額を超えれば、新品で買った方がお得、ということになりかねない。同型が新品で手に入らないなら、修理してでも使おうと思うが、そうではないなら改めて新品を買い直した方が気分がいいかもしれない。。

まあそれに、自分のしたテストはかなりいい加減なものだったので、あるいは手ぶれその他でうまく撮れなかったと言うことも考えられる。とにかく、メーカーにチェックしてもらい、問題ないことになったと言うことになった。正直、少しほっとした。

ちなみに、改めてテレ端で撮影し直してみた。

今回はトリミングして掲げておく。


Lumix G3 G Vario 12mm-32mm F3.5-5.6 ASPH 1/13 F5.6 ISO1600

ちゃんとぬいぐるみのもこもこも、スピーカーネットのテクスチャもいちおう表現されてる。

ただ、この前後同じアングルで数枚撮影したが、前後のものは描写がもわっとしてテクスチャが消えていた。

下は、キットレンズG Vario 14-42mm F3.5-5.6 ASPH での撮影。実は画角が違っていて、やはりテレ端、ということは42mm(換算84mm)で、1/13 F5.6 ISO1600なのは同じだ。

こちらの方が、よりテクスチャがシャープに見える。

ということなのだが、まあこれは等倍の世界の話だし、それほど目くじらを立てることもない。故障でなければそれでいいわけで、判った上で使うことにすれば良い。

普段は等倍の世界など気にしない方なのだが、こうしてみると案外と撮影ごとに結果が違って見えたのは驚きだった。

実は、E-P3ならボディ内手ぶれ補正で、より良い結果になるかも知れないと思って使ってみたが、E-P3はノイズ除去が下手だと言うことを忘れていた。チェックしてみると、G3で撮影したものよりもかなりもわっとした描写、そして色ノイズが出ている。普段の町歩きなどの撮影では気にならず、むしろ良好な画を出してくれると思っていたので、いささか苦いテスト結果になってしまった。

とりあえず、描写の点検はこの辺で終わりにして。

土曜日は雨から雪になる、と予報されていたが、日曜は一転して青空に。

寒いのはあまり変わらないが、1月よりも確実に日差しが強さを取り戻しつつあるのを実感する。

まだある残雪。

色々と問題を抱えてはいるが、とにかく今は静かな2月である。

今年はまだ1割ぐらいしか終わっていない。。この先、どうなっていくかな。。

この辺は32mm(換算64mm)、テレ端での撮影だ。iAモードで撮影しており、やや絞り込まれているが、とにかく特に問題はなさそうだ。

64mmというのは何とも微妙な画角だ。もう一声、35mm(換算70mm)ならきりが良かったと思うが、そうすると完全にXレンズ(F2.8)と画角がダブりますね。

それをあえて32mmにしたということは、テレ端を多少無理してでも軽量化したかったと言うことなのでしょう。

G3はこのレンズを使うことで、リフレッシュに成功したようだ。機会を見つけて持ち歩いてみたい。

というわけでした。

 

 

コメント
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