迷惑メールのフィルターを整理した。
迷惑メールはこの冬まではほとんど来なかったが、春ごろから目立って増えてきた。ビジネスメールを装った、標的型攻撃というやつだと思われるが、たいていは英語で'Updated documents', 'Sales Report'など、まあよくありそうなタイトルをつけて送ってくる。それでも、メールサーバーではスパムがちゃんと判別できているらしく、ほとんどはあたまに[spam],[meiwaku]などと冠されて別の場所(迷惑メールフォルダ)などに振り分けられる。
普通のメールも間違って振り分けられるケースもあるから、一応フォルダを開いてみる。区分されているとはいえ、そういうのが来るのは嫌なものだ。
一時期半公開状態だったメアドあてに、銀行やゲーム会社を装った詐欺メールが来たこともある。ゆうちょ、ゆうちょ銀行のフィッシングは有名らしいが、うちにもきた。本物そっくりの某メガバンクのメールが来たこともある。一番参ったのは、実在するゲーム会社(使ったことがない)から「登録情報の変更完了」というメールが来たこと。僕のアドレスを使って、だれかが勝手に登録したのかと焦り、ゲーム会社のサポートに確認した。メールの送信元は同社ではなく、巧妙に偽装したフィッシングメールだった。
対応としてメールの(半)公開を止め、フィルタを強固にしたが、完全に防げてはいない。
仕事のメールを個人のアドレスに飛ばすようにしているが、仕事関係では英語の文書も少なからずあり、フィルタの設定が難しい。ただ、そうそう不特定多数からメールをもらうような仕事ではないので、何とか運用できているが。。
今は主に、そうした英文のビジネスメール的な題名を、キーワードにしてフィルタをかけている。最初に書いた'Updated documnts'などがそうだが、いろいろなタイトルが来るので、その都度キーワードを追加したりしている。
これが、わりときりがなく来るのだが、来るたびに追加しているうちに、次はどんなキーワードで来るだろう、とかいうのが、だんだん楽しみになってしまってきている。。もうPHOTOSやら、Invoice, Paymentなんていうのはフィルタリングしたので来ることはないが(本来の業務メールはそういうタイトルでは来ないし、関係ある人には必着設定をしている)、'voice mail message', 'fax forwarded'なんていうのが新手で来る。ボイスメールなんて設定してないし、いまどきファックスおくったなんてメールするやつはいないので、フィルタキーワードに追加。すると、'shipping documents'なんてのが来る。貿易会社ならありうるだろうな。。つぎはなんだ?
とかいいながら、おそらくいくらフィルタをかけようと、迷惑メールが止まることはないんじゃないかと思う。イタチごっこだ。サーバー側の対応も進んでいるし、ある程度はあきらめるのが精神衛生上よい。迷惑メールの来るアドレスは、今は特定の用途にしか使っておらず、常用のアドレスは別にある。ので、ある程度達観してはいる。最初のころは少しでも来るとドキッとしていたものだけどね。。
そんなものに慣れたくはないのだが、致し方がないことも事実だ。満員電車や、交通渋滞を「こんなことあっていいのか!」と本気で怒ってもあまり共感は得られないのと似ている。しばらく仕事を離れて、久しぶりに混んだ電車に乗ると、違和感に驚くことがある。毎日使っていたときは(慣れてしまったので)なんとも思わずにいたのだ。
職場で私語の多い人たちがいて、うるさくて仕方がない、と思っていたが、どうも慣れてしまったらしく、昔よりは気にならなくなってきた。この状態に慣れるなんて、ありえない、と昔は思っていたものだが。。
(たぶん今日からの)新製品、なんとかビスケット(すまん、名前忘れた。。)