うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

アル君のこと

2020年03月08日 | セキセイインコ
先週の土曜日(2月28日)にアル、ココの健康診断に行きました。
ココは問題なし(「出てこない羽根」があると言われた。問題はないそうですが)。アルはうんちに多少雑菌があり、抗生剤処方となりました。換羽ですこし弱っていたようです。それとは別に、アルには前から精巣がんの可能性があるので翌週レントゲンを撮る予約をしました。

アルは健診で引っかかることがよくあり(体重も過大になることが多い)、一昨年もレントゲン撮影もしてチェックしていました。

昨日レントゲンを撮ったら;
・男の子にしては骨にカルシウムが多い=白い部分が多くなっている
 (’18年5月撮影時は異常はなかった)
・つまりホルモンの分泌異常でメス化している傾向がみられる
・外見上は、以前から蝋幕(後述)が茶色っぽくなる傾向があり、これも上記同様メス化の傾向とも捉えられる。
 これらを総合すると、オスのセキセイに多くみられる精巣がんの疑いがある
ただし、
 今回のレントゲンでは精巣の大きさははっきりとはわからなかったが、胃の位置その他を見ても、前回と比べ肥大化している(がんが進行するとそうなる)様子は見られない。また食欲も十分にあり、そのうやうんち(今週は薬が効いてきれいになった)も問題ない。
 なので、しばらくは投薬して様子を見たい。
 この薬は抗がん剤とかではないので、いずれは進行していくことも考えておく必要はあるかもしれない。

という所見でした。

アルが子供の頃はとにかくやんちゃで、一緒のケージにいたころはココを怪我させてしまったり、飼い主が手乗りにしようとしても(本人は甘噛みのつもりでしょうが)あまり強く噛むので、あきらめざるを得ないほどでした。

 ただ、年とともに丸くなったというか、最近はココと一緒にいてもとなりで待ったりしているようなことが多くなってきました。飼い主にも噛みつこうとしないで、くちばしの表ですりすりしたりします。そんなときこっちは「よせやい、お前らしくない」と思ったりするのですが。。
2016年4月、旧宅の頃です。
オスのセキセイは蝋幕(嘴の上、いわゆる鼻にあたるところ)が綺麗な青色をしています。初代というか、アル達の前にいたペン殿もそうでした。
アルもお迎え直後は青色でしたが、次第にペンに比べてもすこしくすんだ感じがして、汚れがついたような感じになっていることが多くなりました。

旧宅の頃お願いしていたお医者さん(今の病院とは人的につながりがあります)がアルを見て、ちょっと険しい顔をして「もし蝋幕が茶色になるようだったら、すぐ連絡してください」と言っていました。

 これも2016年4月26日。ココが珍しく体調を崩して、飛ぶのが下手になってしまったころです。
 アルの蝋幕はこのようにくすんでいることが多く、表面も荒れ気味のことが多いのです。。他所の男の子が綺麗な蝋幕をしているのを見て、羨ましく思うことがありました。。
 
とはいえ、別に元気がないということはなくて、むしろ元気が有り余る感じでした。
 今、過去の写真をこうして見返していますが、あまり「生涯を振り返る」みたいにするのもなんなので、このくらいに留めておきます。。
とかいいながら、もう少し引っ張る。。
旧宅にいた最後の頃、2016年の12月。このあと実家でしばらく過ごしたり、また旧宅に戻してずっと留守番状態(1日1度しか会えなかった)が続いたりしていましたが、二人とも元気に頑張ってくれていました。。

現宅に越して、人間もかなりストレスを感じたので、鳥たちもどうかな。
と、心配していたのですが、幸いそういうことはなく、むしろアルの蝋幕は昔よりきれいになってきました。’17年7月17日。
同じころ、17年7月23日。色合いはカメラ(このときはPentax KP)のせいもあるので、これだけをみて判断はできません。が、そのころの印象として、旧宅時代よりもきれいになった感じがあり、環境のせいなのかな、と思っていました。
同じ日。こうしてみると本当にきれいだね。。

同年10月22日。
このあと冬の初め頃、また蝋幕が茶色くなる傾向があったのでお医者さんに行きました。翌年まで体重調整をはかりながら通院。
 いったん回復し、初夏のころにまた通院。この頃になると蝋幕は精巣がんの兆候ではなく、アルの代謝の問題ではないかとお医者さんもお話するようになりました。まあ大丈夫なのかなと。
 その反面、前述のようにだいぶおとなしくなってきたので、やはり彼なりに年取ってきているのかな、という気持ちも強くなってきました。やんちゃなころを知っているので、余計年を感じてしまいます。

本当は昨年も健診させたかったのですが、家族のけが等の事情もあり、行きそびれてしまいました。病院の診療日も変わって(日曜休診)、予約が取りにくくなったこともあります。

冒頭の写真が今年1月12日です。この頃は床に敷いている紙で遊ぶことに執心していました。いまは飽きたのかしていません。
2月上旬にはすこし元気がない様子がありましたが、これもいまはまあ普通です。


鳥さん関係のSNSに入ったころ、結構な頻度で落鳥した(亡くなった)、逃げてしまったという報告があり、最初はそれらを見るのが怖い感じがしていました。
 しかしまあ、出会いと別れは自然の摂理でどうしようもない。とにかく毎日お世話して、様子が変わればお医者さんに診せて治療してと、できることはそれだけです。今回はちゃんと様子がわかっているから(まあ本人が痛いとかしんどく思うとか、そういうのはわからないけど)。
 ペン殿のときはさすがに辛かったな。あれは本当に急だったし(その日の朝まで元気だった)、飼い主は仕事がピークで終電で、おまけに翌日はオペラ公演本番で舞台に立たないといけなかった( The show must go on!)。もうあれから6年になりますね。。
 余談ですが、数年前の写真を見返してみたら、色々と懐かしくなってしまった。住むところも働く場所も家族のことも変わったからなあ。。

 というか、アルはあんがいとこのまま、良くなったりちょっとあれだったりを繰り返していくのかもしれない。そこは全く分かりませんが。。
コメント
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