先日軽く触れたが、今の家の近くにある、小さな森の伐採が進み、もはや森とはいえないほどになってしまった。
実際、何か別の用途に使うために伐採しているのだろう。いくつかの大きな木は、区の指定樹木となっていてこれらは伐採できない。それ以外の、椿のような背の低い樹はみな切られてしまった。
公共の公園などでも、維持管理には相当の人手と費用を必要とするが、こうした都市部に「森」を維持して行くことの難しさは想像がつく。実際、持ち主の方と立ち話をしたことがあったが、自治体の人からも色々言われたり、たとえば台風の後など、落ちてきた枝や葉を掃除するだけでも大変な労力がいるのだそうだ。
美しい花を咲かせる桜も、虫がついたりして色々大変らしい。
理解はできるが、心情的にはやはり寂しいという気持ちをぬぐうことはできない。
などと、考えながらGoogle ストリートビューを見ていた。
今回初めて気がついたのだが、デフォルトでは最新の画像が表示されるが、同じ場所の過去の画像も見ることができるんですね。
毎日眺めていて、その場では変化に気が付いていても、忘れてしまっていた色々の事がよみがえってきて、かなり面白いです。
今は整骨院になっているところが、以前はコンビニだったりとか、いつも通る駐車場に止めてあった、古い車がいつごろまでそこにいたのかとか。
もっと些細なこと、いまはきれいに整備されているフェンスが、少し前まで赤さびた古いものだったりとか。毎日のように通っていたので、ディティールがよみがえってくる。
そんなものは写真にとらないですからね。
緑の話に戻ると、ストリートビューの最も古い画像は8年ほど前ですが、その頃はかなり緑豊かだったらしい。いつの間にか、随分と変わってしまっていたのだ。