先日のお客さんに、お夜食用に用意していた材料がそのまま残ってたので、きょうは二人で平らげます。
中国料理の、小麦粉をうすく伸ばして焼いたものが「餅(ピン)」ですが、ウー・ウェンさんによれば、春餅というのは、料理としての食べ方の名前で、この皮そのものは「荷葉餅(ホウイエピン)」というのだそうです。
北京ダックのときに鴨肉を包む、あれです、つまり。
鍋に細かく叩いた豚バラを炒め、端によせておき、にんにく、豆板醤、豆鼓、赤みそを順になじませ、砂糖少々を入れて、照りを出す。
そこへ、細かく刻んだショウガ・ネギ・セロリ・もどしたシイタケ・タケノコなどを順番にいれて、ていねいに炒めます。
これが、メインになる「肉みそ」ですが、ほかにもやし炒め、ピーマンの細切り炒め、ニラ玉などを作っておきます。
皮になる「餅(ピン)」は、薄力粉を熱湯でこね、弾力が出たら、細ながーくして七五三のあめの太いのみたいな形にし、それを金太郎飴のように切っていきます。
皮になる「餅(ピン)」は、薄力粉を熱湯でこね、弾力が出たら、細ながーくして七五三のあめの太いのみたいな形にし、それを金太郎飴のように切っていきます。
断面を手のひらでおさえて、小さなビスケットのようになったら、片面にサラダ油をつけ、油の面をあわせるように2枚合わせにして、そのまま麺棒で伸ばします。
うすく伸ばしたのを、2枚合わせのまま、テフロンのフライパンで焼きます。
焦げめがついたら、お皿にとって、熱いうちにはがしておきます。
できあがったパーツを、テーブルに並べて、好きなものを好きなように組み合わせて餅(ピン)にのせて、細ネギの長く切ったのをいっしょに巻き込んで食べます。
できあがったパーツを、テーブルに並べて、好きなものを好きなように組み合わせて餅(ピン)にのせて、細ネギの長く切ったのをいっしょに巻き込んで食べます。
レタスやチマサンチェのような、生の葉っぱがあれば、いっしょに使うのもいいです。
つまり、中華版手まきずしといった趣き。
これ、ビールにはよさそう。
by sesenta | | シンプル晩ごはん