昔、知り合いがやっているAというレストランに時々行っていた頃、お勘定をお願いするたびに、「今日は、誰が払うの?もし、君が払うのなら言ってよね。」と言われた。
「仕事だから、お客様が払うから。どうもありがとう。」と返していた。
ある時、この話を、家に帰ってイタリア人のダンナにした。
Aに行くたびに、いつも優しくそう言われる。私が友達と行って、自腹の時には、きっと安くしてくれるだろう、と。そうしたら、笑われた。ダンナ曰く、反対だよ、と。何が反対??と思ったが、つまり、それは、プライベートの時は、少し安くするかもしれないけれど、仕事なら、少しくらい高くてもいいじゃない、ということらしい。
ダンナもAの店主を知っている。なるほど、そう言われれば、そうかも。。と思うことも出てきた。
前にも書いたが、イタリアのレストランは、頼んだ合計額通りに行かなくても不思議じゃないし、お勘定とメニューをいちいち見比べたりしない。だから、少しくらい高い金額を請求しても、バレない確率の方が高いわけである。
もし、見比べて間違いを発見しても、店主に「いやー、間違えただけ、悪いねぁ、よく間違いを発見したねぇ、ありがとう、ありがとう。」などと言われれば(こういう場合、イタリア人はやたら饒舌になる)、それ以上責められない。
なるほど。以来、誰が払うの?とレストランに聞かれるたびに、どちらの意味で聞いているのだろう?と考えてから答えを言うようにしている。
「仕事だから、お客様が払うから。どうもありがとう。」と返していた。
ある時、この話を、家に帰ってイタリア人のダンナにした。
Aに行くたびに、いつも優しくそう言われる。私が友達と行って、自腹の時には、きっと安くしてくれるだろう、と。そうしたら、笑われた。ダンナ曰く、反対だよ、と。何が反対??と思ったが、つまり、それは、プライベートの時は、少し安くするかもしれないけれど、仕事なら、少しくらい高くてもいいじゃない、ということらしい。
ダンナもAの店主を知っている。なるほど、そう言われれば、そうかも。。と思うことも出てきた。
前にも書いたが、イタリアのレストランは、頼んだ合計額通りに行かなくても不思議じゃないし、お勘定とメニューをいちいち見比べたりしない。だから、少しくらい高い金額を請求しても、バレない確率の方が高いわけである。
もし、見比べて間違いを発見しても、店主に「いやー、間違えただけ、悪いねぁ、よく間違いを発見したねぇ、ありがとう、ありがとう。」などと言われれば(こういう場合、イタリア人はやたら饒舌になる)、それ以上責められない。
なるほど。以来、誰が払うの?とレストランに聞かれるたびに、どちらの意味で聞いているのだろう?と考えてから答えを言うようにしている。