乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

桜に思う 4  『ご卒業式の皆さまへ』

2009-03-24 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

     

               images images images images images

 さくらに思う 1 ↓

 http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/07a096d2d485cff74934ef2b1b9b65d5

 さくらに思う 2 ↓

 http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/2988a26e0215204d7c1bfb36a7e31ca5

 さくらに思う 3 ↓

 http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/f8d18310521fcbccfed969e705c8c34f

     

 桜に思う 4

 

 桜を題材とした歌は多い。

 こどものころ歌った、『さくらさくら~』

 あの歌は、本当はなんという歌だったのだろう。

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 そういうと 河口京吾と森山良太郎という歌手がいたかな。

 同じ時期に流行ったように記憶している。

 河口京吾は『桜』、森山良太郎は『さくら』なんだね。

『桜』と『さくら』では響きも感じ方も違うね。

 人は詩にする場合、『さくら』を使う場合も多いな。

       images images  

 そういうと今日は 大学の卒業式が多いそうだね。

 卒業の皆さん、おめでとう^^

 どんな試練があろうとも

 これから 一歩一歩

 自分の足で歩いていくんだよ。

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 詞&曲 河口京吾   『桜』

  僕がそばにいるよ 君を笑わせるから

  桜舞う季節かぞえ 君と歩いて行こう

  僕がそばにいるよ 君を笑わせるから

  桜舞う季節かぞえ 君と歩いて行こう

 

  まぶしい朝は 何故か切なくて

  理由を探すように 君を見つめていた涙の夜は  

  月の光に震えていたよ  ふたりで・・・

 

  僕がそばにいるよ 君を笑わせるから

  空のない街抜け出し 虹を探しに行こう

  いつもそばにいるよ 君を笑わせるから

  やわらかな風に吹かれ 君と歩いて行こう

 

  君と歩いて行こう

  Ah 君がいる  

  Ah 君がいるいつもそばにいるよ

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41: フィードに出る前に読んでおく本 『調査されるという迷惑』  安渓遊地 著

2009-03-24 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真はイラン。農家の方が、駱駝のふせを見せて下さった。2007年分

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2009年度 41冊目  

 

  フィードに出る前に読んでおく本

    『調査されるという迷惑』

 

 安渓遊地 著 

 みずのわ出版

 2008年4月8日 第1版

 1000+税

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 本日二冊目は、フィードに出る前に読んでおく本 『調査されるという迷惑』

 この本もためになった。

 多くを語るのはよそう。

 一旦記録したものを、消す・・・。

 

 兎に角、勉強させられた一冊。

 いつもは本は遊びで楽しんでいたが、楽しいとともに、実用的な秀作であった。

 

 今回も記録のみにて、失礼いたします。

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『 葛城市歴史博物館 』 奈良県葛城市忍海

2009-03-24 | 美術・文様・展示物

(写真は奈良・葛城地区南部。

 メモリーカードの不手際でカメラは使えず、携帯電話で撮す)

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      葛城市歴史博物館  

 

 久しく 博物館を訪れる。

 葛城市歴史博物館は数こそ多くは無いが、私にとって興味深い文様や 初めて見る『鉄滓(てっさい)』などがあった。

『鉄滓』とは鉄・青銅器を作る際にでる鉄くずのこと。

 古墳の中から見つかったと記され、驚く。

 古墳には鉄など、当時貴重な品として古墳におさめられたことは有名だが、鉄くずまで入れられているとは知らなかった。

 私は古墳のことを全く知らない。

 

 寺口忍海古墳を連れていただいた際、葛城市歴史博物館学芸員の神庭先生にこんな話しを聞かせていただいた。

 要約を記しておこう。

    ====================

 寺口忍海古墳では鉄くずが出土。

 鉄・青銅器を作る オシミン族の親方の当時の力を示した古墳

    ====================

 

 神庭先生には 博物館であらかじめ興味を持っていた『鉄滓』のことを、古墳を前にして ご説明いただいた。

 感慨深く、また、感謝の念は深まる。

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 文様で興味深かったのは、

  八弁素弁連華紋軒丸瓦

  復弁素弁連華紋軒丸瓦

  唐草紋軒平瓦

  葡萄唐草紋軒平瓦

など。

 これらはいずれもペルシャ文様。

 イランの複数遺跡や複数博物館でも 度々見ることができる。

 瓦としては他に、鬼瓦などもあった。

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 当麻寺の漆器は信仰の場にも使用されていたという。

 当麻寺といえば、『中将姫一代記』もあった。

 これも興味深い。

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 楕円形埴輪、鰭付円筒埴輪は新庄寺口古墳群から出土したもの。 

 これらは後には「棺」に転用されたという。

 当麻寺の漆器の信仰使用や楕円形埴輪、鰭付円筒埴輪の棺転用など、民俗学の立場から考え遊んでも 誠に興味深い。

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 焼けこげた置音寺仏頭(ちおんじぶっとう)は、頭部が心なしか長めなのが特徴。

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 長持形石棺材は兵庫県でとれる「流紋石」だという。

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 鳥ノ山古墳群から出土された『四獣鏡』はわずか4㎝~5㎝。

 小さいながらも美しい。

 私は聖獣が好きだが、『四獣鏡』の場合は 中には判断が難しいものもある 動物と認められる柄が、四方に位置する。

『四獣鏡』は今までにも見たが、何度見ても楽しいものだ。

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 竹内街道接待所の勧進帳を目にしたときには、心が高鳴る。

 そういうと四月は歌舞伎チャンネルで松本幸四郎丈の東大寺一〇〇〇回記念の『勧進帳』は早々と放映される。

『勧進帳』とあらば、妄想は尽きない。

 竹内街道接待所の勧進帳の展示ケースにも興味深いものが多かったが、時間が足りない。

 私は美術館や博物館にいると、心落ち着く。

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 最後になりましたが、今回『葛城市歴史博物館』に連れて下さった関係者の皆さま、貴重な経験をさせていただきまして、感謝申し上げます。

 葛城市歴史博物館学芸員の神庭先生、いろいろと教えていただきました諸先輩方、楽しい時間をともに過ごさせていただきました皆様方に、心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

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  葛城市歴史博物館

 〒639-2123 奈良県葛城市忍海250番地1     

   電話 0745-64-1414     

   FAX 0745-62-1661

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40: 道辺の男女神 『道祖神』  京都書院アーツコレクション168

2009-03-24 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

         

(写真はニヒル・ウィルタ両民族の 「偶像」。

 道祖神ではありません。

 大阪の民族学博物館にて)

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2009年度 40冊目  

 

  道辺の男女神 『道祖神』

 

 京都書院アーツコレクション168  

 京都書院発行

 森田拾史郎 著

 金森敦子 解説

 平成10年9月1日 第1版

 1000+税

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 道辺の男女神 『道祖神』を楽しむ。

 写真が楽しく、先日から何度も見ては遊んでいた本。

 

 解説は最近注目している 金森敦子女史。

 近いうち、この人の本も選び 読みたい。

 

 説明では

   塞の神=道祖神=道の神

といった単純な者ではなかったとある。

 

 都に疫病→人型(疫病を移して捨てる)

 巨石、道反之大神になぞらえる 

    →神体として丸石や陰陽に似た石

     『古事記』

 

 境界無き時代  240~

  気の人形

  丸石や陰陽石

     『信貴山縁起絵巻』

  ↓

  男女二神像   142~

  道切り

 

 六道輪廻  250~

  六道の辻

  六観音・六地蔵 → 道陸神(どうろくじん)

  上は正且つ日に投げ込まれる

       → ドンド焼き

  

 以上が特に興味深かったところ。

 

 今回も記録にみにて 失礼申し上げます。

 

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