(写真は今年二月に行った、中国山西省の博物館で見た版画)
記録だけ
2008年度 76冊目
明治大学公開文化講座 Ⅱ
『ことば・まつり』
発行 明治大学人文科学研究所
風間書房
昭和59年10月5日 第1版発行
1200円+税
『ことば・まつり』も 近隣図書館には無かったため、大阪府立図書館に借りていただいた。
明治大学公開文化講座 Ⅱ『ことば・まつり』を、昨日から今朝にかけて 読む。
明治大学公開文化講座シリーズは『悪』を初めとして、五冊目にあたる。
『ことば・まつり』は、八部構成。
歌舞伎や神楽、能や相撲などの話は何度読んでもわくわくする。
でも、そろそろ宮田登氏に戻る時期か・・・。
五、『古墳祭祀と埴輪の世界』 大塚初重(女)氏 は面白かった。
六、『まつりと演劇』 菅井幸夫氏 のはなしはのめり込んでしまうな。
この本の前半の四講演は「ことば」、後半はまつりに絞られている。
家族は『一、明治文学における・・・云々』大島田人氏の鴎外についてなどを読み、
「これおもしろいわーー。」
といっていたが、
『読みかけの本を途中で取り上げないでよね。』
と内心 家族をしかる。
私としては待ってましたの、後半部 まつりに関する四講演であった(笑)
明治大学公開文化講座は古いものでも内容は濃い。良い講演も多い。
一講演二時間の公開の講演が、自宅で気軽に、しかも無料となると、利用しない理由はない。
一講演最低2千円として・・・、交通費2千円、お茶代千円・・・とすると、締めて5千円。今まで24講演分くらいを読んだので、結構な節約だ。
5千円×28講演=14万円
我ながら、せこい。
『わぁい!14万円の節約だぁ~~。この浮いたお金で、又、芝居をみよう・・・。』
とらぬ『ぬき』 鳥羽ば『た』いて 夢を見る
・・・・・・乱鳥、妄想は尽きぬ。
感じで 書かれているのでしょうか?
5千円×28講演=14万円の ところが
面白くて 笑ってしまいました。
浮いた お金で 大好きな お芝居
沢山 見てきてくださいね。
元は公開講座なので、楽しくって・・・。
大学、もう一度行きたいな・・・。
今度こそ、まじめに勉強するのにな?!(爆)
みきさん、コメントの返事、遅れて、御免ね!
気になります。
返事が遅くなってすみません。
昨日(9日)、歌舞伎に行ってきました。
『黒手組郭達引』にタイガースやフライドチキンのカーネル・サンダース人形の押しつけ?が入り、正直 疲れて帰ってきました。(8日までとかってに思いこんでいたのです。)
菅井幸雄先生の抗議を受けられたとは・・・うらやましいです。ご存じの内容だと思います。申し訳ございませんございません。
少しだけ、書きたいと思います。
1、フィレンツェの体験
ドルトの考え
19世紀まで(舞台で演技→そのもも観客に受け止められていた。)
20世紀(創造者の考え通り→観客は受けとら無い)
2.鑑賞行為の二重性
ドルト(民衆演劇運動に注目)
ブレヒト(劇場・舞台の外の市民運動と劇場内の市民運動を一体化という叙情的演劇の中で目指す。)
みる人間が二重構造を持ってみている。→自然主義が舞台を実現したような、創造と客席の一体化という現象は成り立っている。
ドルト(ある種の社会的な判断を持たざるをえないある政治的な状況の中で、作っている人間と見る人間との間の一体化)
4、日常の見直し
毎日のくりかえし→演劇によって形象化
5、日常性演劇の登場
ドルト
日常
1/個人的
2/小状況(家族や職場など)
舞台表現
6、共同体としての「合意」
例・イプセン(自然主義)から始まり、日本の演劇界(舞台と観客は一義的なものとして考えるが、実際そうなってない)
7,まつりの参加と視点
演劇の歴史
模範理術から始まる。
五穀豊穣
神
自分をてんか
神迎え
神遊び
神おくり
『演劇と日常生活・昨日、そして、今日』(フィレンツェ国際演劇研究会議のテーマ)
「日常の演劇」
「労働生活と家庭生活との弁償的名関係」
9.集団の新しい形成
観客の立場から→何を見せてもらえるか
我々が自覚する頃により、劇場空間とか時間というものを発見し 作ることが可能ではないか。
10、まつりの独自な変貌
まつりと演劇の違い→儀礼性を持っているか、いないか。
演劇(自然主義通過)
まつり(儀礼性、しきたり)
闘いうどん様
とりとめなく、書き出しました事を、お詫び申し上げます。
菅井幸雄先生のお話は この本では、25ページ。時間にして1時間半の講演と30分の質疑応答だそうです。
以前の話ですが・・・
私が後藤ひろひとさんも とても好きです。
あの方の笑いは、肌に合うように思います。
同じく『発熱猿人ショー』だったかも、好きでした・・・。
もっと見たかったです。
長文失礼いたしました。
お読み下さいまして、ありがとうございました。
お仕事、頑張って下さいね!
私は十年ぐらいまえに後藤さんの演出する舞台に立ったことがあります。
闘いうどん様はいろいろとご経験なさっているのですね。観てみたかったです。