『吉原細見』とは 蔦屋 重三郎 1-3
『吉原細見』は、1732年から年に2回発行された吉原遊廓の詳細な案内書。
遊女の名前や料金、妓楼(遊女が所属する店)、茶屋などの情報が網羅されており、初期は一枚摺り(ポスターのような形)で発行された。
享保年間(1716年〜1736年)には冊子型に進化。
この形式変更により、内容がさらに充実し、利便性も向上。
『吉原細見』は1880年代まで発行が続き、約150年もの間、江戸の遊廓文化を支えた。
『吉原細見』の中心的な役割を果たしたのが、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)。
蔦屋重三郎は1772年、吉原の近くで書店を開業。
翌年には「吉原細見」の販売を開始し、吉原遊廓に関する情報を広める役割を担いました。
蔦屋重三郎の『吉原細見』は正確性や信頼性が高く、訪問者だけでなく地元の人々からも支持を集めた。
一方、江戸時代は出版文化が花開いた時期でもあり、多くの人々が娯楽や情報を求めていた。
平賀源内のごひいきだったと云う、瀬川菊之丞の役者絵(浮世絵)
田沼意次について
金々先生造化夢 読了 16 金々先生造化夢 口上(十五丁裏) 山東京伝 作 北尾重政 画 寛政6年 版元 蔦屋重三郎
蔦屋 重三郎(つたや じゅうざぶろう) 1 ~吉原時代 金々先生造化夢
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