2011年度 5
『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から 「田舎芝居」
浜田 啓介 中野 三敏 校注
『異素六帖 ; 古今俄選 ; 粋宇瑠璃 ; 田舎芝居』から
「田舎芝居」
中野 三敏 校注
千差万別・天竺老人
筆者 狐面堂柳郷
新日本古典文学大系 82
P、325~355
岩波書店
1998年
(P,488)
一作読むのに結構時間がかかるのとまとめると見失い忘れてしまうのとで一作ずつ記録していると早5番目になってしまった。
この記録方法はちょっと問題か…と不安。
まぁ、いいか、お気楽にと笑顔でごまかす。
「田舎芝居」も、気になるところ、おもしろいところがいっぱいで、読書を中断できないのが欠点。
うれしい悩み。
かけ合せりふ (P.349)
曾我十郎 守山平介
同 五郎 内山金三良
夫(それ) 桃栗三年柿八年。梅は酢(すい)とて十八年。けふ吹かへすあまぼしの。 かきたくる程肝玉が。焼て頬さが赤沢山。おらが親仁(おやじ)の河津(かわづ)殿。柏が峠で猪狩の。列卒(せこ)に出られた帰り懸。椎の実取てくふ所を。 蜂に………
↑
あはは。
おっと、危ない!「 蜂に………」からは省略省略。
という訳で、「田舎芝居」もおもしろく,解説を読みつつたどたどしくではありますが、一気に読みました。
後序の「大癇癪の岩戸隠れ」はどこぞで使えそな使えなさそうな…。
「田舎芝居」全体を通して、誰ぞに話したくてうずうずする言葉多し。
今回も記録のみにて失礼申し上げます。
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