そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#4.0735-4.0736

2009年11月01日 |  / 万葉集
11/1
「春日山霞たな引き心ぐく照れる月夜に独りかも寝む
(同じ坂上大嬢が家持に贈れる歌一首 #4.0735)」
「春日山に霞たなびき情緒あり照れる月夜に独り寝るのか()」
「月夜には門に出で立ち夕占ユウケ問ひ足占アウラをぞせし行かまくを欲ホり
(また家持が坂上大嬢に和ふる歌一首 #4.0736)」
「月夜には玄関に出て占いを色々とする行きたく思い()」
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万葉集#4.0737-4.0740

2009年11月01日 |  / 万葉集
11/1
「若狹路に後瀬の山があるという何でそう呼ぶいわれ聞きたし
(同じ大嬢が家持に贈れる歌二首)」
「かにかくに人は言ふとも若狭道の後瀬ノチセの山の後も逢はむ君
(歌1/2首 #4.0737)」
「いかように人は言うとも若狹路の後瀬の山のごとく逢いたい()」
「世の中の苦しきものにありけらく恋に堪へずて死ぬべき思モへば
(歌2/2首 #4.0738)」
「世の中で苦しき恋で死ぬ思えば堪えられぬもの何もないかな()」
「後瀬山今の小浜の城山に比定されおり有名らしき
(また家持が坂上大嬢に和ふる歌二首)」
「後瀬山後も逢はむと思へこそ死ぬべきものを今日までも生けれ
(歌1/2首 #4.0739)」
「後の世に必ず逢わんと思えこそ死ぬべきものを今日まで生きん()」
「言のみを後も逢はむとねもころに吾を頼めて逢はぬ妹かも
(歌2/2首 #4.0740)」
「言葉のみ後で逢わんと親しげに当てにさせては逢わぬ君かも()」
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