万葉集#11.2433-11.2435

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「水の上ヘに数書くごとき我が命妹に逢はむと祈ウケひつるかも(#11.2433)」
「水上に数書くようなわが命彼女に逢いたいと祈っています()」

「荒磯アリソ越えほかゆく波の外心ホカココロ吾アレは思はじ恋ひて死ぬとも(#11.2434)」
「荒磯越え外海を行く波のごとわは思わず恋して死ねど()」

「淡海アフミの海ミ沖つ白波知らねども妹がりといへば直タダに越え来ぬ(#11.2435)」
「琵琶湖なる沖の白波どこいくか妻のもとならすぐに越え行く()」