皆既月蝕

12/11
「十日夜皆既月食赤い月一時間ほど見えるといえる(10年に一度の天体ショー)」
「新神戸降りる頃にはショー半ばどれ程欠けて赤みかかるか(10日、10:21着)」
「家に着き月眺めれば月蝕も後半にいり顔覗かせる()」
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万葉集#11.2451-11.2453

12/11
「天雲の寄り合ひ遠み逢はずとも異アダし手枕吾まかめやも(#11.2451)」
「天雲の寄り添い遠く逢わぬとも違う手枕するものかいな()」

「雲だにもしるくし立たば心遣り見つつし居らむ直に逢ふまでに(#11.2452)」
「雲でさえ空に浮かべばこころ遣り直に逢うまで見ておりましょう()」

「春柳葛木山に立つ雲の立ちても居ても妹をしそ思モふ(#11.2453)」
「春柳葛城山にたつ雲の寝ても覚めても妻を思える()」