そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

白鳥の陵(12 景行-8)

2014年12月12日 |  / 古事記・古代史

2014/12/11

「能褒野にて倭建は亡くなって倭から来る彼の妻子は()」

「陵つくりまわりのたんぼにはらばって哭ミネナカしつつ歌詠みたまう()」

なづきの田の 
稲幹イナガラに、 稲幹イナガラに 
蔓ハひ廻モトホろふ 野老蔓トコロヅラ
(歌謡番号35)」


「八尋なる白鳥になり天翔けて浜に向かって飛びたてり(白鳥は倭建の象徴)」

「飛翔する白鳥追いて妻子らは足傷付くも忘れ追いたり()」


浅小竹原アサシノハラ 腰なづむ 
虚空ソラは行かず 足よ行くな
(歌謡番号36)」


「さらに行き海に至りて水に入り進みたれども難渋したり()」


海処ガ行けば 腰名づむ 
大河原の 植草 
海処は いさよふ
(歌謡番号37)」


「白鳥が浜から飛びて岩多い磯にいるとき歌詠める()」


浜つ千鳥 浜よ行かず 磯伝ふ
(歌謡番号38)」


「この四歌建を送る葬儀にて今も歌える大御葬オホミハブリに()」

「白鳥は河内の志幾に飛んでいき皆は作れる『白鳥御陵』()」

「然れどもなお天翔り飛びいでていづこの地へか行ってしまいき()」

「建にと恒に随きたる膳夫カシハデは七拳脛なる久米の祖という(国の平定で全国を回っていたとき)」


 

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