そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

稲吼える

2015年09月17日 | 日めくり帖

2015/09/17

「良寛は稲が吼えるを聞かんとて終夜田のなか彷徨したり()」

「泥被る稲から吼える声聞けず弱く咳き込む音の聞こえる()」

「一粒を百の手間かけ育てたる最後の行のならざる悲劇(『一粒百行』)」

「新米の其の一粒の光かな(高浜虚子)」


 

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