2020/04/14
「はじめての本出版と知らせ来る電子書籍で翻訳ものと
[佐竹氏、『ビクトリア女王伝』思わず購入、][出版]」
「フランスもイギリスなども生臭く野蛮でわれは近づけはせぬ[不思議ではある][国際]」
「博愛やジョンブル気質振りかざし幾多の国を植民すあれは野蛮でなくてなんなの[][国際]」
「『ああ無情』日曜夜の楽しみもあの不条理と人も荒めり
[教会の神父さんは荒んでいないが][フランス]」
「あのガロア死にし因果に納得がいかぬわたしは誤りしかな[][フランス]」
「ペタンクの練習あとにKindleを開けて読める友の著作を[『ヴィクトリア女王伝』を][読書]」
「われもまた二冊の著作ありますがメジャーデビューになってはいない[今後の課題][読書]」
「佐竹氏の電子書籍の出版は自分のことのように嬉しい[もう少し詳細を調べよう][出版]」
2020/04/15
「年取りて妻が先逝き愕然と都に帰るは強き希望で
[天平二年(730年)庚午冬十二月太宰帥大伴の卿の京に向きて上道ミチダチする時に
よみたまへる歌五首][万葉]」
「我妹子が見し鞆之浦の天木香樹ムロノキは常世にあれど見し人ぞなき[#3.0446][万葉]」
「吾妹子の見た鞆之浦の天木香樹ムロノキはあの世にあれど見た人はなし [超訳][万葉]」
「鞆之浦の磯の杜松ムロノキ見むごとに相見し妹は忘らえめやも[#3.0447][万葉]」
「鞆之浦の磯の杜松ムロノキ見るたびに一緒に見たる妻忘れられない[超訳][万葉]」
「磯の上に根延ハふ室の木見し人をいかなりと問はば語り告げむか[#3.0448][万葉]」
「磯の上に根を延ハふ室の木を見しはいかがと問はば語り教えよ[超訳][万葉]」
「なぜかくも天木香樹ムロノキのこと取り上げるその木のことは吾は知らない
[右ノ三首ハ、鞆浦ヲ過ル日ニ作メル歌][万葉]」
「妹と来コし敏馬の崎を帰るさに独りし見れば涙ぐましも[#3.0449][万葉]」
「妻と来た敏馬の崎を帰るときひとりで見れば涙ぐみます[超訳][万葉]」
「行くさには二人我が見しこの崎を独り過ぐれば心悲しも[#3.0450][万葉]」
「行くときは二人で見ましたこの岬一人で過ぎるはこころ悲しい[超訳][万葉]」
「敏馬埼神戸市灘区の摩耶埠頭今は埋め立てられて面影はなし
(西郷川加工辺り、岩屋中町に敏馬神社がある)
[右ノ二首ハ、敏馬埼ヲ過ル日ニ作メル歌][万葉]」
2020/04/15
「この挽歌かなり気合いが入りたり三中と龍麻呂如何な関係
[天平元年己ツチノトミ、攝津国の班田アガチダの史生フミヒト丈部龍麻呂ハセツカベノタツマロ
自経死ワナキし時、判官大伴宿禰三中がよめる歌一首、また短歌][万葉]」
「天雲の 向伏ムカフす国の 武士と 言はえし人は 皇祖の 神の御門に 外重トノヘに
立ち侍ひ 内重ウチノヘに 仕へ奉り玉葛 いや遠長く 祖の名も 継ぎ行くものと
母父に 妻に子どもに 語らひて 立ちにし日より 足根タラチネの 母の命は 斎瓮イハヒヘを
前に据ゑ置きて 一手には 木綿取り持ち 一手には 和細布ニキタヘ奉り 平けく
ま幸くませと 天地の 神に祈コひ祷ノみ 如何にあらむ 年月日にか 躑躅花 にほへる君が
にほ鳥の なづさひ来むと 立ちて居て 待ちけむ人は 王の 命畏み 押し照る 難波の国に
あら玉の 年経るまでに 白布の 衣袖コロモテ干さず 朝宵に ありつる君は いかさまに
思ひませか うつせみの 惜しきこの世を 露霜の 置きて去にけむ 時ならずして
[#3.0443][万葉]」
「天雲の 向伏ムカフす国の 武士と 言はえし人は 皇祖の 神の御門に 外重トノヘに 立ち侍ひ
内重ウチノヘに 仕へ奉り[超訳:勇敢な武士として天皇に仕えた][万葉]」
「玉葛 いや遠長く 祖の名も 継ぎ行くものと 母父に 妻に子どもに 語らひて
立ちにし日より[超訳:名誉に代えて頑張ると出発した][万葉]」
「足根タラチネの 母の命は 斎瓮イハヒヘを 前に据ゑ置きて 一手には 木綿取り持ち
一手には 和細布ニキタヘ奉り 平けく ま幸くませと 天地の 神に祈コひ祷ノみ
[超訳:母は亀を前に木綿や絹を供えて神に祈った][万葉]」
「如何にあらむ 年月日にか 躑躅花 にほへる君が にほ鳥の なづさひ来むと
立ちて居て 待ちけむ人は 王の 命畏み 押し照る 難波の国に あら玉の 年経るまでに
白布の 衣袖コロモテ干さず[超訳:天皇のために頑張った][万葉]」
「朝宵に ありつる君は いかさまに 思ひませか うつせみの 惜しきこの世を 露霜の
置きて去にけむ 時ならずして [超訳:あっと言う間に逝ってしまった][万葉]」
「龍麻呂タツマロはいずこにありて何をしたとき許すなら調べてもみん[反し歌][万葉]」
「昨日こそ君は在りしか思はぬに浜松の上の雲に棚引く[#3.0444][万葉]」
「昨日まであなたはいたと思うのに浜松の上の雲とたなびく[超訳][万葉]」
「いつしかと待つらむ妹に玉づさの言告げず去イにし君かも[#3.0445][万葉]」
「いつ帰る嫁は待ちしを遺書さえも残さずいったあなたであるよ[超訳][万葉]」