そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

小さなマスク(04/20)

2020年04月20日 | 日めくり帖

2020/04/20

「幼子の小さき顔にフィットしたマスクはたぶんママのお手製[][日めくり]」
「買い物に行くにマスクを着け忘れ罪人のごとレジに並べり[][日めくり]」
「ウイルス禍すぎれば吾はティーラーに脱皮をしては空高く飛ぶ[][日めくり]」
「ティールする動画をアップネットへと妻のナイスの声も入りたり[][日めくり]」

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安積親王挽歌(#3.0475-#3.0477)

2020年04月20日 |  / 万葉集

2020/04/20

「一説に安積親王毒殺の噂があって挽歌注目
 [天平十六年(744)甲申春二月、安積皇子の薨へる時、内舎人大伴宿禰家持がよめる歌六首][万葉]」

「かけまくも あやに畏し 言はまくも ゆゆしきかも 我が王 御子の命 万代に
  食ヲしたまはまし 大日本オホヤマト 久迩の都は 打ち靡く 春さりぬれば
山辺には
  花咲きををり 川瀬には 鮎子さ走バシり いや日異ヒケに 栄ゆる時に 逆言オヨヅレの
  狂言タハゴトとかも 白布に 舎人装ひて
和束ワヅカ山 御輿ミコシ立たして 久かたの
  天知らしぬれ 臥い転び 沾ヒヅち泣けども 為むすべもなし[#3.0475][万葉]」
「かけまくも あやに畏し 言はまくも ゆゆしきかも
 [超訳:口にするのも言いようもなく恐れ多い。ことばにしようにも憚られる][万葉]」

「我が王 御子の命 万代に 食ヲしたまはまし 大日本オホヤマト 久迩の都は 打ち靡く
  春さりぬれば 山辺には 花咲きををり 川瀬には 鮎子さ走バシり
いや日異ヒケに
  栄ゆる時に[超訳:大君の万代に食すと春になり日に日に期待高まるという][万葉]」

「逆言オヨヅレの 狂言タハゴトとかも 白布に 舎人装ひて 和束ワヅカ山 御輿ミコシ立たして
 [超訳:おぞましく白装束で和束山御輿をたててお送りしたり
][万葉]」
「久かたの 天知らしぬれ 臥い転び 沾ヒヅち泣けども 為むすべもなし
 [超訳:永遠に天に昇りてわれわれは倒れ哭いてもなす術もなし][万葉]」

「親王の死は突然で家持ら落胆ぶりが半端ないなり[反し歌][]」
「我が王天知らさむと思はねば凡オホにぞ見ける和束杣山ソマヤマ[#3.0476][万葉]」
「親王が死んでしまうと思わなくボヤーと見てた和束杣山ソマヤマ [超訳][万葉]」
「足引の山さへ光り咲く花の散りぬるごとき我が王かも[#3.0477][万葉]」
「全山が光輝く咲く花が散ったようなる大君は[超訳][万葉]」
「この後に三月二十四日の歌のあり悲しみ度合い推し測るべし
 [右ノ三首ハ、二月三日ニ作メル歌][万葉]」


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