2015/11/11
「きみの愛わが死のあとにひきずるなわたしの肉が朽ちるまでだと(#71イントロ)」
「さかしらな世間が君を覗き込みわたしを種に笑うは困る(#71)」
「亡骸のそばに埋めよという名とはペン名なのか本名なのか(#72イントロ)」
「書きもので恥をさらせりこのわれはつまらぬものを愛せば君も(#72)」
「吾の中に君が見るもの秋であり夕暮れであり消えゆく焔(#73イントロ)」
「世の無常見るゆえ君はなおさらに愛を強めて別れを惜しむ(#73)」
「肉体は死んでしまえば蛆虫の餌にすぎないよきは汝のもの(#74イントロ)」
「魂があるから肉体意味があるわが魂はこの詩でありし(#74)」
「わが思い君との間で葛藤し常に満たされることはなかりし(#75イントロ)」
「日々に餓え日々に満ちるを繰り返しすべて食らうがすべて失う(#75)」
「わが詩にはいつも着古しきせているわたしのテーマは君への愛だ(#76イントロ)」
「陽は日々に新たで古いわが愛も語りしことを語り続ける(#76)」
「記憶にはとどめきれないことあらば紙に記せよ中で育てり(#77イントロ)」
「鏡とか日時計知らせる滅びなど手帳に書けば豊かになれる(#77)」
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