そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

沙翁のソネット#64 ~#70

2015年10月25日 |  /シェイクスピア

2015/10/25


「いにしえの建築物やそびえ立つ塔も滅びる時の前では(#64イントロ)」
「時の神愛するものを奪いさり死の宣告をされて泣くだけ(#64)」

「強固なる城門さえも時という槌が壊すを邪魔立てできぬ(#65イントロ)」
「ぬばたまの黒きインクの中でしか時に勝れる美はなかりしか(#65)」

「オクシモロン真逆が幅を聞かす世にうんざりとして安らぎ求む(#66イントロ,
  学芸が時の権力に口を塞がれ、愚昧が学者づらして才能に指図をあたえetc)」
「不条理にうんざりとして死をのぞむただ愛す人残すが辛い(#66)」

「なにゆえに腐敗堕落と共に生き悪徳などとつきあう彼は(#67イントロ)」
「末世に彼女が彼を残すのはかっての栄華示さんがため(#67)」

「偽りの美がすこしずつはばかりて頬や髪にと現れ出でる(#68イントロ)」
「縮図とて彼は生かされ示したり昔の美とはいかにあるかと(#68)」

「完璧なあなたの美をも雑草の臭いを足して犯してしまう(#69イントロ)」
「君の持つ匂いは姿にそぐわぬは雑草どもと交わるからだ(#69)」

「美しい人はいつでもやり玉も心清けりゃ勲章ものだ(#70イントロ)」
「もし君の姿に悪意の影なくばきみはひとりで清廉なまま(#70)」





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